【ドコモ井伊社長】ドコモ井伊社長がざっくばらんに語る、「ahamo」開発の舞台裏

NTTドコモの井伊社長が、グループインタビューにて「ahamo」開発の舞台裏について語られた様です。

・【ケータイWatch】ドコモ井伊社長がざっくばらんに語る、
　「ahamo」開発の舞台裏
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1300270.html

記事を見ると分かるかと思いますが、かなりの文章量で沢山語られた事が分かります。

まず、ドコモショップについて、「たくさんなくてもいいと思いっている」と語られたのは今までのドコモ社長にはなかった事だと思います。

次に、固定回線に代替するサービス話で、「Softbank Air」という他社のサービス名を具体的に出しているのが印象的でした。
ドコモがこの分野へ本格的に力を入れるようになれば、固定通信の代わりとしてしっかり使える無線通信サービスがドコモから誕生しそうだなという印象です。

さらにKDDIの発表でUQmobileの3GB 1,480円(くりこしプランS)が最大のインパクトと語られているのに驚きました。
多くのユーザーにとって3GBあたりの容量で充分だという事を認識されている事がここから伺えますね。

この小容量低価格の領域に関しては、ドコモ自身では手がけず、MVNOと連携する方針の様です。
具体的にはdポイントの会員基盤にMVNOが参加出来る方向になるみたいです。

読んでみた感想としては、事細かく具体的に語られていて、次にどんな一手が必要なのかはっきり見えているのではないかと感じました。

今までNTTグループ間で競合する為躊躇っていた固定通信等の領域にも積極的に動く事も明らかとなってきましたし、やり手の社長さんになりそうな雰囲気は充分ある印象です。

mineoさんは今後今まで無い厳しい戦いを強いられる事になるでしょう。
さらに、固定通信の領域にもドコモが入ってくる事により、eo光等の光回線サービスにも影響を及ぼしそうな印象です。

厳しくなる環境を打開するには、法人分野の強化が急務となりそうです。