ユーザー車検やってみた
車検ってクルマやさんにお願いするものだと思っていましたが
自分でやってもいいということを知り、機会があったら是非と思って
ようやくこのたび行ってきました。
次行くことがあったら自分の備忘録とします。
まずは日頃の点検整備がしっかりしてあることを前提として
①車検の予約をします。
車検満了の1ヶ月前からできます。
ここ↓でユーザー登録をした上で予約をします。
https://www.yoyaku.naltec.go.jp/
②自賠責を更新します。
車検当日、受付時でも扱っていると思うけど事前に街の損保会社に行ってみるのもおすすめです。
なにせ日頃やったことのないことをやってみようというのがコンセプトですから。
③必要書類を準備する。
当日行ってから書くよりは事前に書いて持っていけたら少し心の余裕が生まれます。
ここ↓を参考にします。
https://ushaken.com/documentation-and-reservation/36/
継続検査申請書→事前に書いていけます。
点検整備記録簿→もちろん事前に点検して用意しましょう。
重量税納付書 →当日もらう用紙に転記だけで済ますよう仮で書いていきます。(こちらも事前に書いていけるようです。)
これらに車検証、現在の自賠責保険証と今回事前に更新した保険証をクリアファイルにまとめて入れておきます。
④車検場に行く。
私の場合は新潟運輸支局です。
様々なことを想定して朝一のラウンド1を予約しまして受付8:45からとなっていますが8:30から営業してます。(ただ検査は9時からなのであまり早く行きすぎても検査ラインで待つことになります。)
おそらく受付のやり方は場所によって違うのかもですが、右奥の窓口(ユーザー車検と書いてある)に設置してあるリーダーに車検証の下部にあるQR(左から5個目)を読み込ませると自動車検査票が発行されまして受付完了です。
検査料と重量税のための印紙を買いに隣の施設に移動します。
車検証と自動車検査票を提示して検査料を払って印紙をもらい検査票に貼ります。
続いて隣の窓口で重量税を払って印紙とピンク色の重量税納付書をもらい、準備しておいた転記用を見ながらささっと書いて印紙を貼ります。(自動車重量税納付書は事前に書いて用意できます。)
⑤検査ライン
ラインが4つくらいあってすでにたくさん並んでます。
並ぶ直前に1台追い越されましたw
検査員が来られましたら潔く初心者ですと伝えましょう。
並んでる途中で検査員がウィンカーやライト、クラクション、ウォッシャーをチェックして、最後にボンネットを自分で開けてチェックを受け順番を待ちます。
それと私の車は3列シートがあるのでコレを出して見せねばなりませんので来る前にやっておいた方がよい。
いよいよ検査構内に入ります。
初めてなので検査員が横にぴったりと付いてくれます。
サイドスリップの検査からです。
ここで不合格になる方が多いとネットに書いてありましたのでドキドキです。
ゆっくり進んでいくとゴールと思わしき所に行く前に合格のサインが出ました。よかったー
検査票を機械につっこんでスタンプを押します。
次はヘッドライトです。
前の車が不合格を連発してますw
一回ダメでも何回かやり直すんですね。
自分の番になりいきなり不合格になるもヘッドライトの角度調整(最近の車はだいたい付いてますよね)を0にしたら合格しました。
次はスピードメーター検査です。
その場で空転させて40kmになったらパッシングで合図します。
ちょっとふかしずぎていっきに50kmを超えたもんだからやり直しw
次は排ガス検査、棒状のものをマフラーにつっこんで横で待ちます。
最後に地下で待機している検査員のところまで進んで下でカンコンカンコンしている検査員の指示に従いながらハンドルを小刻みに左右に振ったりブレーキを踏んだり、サイドブレーキを引いたりしていると一通りの検査が終了となります。
要所要所でスタンプを押した検査票と車検証など準備した書類一式を出口にある料金所みたいなとこに出して最後のチェックを受けます。
※前回はライン4で今回はライン2と建屋が新しい?ためサイドスリップ、スピード、ライトはまとめて検査されますのでスタンプは2回の作業でOKでした。
⑥検査証をもらおう
運輸支局に戻って完了受付をします。
銀行みたく整理券を発行します。
半券になってるので切って備え付けのクリアファイルのポケットに半券を入れて、さっきの書類一式を入れて提出します。
待ちがなかったのですぐに処理されて番号で呼び出され検査証のシールが貰えました!
後で貼り替えます。
ここまで1時間半ほどでした。
もうちょっと機敏に動いていれば1時間くらいで済ませそうです。
■編集後記
車検代を安くできるが原動力なのは確かですが実際のところ点検も整備も自分じゃろくにできやしないのでどのみちクルマやさんのお世話になります。そう考えるとそんなにお得ではないのかもですがやれるものは自分でやってみてみたいというただの好奇心からの企画でしたw
※2024.9.6 ユーザー車検2回目を実施
初回はディーラーのメンテナンスパックを契約してましたのでこの回で初挑戦でした。
自賠責は21,550円
検査料は1,700円
重量税は15,000円
でした。
いわゆる世間でいうところの車検代、明細がわかると納得ですね。
ユーザー車検という情報をきいて興味津々でした。
>車検代を安くできるが原動力なのは確かですが実際のところ点検も整備も自分じゃろくにできやしないのでどのみちクルマやさんのお世話になります。そう考えるとそんなにお得ではないのかもですが
う~ん、そうなのか・・・。
次回もオートバックスに頼むかな・・・でも気になるしな・・・。
(-ω-;)ウーン
プリウスかな
あまり写真撮れなかったけど最初の検査ラインに並んだ時の模様です。
この時はまだ奥のライン1や2の方が空いていたんだよなあ。
それよりも9時前なのにすでに35度で危険な暑さでしたw
おそらく次の車検はコバックとかに出すか買い替えますw
でも整備できたらかっこいいだろうなあとも思います。
>crypterさん
エコカー減税か!
なんか安いなあと思ってたのよね。
だいぶ予算も余ったからちょっと豪遊してこようw
オイル交換を自分でやる4輪ユーザーは少ないと思います。
こんにちは。
>自分でやってもいい
いいえ、車検は「使用者」が行うのが原則です(車検証の裏を見ましょう)。業者に出しているのは「代行してもらっている」にすぎません(よって手間賃が上乗せされる)。
私はここ20年くらい、自分でやってます。それから車検場内は撮影禁止のことが多いので注意しましょう。
ユーザー車検の経験談のスレット、ありがとうございました。
やはり、車検はメーカーに頼んだ方が楽ですねえ(^^)/🐼
ただ、いくつか気になる点も。
1.撮影禁止
電人さんもおっしゃってますが。ただ、都内受検の私の記憶では、検査ラインだけ撮影禁止だった気がします。
2.自賠責
どこで入っても同じ料金ですから、どこの損保でもディーラーでもいいのですが。車検場の敷地内に、自賠責取り扱いの出張所みたいのがありますから、車検当日に車検場で申し込む事も出来ますよ。私は、いつもそれで済ませてます。
3.万一、不合格になったら。
当日ならば再検査が無料で受けられます。
どこの車検場にも近くにテスター屋さんが必ずあります。車検不合格の項目が基準に収まる様に調整してくれる専門の工場です。事前に、その場所をネットなどで調べておくと、当日慌てずにすみますよ。
4.ラインに入る前にやっておくべき事。
アルミホイールで無い車は、ホイルカバーを外す。
ライトの光軸がマニュアル調整の車は、位置を0に戻しておく。
係員の声が聞こえにくいので、全ての窓を全開にしておく。
当日、車検ラインで慌てない為に、もたつかない様に、入場前にきちんとやっておきましょう。
> 全ての窓を全開にしておく。
これは「閉めろ」と言われます。フィルムの透過率がOKかどうか見るためです。外観検査OKを得てから開けると良いでしょう。
ので直営ディーラーに、お任せしてます、
高いけど😭
かなり難解な書き方なので、
解釈次第で不合格になったり
ならなかったりもある様です。
また検査時さえあっていれば良いみたいなので
ディーラーに、言われたのですけど、
「夏タイヤはみでてたらスタッドレス
持ってきて下さい」
、との事でした😅
それで良いの??と言う感じです。
日頃の点検もできていないので、自分には難しそうです。
自賠責の更新をわざわざ街の損保に行ってするとお茶出してもらえますw
この日も暑かったので画像に残す前に残りわずかですがww
ちなみにレモンティーでした。
なかなかこういった場面で出てくるものとしてはめずらしい。
なかなか充実してきて興味のある方の参考にしてもらえそうです。
たぶん次の車検は新車に乗り換えるので行けるとしたら5年後?
そしたら制度も変わってたりしてw
>> 全ての窓を全開にしておく。
>これは「閉めろ」と言われます。フィルムの透過率がOKかどうか見るためです。外観検査OKを得てから開けると良いでしょう。
これは知りませんでした。
今まで言われた事が無かったのですが、検査ラインに入る前の外観チェック時はまだ窓を開けていないので、それで大丈夫だったのかもしれませんね。
勉強になりました。どうも、ありがとうございます。
なので動画で確認
なるほど~
それ以前に原則使用者が、受けることも。。。
でも、そうあるべきだと思います。
次回は自分で行ってみようかな。
違法フィルム(いわゆるフルスモーク)等では車検NGなので、開けたままでいると「閉めてください」と言われますね。フロントはもちろんですが、運転席・助手席は透過率が70%以上ないと車検NGです(保安基準項目なので絶対チェック入ります)。
昔は車検証のステッカーとダイヤルステッカー(整備工場で貼る丸い奴)以外は「貼ってはいけない」ことになってましたが、最近は「半ば合法的に貼るもの」が増えてきたからうるさい検査官に当たると結構面倒ですw ETCやGPSのアンテナ、ドラレコetc。ダメってことは無いと思うのですが(黙認?) これは何ですか? とか聞いてくることがありますね。位置によってはNGになるかもです(中央のミラー裏はだいたいOKだと思いますが)。
あと、ユーザー車検で受ける際はダイヤルステッカーは剥がしていかないと「期限が切れるモノが貼ってある」ことになるのでNGになり「剥がせ」と言われますので注意。
リヤに関しては反射板や反射するステッカーなどを貼っているとNGなることがあります。貼っていても左右対称ならOKです。良くある○○神社とかもお守り兼反射板などが引っ掛かることがあります。
自賠責は私は毎回違うところで掛けてますw
自賠責はどこで掛けても価格・効力は一緒なのですが、掛けてもらった側(つまり代理店)には手数料収入がありますので実は代理店にとってはおいしいわけですね(むしろお茶くらいは出てきてもいいし、タオルなんかくれたりするところもありますよ)。毎回同じところで儲けてもらうのもアレですからw
今問題がなければ通ります
だから比較的簡単です
点検できる範囲も限らていますのでポイントを押さえて点検しておけば事前に修理補修できます
それでも不合格だった場合にはどうするかを考えておけば誰でも出来る簡単な作業です
つまりメインテナンスは難しいことも多いですが
点検だけならそこまでではない
更に車検を通すだけならもっと簡単なことも多いという事です
異常がなければ何もせず通りますから
普段異状なく使っている自動車なら車検はそのままで通る可能性が高いという事です
しかし通常整備工場で行う車検整備は車検だけではなく定期的なメインテナンスを合わせた内容になっています
このために整備をせず車検だけで済ますと何か不都合がある場合もあります
例えば
ブレーキパッドが減っているとか
エンジンオイルが減っているとか
ラジエーター液が減っているとかです
ちなみにこれらの点検は24か月点検で義務付けられていますが
車検時には確認しません
そこまでは見ていられないからです
逆に電球が切れているとかの不具合は確実に指摘されます
ある程度以上自分て点検管理をするのならユーザー車検も良いと思います
特に自分なりの計画で整備できますので整備工場に任せるよりも無駄なくすみます
安全性は何とも言えませんが
意外に大丈夫ですよ
と言うか整備工場のいうままに整備していても異常は起こりますから
出なければ、
不適合状態でも
整備不良でも普通に
走れます。
ので、これで良いのか、
車検制度
になりますね。
自由度が増している部分と
新技術に対応して安全にうるさくなった部分とありますね
車検制度はあくまでも「その時点で」OKかNGかの判定であり、その後を保証するものではないのは車検証の裏を示したように書いてあります。
点検した結果異常があった場合は整備して保守しなければなりません。これが出来ない人は業者に頼むしかないわけですが、だからといって乗りっ放しで良いというものでもありません。日常的に、或いは定期的に「使用者が点検」しなければなりませんので。
人間の定期健康診断と同じですよ。受けたらその後1年間健康だ、病気しないことを保証するというものでは無く「その時点でどうか」ってだけなので。
>ぱっとみて分かる明らかな違法
>出なければ、
>
>不適合状態でも
>整備不良でも普通に
>走れます。
不適合だと、「車検は」落とされますよ?
車検は。
保安基準に適合するかどうかを検査する物です。整備してなくても通りますが、保安基準不適合は厳しくチェックされます。
24ヶ月点検は。
一定の整備基準を保つ為の物です。不適合でも通りますが、整備してないと検査済にはなりません。保安基準に不適合かどうかは全く関係ありません。
この二つは別物なんです。
>これで良いのか、
>車検制度
そんなのあったら犯罪ですよ。
運輸支局に、すぐに通報して下さい。
工場には営業停止や認可取り消しの処分、悪質な違反行為には警察が動いて依頼者も工場関係者も刑事罰を受ける事になります。
定期監査以外にも、通報での摘発事例は沢山あります。ニュースで時々そういうのありますよね。
何でも「国が悪い」じゃないと思うんですよ。
私達ひとりひとりがすべき事をして、世の中が楽しく、みんなが住みやすくなればいいですよね。
車検後、の事を書いてます。
その前のコメントで
>また検査時さえあっていれば良いみたいなので
と書いていますのでその続きです。
検査の時だけ通るようにしておけば
その後気づかれなければ不適合状態でも走行可能。
一時的な検査項目が多いのでは?と思います。
ありがちなのはその時だけマフラー純正に戻すとかでしょ?
>その後気づかれなければ不適合状態でも走行可能。
そりゃまぁ、爆音でも「気づかれなければ」走行は不可能かもしれませんが、不適合なので「気がつかれたら」整備不良で切符切られますよ。つまり本来、その状態では「走行してはいけない」のを無視して走行しているだけ、要するに違反走行ですから。
>一時的な検査項目が多いのでは?と思います。
ちょっと何をおっしゃりたいのかはよくわからないです。
例えばタイヤのスリップサインギリギリでも車検は通りますよ。でも次の日タイヤがそれ以上に摩耗していたら「その時点で」アウトです。気づかれなければ走行は可能ですが、アウトはアウトです。
この制度は自動車愛好家の皆さんが社会行動を起こして勝ち得たものだと思い込みながら私もユーザー車検を利用しています。
ユーザー車検制度がない時代は車のディーラーや整備会社に自動車を持ち込み、車検の検査証とステッカー受け取る仕組みでした。
ユーザー車検の狙いは日常から車の維持管理を所有者に促すことを考えてもらえる糸口として、車の状態を把握してもらうことで安全な車社会を作り上げることが前提で始まったと考えています。
車の所有者は会社組織に車検を依頼する場合よりも車検費用が抑えられることもあると思いますが、ユーザー車検を利用したことで、車とのお付き合い関係によりて悲劇的なことが起こる可能性も否定できないね。
私は車検の検査項目で不合格になったことも経験済みでね。
簡単に整備できる項目だったので、検査場の方から検査場の近くにある車が整備できるところで不合格箇所を調整してから検査場へ戻り、再びラインに並び直して下さい。と説明を受けました。
最終ラウンドの車検を予約していたら翌日のラインに並ぶことになっていたかもね。
また不動産価値のある自動車と軽自動車では車検場も異なりますね。どちらのユーザー車検場でも、初めて利用する人々が安心して検査に望めるように見学者コースがあります。
2年に1度の車検工程に不安を抱く私は必ず見学者コースで前回の車検を思い出しながら再学習しています。
あとね、車検場では検査ラインに入る車を外す場合も見たことがありますよ。それは車重が車検証の表記を異なりすぎるだろと思われる荷物を積載している車です。
最近OUT DOORブームですから俄キャンピングカーに仕上げている車内改造車は車検ごとに内装を取り外さなければ車検が通らないんじゃないでしょうか?
さて、格安SIMを利用している人々はユーザー車検に興味をいだいても行動に移す人は少ないんじゃなかろうか?
だってさぁ。格安SIMの設定よりも車検手続きの書類を書き込む手間が大変じゃん。
まあ手数料を支払えば、GSなどの車検代行もあるけどね
興味のある人は試してみるのも良いと思います
検査場が家に近いとか平日に時間が取れるとかの条件の人には簡単にできるかも知れませんよ
参考になりました
ありがとうございました😊
ユーザー車検は大前提として点検記録簿を記入できなければなりません。メクラでチェックしても通ってしまいますが後は自己判断
ブーツ切れなど見つかると交換しないと車検は通りません。
自分は足回りから分解清掃しチェックをしてユーザー車検は通します。
光軸、サイドスリップ、下回りは車検場そばにある予備検を受けておくと比較的スムーズかと思います。自賠の更新も受け付けています。
※現在ヘッドライト検査はLOWビームで行い、旧車だと光軸はOKでも光量足らず検査NGになる事も有ります(経験談)。そういう点もディーラーや代行業者なんかだとノウハウあるので回避可能なんです。
新しい車検証貰ったら走行距離等必ずチェックしましょう。後日誤記載に気が付いて訂正⇒再発行に手間かかりました^^;
※車検ラインはwagamiさんのご指摘通り撮影禁止ですね。ドラレコを付けていたら車検終了後メモリを保存しておけば車検ラインの流れを再チェック可能かと思いますよ^^;
このまとめサイトを作っておいたおかげで無事?できましたー
ただ点検整備記録で分解点検の記載がなかったため車検証シールに「法定点検未実施」とされてちょっと残念でなりません。
前回はこれで通ったのになあ...
また車検証が振込用紙サイズになっててびっくりです。
車検証閲覧アプリなんかもできたんですね。
・自賠責 17,650円
・検査料 2,200円
・重量税 15,000円
合計 34,850円でした。