その昔の禁煙の話
若い頃、興味本位と格好付けから喫煙を始めた。
最初は軽いタバコから始めたのだが、本数が増えるにつれて、学生の身分では当り前のことながらお金が続かなくなってしまった。
よって、いわゆるオヤジ御用達の銘柄がメインに変わって行った。
フィルター付では最安値のわかば、両切りの新生、ゴールデンバットへとレベルダウンしながら移行して行った。
就職してからは、またセブンスターに戻すことが出来たのだが、軽すぎて本数は毎日60〜80本に増えてしまった。
前置きはこの位にして、そろそろ本題の禁煙話へ。
本数が増え過ぎて、健康面が気になって来たのと、家族の反対を受けて家の中では吸えなくなった事等から禁煙を強く意識する様になった。
ある時、4週間で自然にタバコが止められますという禁煙パイプの宣伝を見て、これは良いとやってみる事にした。
パイプ4本組で当時8千円位だったと思う。
パイプの途中に空気を取り込む穴が開けられていて、1本毎にその空気穴が大きくなって行く。
1週間で1本づつ使い、最後の4本目で計4週間経つと自然にタバコが止められるというのが謳い文句である。
ちなみに4本目は空気の混入比率が90%で、当り前だがスカスカである。
4週間経ってどうなったかと言うと、結局止められないという結果に終わった。
その時に気付いたのは、結局本人に止めるという固い意志が無ければ、何に頼っても止められないという当り前の道理であった。
後の祭りである。
その後、本当に止める迄に1年程の年月を要した。あれこれジタバタとしながらの禁煙活動であった。
おまけの話。
4週間過ぎても未練がましく4本目のパイプを使い続けていたのだが、ある日新幹線の車内で落として失くしてしまった。
困って思案の挙げ句に、3本目のパイプに後戻りする事になってしまった。
今迄やって来たことは何だったのかと情けない気持になりながらも吸い続けたのであった。
その後紆余曲折を経て、今ではタバコの煙が嫌で、避けて通る体になってしまっている。
殊に煙草に手を出している夢を見てハッとする事があるが、全く吸いたいとは思わない。
ただ昔吸っていたので、喫煙に反対したりはしないが、マナーは守って貰いたいものだと思う。
体調も良くなったのでは❓
と思うのですが
きっと中々そうはいかないのでしょうね
早めの禁煙が宜しく様で。
私が学生の頃、バス・タクシー・電車に灰皿があって、大人がタバコ吸うのは当たり前の時代でした。
社会人になって、吸わない私にタバコを勧める上司がウザかった!
吸うことで、何一つ良いこともありません。
でも、たまーに美味しく感じるのです🙄
早くヤメないと…
一方で、女性で隠れて吸う人は、本当に気の毒になります。彼女の中に、女はタバコを吸ってはNGとか、そういう考えがあるのかな?周囲の人がそんな風に圧力かけてくるのかな?と思ってしまいます。とくに、トイレで隠れて吸う人は、異性に対して神経質になっているように思います。同姓にはトイレで見られている訳ですから、それは何とも思わないのだろうから・・・
私も18歳で始めたタバコをようやっと64歳で止めました。途中、いろいろな事が
ありましたが咳が止まらないのと、年金生活者に取っては高すぎる事です🎵
覚えているのは学生のタバコと言えば10本入りのホープでした。
そして、固い石によってタバコを吸わなくてもいい体になったのですね。素晴らしいです。
僕が仕事を始めた時は、周囲の諸先輩方が自分の机でタバコを吸っていて四方を煙に囲まれて酷い環境でした。特にひどいのが自分の机に灰皿を置きたくない人がいて他の人の灰皿を使うのですが、僕の机に灰を落として行くんですよ・・・・。
あれから20と余年、社会はすっかり変わりましたね。最低でも分煙。ともすれば職場全体禁煙。ある意味僕にとってはいい時代になりました。喫煙場所がコミュニケーションの場であるのも事実ですが正直いいものではないですよね。