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らくらくホンでスマホアレルギーになった話

こんにちは。

知人の親の話なんですがね。ずっとガラケーで、3G終了まであと5-6年なのも「もちろん」承知しています。でも80近いので正直そのままでいいと思っていたんだそうです。

ところが「孫(つまりその知人の子)とテレビ電話がしたい」ということで自らF-01L(らくらくホン)に買い替えてきたと。そのやる気と行動力は80近いのに感服するし、やる気があるならいいじゃないかと思っていたらしい。

ところが、ガラケー時代はときどき来ていたメール(向こう発の時もあれば普通に返信もあった)がすっかり途絶え、テレビ電話のために設定したLINEも既読にはなるが何も来ない、テレビ通話をかけても10回くらい呼び出してようやくつながったりつながらなかったり。やがては「電源が入っていない」という事態になることも多くなり、普通に電話をかけてもダメ。固定電話に掛けると出るらしい。

いったいどうしたことかと。遠方に住んでいるのでコロナ禍のご時世なかなか会うこともままならず、固定電話で通じたときに聞いてみたら、やはりというか、意図しない動きや思った通りに入力できないことのイラつき、勝手に通知されるいろいろ(ガラケーのときはそれが無い)に「おびえてしまい」すっかり嫌になってしまったと。それで「通知」が嫌で電源を切るようになってしまったらしいです。

私もこの機種を近所の人に頼まれていろいろ設定したことがあるのですがまぁ難解ですね。どうしたらこういうインターフェースになるのか理解に苦しむくらい。

例えば、通知のバイブって消せない?(私は触ったのが短時間ゆえにその時間内で設定を見つけることができなかった)やたらビービーなるので確かにあれには閉口する。電源を切ってしまいたくなる気持ちもまぁわからないでもない。「持ちやすい」ことを目指してあの大きさらしいが、結構小さい。小さいが文字がでかい。だから全然表示されないw

入力もデフォルトでは2タッチだし(例えば「お」を入れるには「あ」を押して「あいうえお」が表示され、そこから「お」を選択する)。これだったらiPhoneか素のAndroidの方が全然いい。もちろんGooglePlayでなんか適当なキーボード入れたら変えられなくもないわけですが、そんなの知る由もないし入っているものを使うのが当然で、アプリを入れてとかできるわけないんですよね。ショップである程度設定してもらって「はいっ」って渡された状態で使うものなんです。

らくらくホンがらくらくではない、ってのは俗によく聞く話ですが、やはりそう思う人も一定数はいるようですね。かといって今からまたガラケーに戻るのもハードルが高いし、高齢者向け端末って本当に難しい。設計した人は高齢者の意見をどれだけ反映させたのか。


51 件のコメント
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最近ドコモのCMが物語っていますよね。
結局日本人にあったスマホは
iPhoneなのかも知れませんね。
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