Aterm(MR04LN)SIMフリーのレビュー

4Gモバイルルータの1つの到達点

レビューする 端末

Aterm(MR04LN)SIMフリー
NEC
Aterm(MR04LN)SIMフリー

通信キャリア

mineo(docomo)

サブ通信キャリア

mineo(au)

総合評価

5.0

マイそくをフル活用するために中古で購入。2022年夏現在、本体だけで良ければ5000円も出せば余裕で買える。
本体タッチでもある程度設定が出来るとは言え、ブラウザからログインして使う管理画面の使い方はクラシックなAtermルータそのものなので、慣れてる人ならそっちの方がサクサク触れるはず。

デフォルトの設定では性能がそこそこ制限されているのだが、
「屋外5GHzオン」
「送信出力100%」
「ECO機能オフ」
にするだけで(少なくともマイそくの範囲では)かなりの速度と安定感を発揮する。
この設定でも7〜8時間は保ちそうなので、使わない時は切るようにすればスマホのバッテリーと似た管理で問題ない。
デュアルSIM対応なので昼間はマイそく・夜は夜間フリーというmineoフルコースも楽しいかもしれない。

欠点は以下の3つ。
・simスロットが2つともmicroSIM専用
発売当時はmicroSIM全盛期でnanoSIMはまだ極一部の普及だったため仕方ないと言えばそうなのだが、「SIM変換アダプタは使用しないでください」と表記があるのがツラいところ。
自己責任でnanoSIMにゲタを履かせるなら、「内部の隙間に押し込んで回路を壊す」なんてことのないよう細心の注意を払う必要がある。私はこれで片方スロットを壊した気がします(しろめ

・公衆Wi-Fiや固定回線Wi-Fiへの接続性の悪さ
この端末には自身がWAN側で他のWi-Fiへ接続することでデータ残量やバッテリーの消費を抑える「公衆無線LAN」機能があるのだが、登録済みの公衆無線LANであってもなかなか自身で繋ぎにいこうとしない。
管理画面か本体ショートカットから「公衆無線LAN」を明示的にオン→オフ→オンするのが確実だが面倒。

・スマホアプリがしょぼすぎる
スマホから使える管理アプリとして「Aterm Mobile Tool」というものがあるのだが、使える機能は実質的に
「電波やバッテリーの確認」
「LAN側・WAN側それぞれの電波オンオフ」
「本体の電源管理(スリープ・休止・再起動)」
だけしかない。後は管理画面でやってね、ってことなんだろうけど、せめてショートカットと同じ機能ぐらいは持たせてほしかった。

特に、屋外5GHzは法規制の都合上どうしても2.4GHzへと強制的に戻されることがあり、再度屋外5GHzを有効にする為に1分の確認時間が必要となるのだが、このためにわざわざ管理画面や本体ショートカットを操作するのがやっぱり面倒。
最近のモバイルルータではこの辺りも改善されてたりするんだろうか?

いろいろ書いたものの、モバイルルータとしての基本的な作りには何ら問題はなく、古いプランやmvnoとの互換性を考えるなら2022年でもまだまだ最前線で使える端末である。つまりガジェットが増えてる現代だからこそ超お買い得な1台と言える。

価格

5.0

デザイン・大きさ

5.0

操作性・使いやすさ

4.0

バッテリー

4.0


1 件のコメント
1 - 1 / 1
実は、
楽天モバイルSIM挿して自宅固定運用してます
電源コード挿しっぱなしなので、満充電されない様にecoモードにしているくらいで、

楽天モバイルサービス開始時点で使えるルーター自体があまり無く、液晶画面からapn入力して繋がったのは感動的でした(笑)
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