奴らに勝利宣言する刻がきた。

皆さま、少しずつではありますが夏らしい蒸し暑さになってまいりました。

最近の夏は昔と明らかに暑さの質が違いますので、くれぐれも水分・塩分の補給を怠らないようご自愛下さい。

といったご挨拶は手短にし、今回はここに声高らかと勝利宣言をしたいと思います。


何にかって？


えぇ、この季節になるとどこからともなく颯爽と姿を表して止まない奴等にです。

・流線的で芸術品のようなフォルム。
・まるで世界最速記録を樹立するために生まれてきたかの如く低重心な身構え。
・咄嗟のトラブルにも敏感さを常に損なわぬよう、前後に備わった長く細く、そして軽やかに動作するセンサー。
・鏡面仕上げと見間違うかのように磨き上げられた様相を呈し、鈍痛にも似たなにかを感じさせられる漆黒のような色構え。

そう、その名は。。。永遠の古代形態なあやつ。


Gですw


私は昆虫というものが特に嫌いではないので、大抵のものは何とも思わないのですが…。

あの意図しない動きや、スケールスピードどんだけ出とるん。。。というような動きの速さもあってか、こと奴に関してだけは無理！

絶対無理！

触るくらいならこっちから消えてしまいたいほどに悪寒が走りまくるのです。

いつからでしょうか。。。奴がいつ、どのようにして部屋に侵入するのかを考えはじめ、そして対G作戦を考えはじめたのは。

最初はドアの隙間やエアコンと室外機を結ぶ開口部から侵入してくるのだと考えていたのですが。。。


奴等をあなどるな。奴等は予期せぬ場所から、もしかすると排水管からも忍びくるのかも知れぬぞ。


と、職場の同僚がそう口にするので「確かに、奴等の侵入の瞬間は見たことがない…」といったことになり、皆が一斉に閉口してしまいました。

でもなぁ。さすがに水で栓をしてある排水管(トイレなどの下水管含む)からとかはないですよね(汗)

それからも度々の出現で泣きそうになりながらも刻は残酷に過ぎゆくだけの日々が続き、2018年のまだ肌寒い4月前。

そろそろ奴等の季節が来るな…と、おもむろに換気扇を回し、まだ吸っていた煙草を口に咥え火を点け、まるで深呼吸するかの如く深々と煙を肺に収めたのちに換気口めがけ上に向け吹き上げている瞬間。。。

ん？

まるで発進を今か今かと待ち構えているような姿を見上げた時の、ガンダムの胸に備わる排気口のようなスリットが目に飛び込んできたのです。

いや、ガンダムなんて模型でしか見たことはありませんから、あくまで妄想なのですけど。


あれ？もしかして。。。ここ？


無意識にふとそう思った私は、火を点けたばかりの煙草を捻り消し全てを投げ捨て、気付けばあるものを手にしていました。

これですw

そういう時って何かをあーでもこーでもと考えるでもなく、何故かベストな材料を手にしているものですよね。

で、ふと思い立った作品が。。。

これでしたw

き、汚い作業だけどいいね。


今にして思えば、奴等を見かけるのは夜中目が覚めたとき電気を点けると、ほぼ調理場周辺だったんですよね。

最初はガスコンロ周りに飛んだ食材のカスがあるからだと思っていて、それ以外疑いもしていなかったのです。

けど可能性がゼロでもないし、もしこれがビンゴであれば奴等と顔を合わせ泣くこともなくなるわけですから、試してみない筈がありません。

えぇ、全く自信はなかったので、念には念をいれるというか、もうこうなったら本当に奴等と永遠におさらばしたいので。。。

換気扇の上にホイホイさんも総動員ですw

予算は当然全て私持ち。。。このホイホイさん総動員で、ジ○ン公国が物量にもの云わせた末に劣勢となってしまった理由がなんとなく解った気がしました。

そして時は過ぎ2020年の本日07月19日・15時55分現在まで、一匹足りとも部屋の中で奴らとは顔を合わせたことがなくなりました！

これは完全勝利で間違いないですよね(`･ω･´)b"

下らない足掻きと思いつつ試した試作初号機がまさかのビンゴ→今年で三年目になりますが、本日の今この瞬間を以って奴等との戦いに勝ったものとみなし、ここに勝利宣言をしたいと思います。

皆さま、下らないものをお見せして申し訳ありませんでしたが、もしかしたら皆さま方のお宅でも有効な手段かもですので、ダメ元でお試しあれ、ですのん(*'ー'*)ﾉ

※この記事作成と画像撮影・加工は全てGalaxy A7でおこないました。