(画像多め)ひっそりメイン端末変更してみた
《主にAtomXLという端末について書きますが、現時点で『掲示板に書く端末』の項目にAtomXLの選択肢がなかった為、機種名を入力することができませんでした。すみません!》
さて、タイトルにもある通り、メイン端末を変えました。
クラウドファンディングのリターンとして受け取ったAtomXLです。
私としては当然ながらタフネススマホです!!
この端末、出資した時はまだ「日本での販売を視野に入れてるから、日本で問題なく使えるものにしてくれるだろう」「まぁ使えなくてもメインスマホ、サブスマホ揃ってるから困らないし」と軽く考えてたわけですが、
ちょっと問題抱えたまま出荷されてしまいました。
このAtomXLにはAtomLという姉妹機があるのですが、違いはたった一つ。
walkie talkie機能(日本では一般的にトランシーバーと呼ばれますね)の有無です。AtomXLにはこの機能が付いています。
で、ここに、電波法が絡んでくるわけです。
AtomLのほうはこの機能がなく普通のスマホなので、スマホとして技適取ってあれば問題ないです。
しかし私が出資したのはXLのほう。理由は、面白そうな端末だから純粋に「支援したい。手に入れたい。」と思ったから。
そして、「まさかサブスマホが死ぬとは思わなかったからぁぁぁ!!!」
(↑ 実は2年前にキャンペーン当選品として届いてサブ運用していたZenfone5が先月急死しました;;)
もちろんAtomXLはスマホとしての技適はきちんと取ってあります。
ただ、トランシーバー機能で使う電波はスマホとして使用する電波とは別物。申請・免許不要で扱えるような領域ではない為、電源入れただけで違法になってしまう恐れがあり、手元に届いてしばらくは電源も入れずに情報収集しておりました。
そんな中、アマチュア無線かじったことのある彼氏さんが近畿総合通信局さんに問い合わせてくれまして、どうやら端末にアンテナをつけない(かつ、アンテナをすぐに取り出せない場所に保管)状態であれば電源入れても大丈夫っぽいとの回答をいただきました。行動力ある彼氏さんに感謝!!
AtomXLをトランシーバーとして使用する場合、同梱のアンテナを自分で取り付ける必要があります。アンテナ付けないとトランシーバーとしての電波は飛びませんので。つまり、アンテナさえ付けなければただのスマホ。
そんなわけで私はアンテナを封印し、安心して電源ON→セットアップを済ませることができました。
(AtomXLについて調べている途中、ブログでレビュー書いてる方がアンテナ付きで電源入れた状態の画像をUPしちゃってたんだけど、大丈夫なのだろうか…。)
さて、少し弄ってみた感想ですが…、
サイズ感がとても良き!
私が初めて買って長く愛用していたTORQUE G01に近いサイズ!(厚みと重さは倍くらいあるけど)
通話も考えるとこれくらいの大きさがいいね。片手でいろいろ操作できるのも良い♪
mineoのデュアルタイプDプランとシングルタイプAプランを契約していますが、どちらのSIMも問題なく使えました!
今までメインで使っていたTitan(↑)は持ち歩き&通話に使うにはちょっとデカすぎて扱いづらいところがあるので(でも文字は打ちやすいんだよなぁ)、これからはAtomXLをメインに、Titanをサブにしようと思っています。
↑ TORQUE G01(左)との比較。
↑ Atom(右)との比較。
初代Atomはめっちゃ小さくて可愛いのですよ。もちろんタフネススマホです!掌に収まるから握りやすいし、電話だけならこれで十分って感じなのです。そのぶん文字入力し難く、特に長文だと絶望します。
メイン機故障時用の予備端末として持っています。
ここからは、AtomXLの使用について近畿総合通信局さんの見解を少しまとめておきますね。
まず、AtomXLを、アンテナ装着(もしくはアンテナが手元にある)状態で扱うのは『かなりマズい』そう。
「無線機の技適は取っているが、種別が「各種業務無線」になる→1波固定できないと認証を受けられない。さらに、運用するには「第二級陸上特殊無線技士」の資格が必要。また各種書類等が必要な為、使用するには難易度が高い。ただし、電波の発射できる状態でなければ電源を入れても違法にはならない。アンテナを付けないと電波は発射できないので違法にはならないが、そのアンテナが『すぐ取り付けられる場所・状態である場合』は、違法となる可能性がある」とのことです。
AtomXLのメーカーであるunihertzは、トランシーバー機能をこの端末の目玉としてアピールしていましたし、進捗報告の中でも「日本の技適を取得した」と、日本の支援者を安心させるような書き方をしていました。それが、実際にはややアウトな状態で日本に入ってきてしまいました。(スマホとしての技適は大丈夫ですよ)
また、unihertz側からの注意喚起もありません。
何故このような事態になってしまうのか、近畿総合通信局の担当者さんから、「これは非公式の情報として聞いていただきたいのですが…、」と、このような話を聞かせてくれました。
「Element Materials Technologyという所(認証機関)は何でもかんでも認証を下ろしている。相互認証だから申請書類が正しければ許可を出さざるを得ない。」と。
つまりunihertz(メーカー)側は決して違法となり得るモノを安全だと偽って出荷したわけではなく、認証機関側が『これはOK』と太鼓判押したから安心して出荷した、ということなんですかね。
これ日本がいくら厳しい基準を設けても「申請書類さえ正しければ」違法になりかねないモノが堂々と入ってきちゃうってこと??
これでは、「技適マークあるから大丈夫!」なんて安心できませんね。きちんと自分で調べなければ…。
ちなみに私自身は無線関係さっぱり知識無いので、聞いた話以外のことは分かりませんスミマセン!!なのでコメント欄で何か質問されても答えられないかも…。
そして近頃はコメントへのお返事もかなり遅れ気味になっております。反応遅くて本当にすみません!(>_<)