「オール大阪産ワクチン」大阪市立大学医学部附属病院の治験審査委員会で承諾
新型コロナウイルス感染症 DNA ワクチン治験審査委員会での承認
https://www.anges.co.jp/pdf.php?pdf=VnIuznjdIzi0iD18EMwupvqxkoU8c0vb.pdf
30日から治験が始まるとも言われていた、アンジェスの新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンですが、治験を行う大阪市立大学医学部附属病院の治験審査委員会で承諾されたようです。
※否決になるとは思わないけど
ただ、治験結果が良好だったとしても、DNAワクチンというもの自体が日本で(多分)初なので、医薬品としての承諾が下りるのは急いでも時間かかるのではないかと思います。
一方で、各国で開発されている新型コロナワクチンが承認され大量生産が始まってもおそらく自国を最優先にするでしょうから、日本に来るのが時間がかかるので政治的に早める可能性もありますが、重大な副作用が出るとこれまた問題なんだよなぁ。
※DNAワクチンの製造そのものは生産キャパシティがあるという前提で言えば、通常の鶏卵を使ったワクチン製造の1/3の期間でできるとの事
7 件のコメント
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※世界中で100以上の新型コロナウイルスワクチン開発競争が起きてますが
プレスリリースの時系列で言うとこんな感じ(他にも参画企業が増えた発表あり)
3/05 アンジェスと大阪大学共同でDNAワクチンを開発製造開始
3/24 動物向け試験用DNAワクチン製造完了
3/25 厚生労働科学研究費補助金に採択
3/26 動物への投与を行う非臨床試験を開始
4/01 コロナウイルス感染・症状の予防または治療ワクチン開発における特許出願
4/10 DNAワクチンの大阪大学との共同開発がWHOのワクチン開発機関一覧に掲載
4/14 新型コロナウイルス予防ワクチン開発に係る連携に関する協定書を大阪市立大学医学部附属病院との間で締結
5/18 新型コロナウイルス抗体検査キットの日本国内での臨床利用可能性を検討
5/22 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の創薬支援事業「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」に、大阪大学との共同開発として応募し、採択
5/25 非臨床試験での動物へのワクチン投与で、抗体価上昇確認
6/22 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届が受理
6/25 大阪市立大学医学部附属病院における治験審査委員会において審議・承認
「オール大阪産ワクチン」大阪市立大学医学部附属病院の治験審査委員会で承諾の情報、いい事ですねえ(^^)/🐼 でも臨床試験はしっかりと実施して
下さいねえ❗❗
「動物実験で抗体が増えていると確認」だそうなので、その抗体を精製分離した血液製剤を治療薬として使うじゃないかな?
そもそも3/5時点ではDNAワクチンは(医療従事者・軍属等の最前線向けで)一般人への予防用として使う気はあまりなく、むしろ血液製剤を治療薬として使う旨の発言をしていたのですが、WHOのリスト掲載、AMEDの採択で予防ワクチンが主になったのかなぁ?
先ずは医療従事者へ公費で接種。
※アメリカのモデルナワクチンは、量産化しても10万円と森下教授言っていたっけ。
問題はある程度の感染者を必要とする第三相臨床試験をどうするか?ですね。
・患者のいる海外で行う
・医療関係者等に限定して特例省略
・ワクチンの早期適用で特例省略
で、医療関係者と軍属に利用し、あとは治療薬としての活用云々の説明は勇み足だったようで「現段階では何も決定されていません」と玉虫色になってしまったようです。