断捨離ゴルフ道具一式

物置の中央部に鎮座ましましていたゴルフバッグとシューズを始めとする付属道具類。

コースに出なくなって１０年以上、練習でもクラブを握らなくなってから５年程が経った。

いつかは再デビュー、いつかは最後のコース回りと思い、邪魔を承知で道具を放置していた。

ただ、物置を開ける度にカミさんから白い目で見られ、肩身の狭い思いをしていたのは確かである。

「５年経ったら着ないって」の宣伝文句ではないが、どうやらこれからも使いそうにないと思えて来た。
と言うよりは、段々ゴルフをやりたいという気持が失せて来ているのに改めて気付いた。

という事から、ゴルフ道具の断捨離開始である。

今となっては型は古くなってしまったが、米国製ブランドで結構高かったので、先ずは中古クラブ専門店に持ち込んでみた。

結果は門前払い、１０年以上の古い物は取り扱っていないという。

本当に、店内に入れてもくれない本当の門前払いである。
更に親切のつもりか、ゴミ処分場や費用を丁寧に教えてくれる。

余計なお世話である。

中古屋といえども比較的新しいハイブランドだけを扱っている店なので、それなりにプライドが高い。
持ち込んだのは失敗であった。

引き取っても貰えない、処分するとなると費用も英世さん１枚弱掛かりそうである。

少々凹みながらも、奥の手で所謂リサイクルショップへの持ち込みを考えた。

さて、気を取り直してリサイクルショップへ改めて持ち込みを行なう。

結果は小銀貨数枚の値が付いた。
値が付かなかったスクラップも引き取ってくれるという。

やれやれである。

帰り道、コーヒーで一服したら今日の稼ぎは無くなってしまった。

まあそれでも良しとする。

ゴルフ道具の断捨離であった。