コスパ良!性能も申し分無し!
レビューする 端末
通信キャリア
mineo(docomo)
総合評価
------ 2018/4/1 追記 -----
評価を☆5 → ☆3 に下げます。
1年半使用しましたが、どうも耐久性が宜しくない。2度故障しました。
それぞれ免責5400円で新品交換してもらえるのはとても良いのですが、何度も壊れると地味に痛い訳で…(保護フィルムも買い直しだし。)
1度目… 11ヶ月目で故障。
画面が左半分映らなくなりました。
タッチパネルは反応するので、交換機が届くまで騙し騙し使用。
(私の友人も15ヶ月目で同じ壊れ方に。)
2度目…18ヶ月目で故障。
電源ボタンが陥没して効かなくなりました。
交換機が届くまで、画面点けるために充電コードを接続して騙し騙し使用。
決して電池を切らしては行けない…(電源入れる手段が無い)
性能良くて音質もバッチリなのに、とてもとても残念です。
コスパについては、既に免責費用が10800円(+フィルム代3000円弱)かかってるので、当時の他社対抗機と大差ない感じですね…
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ZTE AXON7のレビューです。
ZTEというメーカーは聞き慣れないかもしれませんが、2009年にWillcom向けに端末出荷したのを皮切りに、Softbank、au、Docomoへの端末出荷も行っているメーカーです。
もちろん日本での技適認証も受けており、そこいらの怪しいメーカーではありませんので安心ですね。
性能は
SoC: Snapdragon 820 2.15GHz (Quad core)
ROM: 64GB / RAM: 4GB
Display: 5.5インチ AMOLED 2560x1440
LTE Band: 1/3/8/19/28/41 (CA:3-19)
W-CDMA Band: 1/6/8/19
Dual sim (DSDS対応)
WiFi: b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) 2×2 MU-MIMO
Battery: 3250mAh
といった感じで、紛れもないハイスペックモデルです。
購入価格は税抜き5万円ちょっとでした。
マイネ王には「mineo動作確認」マークが付いていませんが、mineoサイトの動作確認機種一覧には動作確認に○が付いていますので安心です。
SoCはソニーのXperiaXZと同じもの、RAMはXperiaXZより多いです。
Antutu Benchmarkで143351、Quadrant Standardで40602。
現在最高スペックSnapdragon821を搭載したZenfone3 Deluxe(ZS570KL)でも、Antutuベンチ14万強という話ですので、AXON7も最高スペックといって差し支え無いでしょう。
実際の使用感でも、アプリ使用中の突っかかりは感じられません。
3D使用の重たいアプリ(デレステ等)でもサクサク動作しています。
発熱についても抑えられている印象があります。
ディスプレイについては、発色の良い有機ELが採用されており、フルHD超えの解像度。画素密度も515.3piで超高精細。
EL特有のギラギラ感も抑えられており、偏光フィルターをONにすれば直射日光環境下でも全く見えなくなる事もありません。
ホームボタンや戻るボタンは画面外に独立して設けられていますので、画面全体を無駄なくアプリ表示できます。
電池持ちについても申し分無し。
前機種のNexus5Xはモバイルバッテリーが手放せませんでしたが、AXON7は不要でした。
もし電池が無くなっても、Quick charge3.0のお陰で爆速充電できます。
特筆されるのが、DSDS対応という事です。
2枚のnanoSIMを差し込み、音声通話はこっち、データSIMはこっちという感じに個別で使えます。
例えば、1枚目はキャリアの電話かけ放題契約、2枚目はmineoのデータ契約という感じで。
または、1枚目にmineoの音声SIM、2枚目にY!mobileの契約。通常時は1枚目のみ使い、昼間の混雑時だけデータを2枚目に切り替える、なんて使い方もできます。
対応電波はドコモ・ソフトバンク・Y!mobile。
プラチナバンド含め、全ての電波を使用することができます。
KDDIには非対応ですので注意。
もう一つの特筆点が、音の良さです。
高級ポータブルオーディオにも使用されている音声ICを採用、サラウンド技術のDolby ATMOSにも対応。
どでかいスピーカーをフロント側にステレオ配置してあることで、スマホとは思えないサウンドが実現されています。
映像作品を何本か見ていますが、とても良い音で大満足です。
また、保証についてもメーカー側で拡張保証が無償でサービスされています。
1年以内の自然故障は当然として、2年以内にユーザー過失で壊した(落として割った等)でも5000円で修理してくれます。
そして、本体の付属品で、高音質イヤホン、Quick charge3.0充電器、typeCケーブル、typeB→typeC変換コネクタ、ケース、保護フィルムが添付されています。必要な物は完備ですね。
この機能と使用感で5万円強はバーゲンセールと言って良いと思います。
競合機種のZenfone3 Deluxeは9万円、Xperia XZは10万円を超えますので。
上記のようにべた褒めです。とても気に入っている機種ですが、残念な点は下記。
1.au回線に非対応
バンド18に対応していないため、au VoLTE対応SIMでも実用になりません。
2.キャリアアグリゲーションの対応が中途半間。
バンド3+バンド19のみの対応になりますので、東名阪の一部エリアでしか効果を感じることができません。
3.microSDの対応状況
DSDSで2枚のSIMを使用する際は、microSDが使用できません。
(1枚のSIMのみ使用する場合は可能)
4.メーカーの知名度
やはり、ZTEというメーカーの知名度が低いので全く注目されていません。
ポテンシャルはあるのに勿体無いなぁの一言です。
購入する際の注意点。
amazon等だと、並行輸入品を売っている業者があるようです。
割安なのですが、メーカー保証も2年の拡張保証も受けられないので注意です。
正規販売店のビックカメラ・ヨドバシカメラ・Joshin等の大手通販サイトや店頭で購入されるのをお勧めします。
価格
5万円強。性能比では爆安です。
デザイン・大きさ
フロントスピーカーのメッシュが良いアクセントになっていると思います。
メタルボディも良いですね。
操作性・使いやすさ
ディスプレイ外にホームボタンや戻るボタンが配置されているので、表示エリアを無駄なく使えているので良いと思います。
指紋認証も高速ですね。
バッテリー
電池もちます。
明るさMAX設定、Wifi環境下、BTイヤホン使用でAmazonプライムビデオを2時間見た後のバッテリーの残量は78%でした。
充電も非常に高速です。