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マスクの効果は大きかった!との確証が数字で出て来た。新型コロナ

山中伸弥さんの新型コロナウィルスのホームページで、科学論文の紹介があり、
https://www.covid19-yamanaka.com/cont4/14.html
その一つとして、6月付で米国科学アカデミーによるマスクの重要性の論文が紹介されています。
https://www.pnas.org/content/early/2020/06/10/2009637117
→22時追記:後でわかりましたがこの論文撤回を求められているそう💧
このスレ本文下に撤回文書へのリンクありツイートを記載。

2~3月頃の初期はWHOはマスクは効果が無いなどと言っていて、欧米ではマスクをせずに人との距離を開けたり(2m)、外出規制がなされていましたが、その効果は限定的だったそうです。

ところが、その後WHOもマスクの重要性を言い始め、イタリアやニューヨークでもマスク使用義務化を始めると感染者の減少が促進されたそうです。(下のグラフ)

マスク義務化政策.jpg

(A)武漢、イタリア、アメリカ合衆国の感染者
2つの黒い円は、マスク義務化政策が実装された日付
黒い点線は、実装前の線形回帰に基づいた線

(B)イタリア
網掛けの縦線は、4月6日にマスク義務化実施した線

(C)ニューヨーク市
影付きの縦線は、4月17日にマスク義務化実施した線

だそうで、マスク義務化を機にグラフの傾きが変わっています。

アメリカでは、ニューヨーク市だけマスク義務化がされたようで、アメリカ合衆国全体(ニューヨーク市除く)との差が下のグラフに示されています。

マスク効果グラフ.png

※素人の私が勝手に日本語訳付けたので、間違ってたらお知らせ下さい。


新型コロナは、飛沫や接触感染よりも、微小飛沫(エアロゾル)による感染が重要であり、マスク着用が感染拡大に効果的であるとのこと。(下図)

空中感染の図.png

※私が日本語訳付けたので、間違っていたらお知らせ下さい。

日本では、早い時期から「三密」を避ける事が提言されていて、空気中に漂う微小飛沫(エアロゾル)が危険である事は言われていて、「そんなの知ってるわ」という話であります。
これが、欧米で途中から「マスク義務化」政策がなされた事によって、数字で改めて明らかになったという事ですね。

リンク先によると、
「フェイスマスクは、ウイルスを含むエアロゾルの霧化と吸入を両方ブロックすることにより空中伝播を防止し、液滴のウイルス排出をブロックすることにより接触伝達を防止します。」
という事でマスクは、相手に感染させない効果だけでなく、自分が感染しない効果もあるという事が書かれています。

2mの距離を開けるだけでは、空気中を漂う微小エアロゾル感染は防げないという事です。(下図)大きな飛沫は下に落ちるから距離があれば吸い込みませんが。

空中感染とマスク.png

※図中の日本語は私が勝手に記入。

あとは、山中伸弥さんも書かれている通り
「マスクを外さなければならない食事時の対策が重要と考えられます。」
これですね。今感染者が多数出ているのが、飲酒や会食の場です。
飲食時はこれで防げる、というお手本になる解決策が見つかると良いのですけどね。
テレビではフェイスガード飲み会、などやっていましたが…あれ効果あるんでしょうか。

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【追記】
16時:その後調べてみると、
統計的にはマスクの効果が「推測されている」だけで、マスクの予防効果が「科学的に立証されたわけではない」。「確たる証拠はないので過信は禁物です」。と複数のサイトに書かれていましたので、ご注意下さい。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/241998
https://jxpress.net/coronavirus-face-mask/#立証されている新型コロナウイルスの2種類の感染経路

22時:追記
ななんと、この論文撤回を求められているのだそうな。あらら。

ここのコメント欄でも指摘がありましたが、、、
・伝播や報告にかかるタイムラグを反映していない、
・政策施行日を集団の行動変容のproxyとしている、
・感染症のダイナミズムを反映しない単純な線形回帰を使用
・COVIDの主要な感染経路を空気感染としていることも誤り
等々の問題点を指摘。

ただ市中でのマスク着用は他の論文で有用と評価されており、そのことが覆るわけではありません。
という事ですが。

他にも、ドイツ・マインツ大学などでも同様の報告が出ているそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/87fc2143c19be90e4547cf1cbd2355496dde418e
早期にマスク義務化した東部イエナで新規感染者は激減。「統計的に強い確証」を得られたという事です。


27 件のコメント
1 - 27 / 27
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
nikowonさん

富岳でマスクのシミュレーション動画ありますか?
探したけど見つかりませんでした。
NHKスペシャルで本物の飛沫を撮影したものは見た事があります。

富岳だと事務机の仕切りの高さ、電車内の換気、病室ベッドでくしゃみした飛沫、などは見た事がありますが…
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
元々アメリカなどの当局がマスク不要論を吹聴していた時にも「マスクに感染予防効果はほとんど無い」とする学術論文(科学論文)を根拠にしていました。

学術論文であれば必ずしも正しいというものではないんですよね。一般人には研究の中身を評価する能力がないので、つい論文で発表されたと聞くと正しいと証明されたかのように受け止めてしまうんですけど。

論文引用は大衆の印象操作に便利な道具にもなっているのでその点は我々も気をつける必要があると思います。
点線の取り方。解釈の違い。

・上のグラフを読み取る
日本でも言われていると思うのですが、
規制や制度が変更になった後、10~2週間ほどでその効果が表れます。
(すでに感染した人が発病しますので)

それぞれの、外出規制とマスク着用が印が開始した時期であるなら。
効果はほぼ同じだとするのが正しいのではないでしょうか?

・下のグラフを読み取る
NYCでは(基本的に)人口の多い地域で構成されているので、爆発的に増え、その後収束する。
NYCと比べ広さの比較が段違いに広い為、感染しながら広がるのに時間が必要。対策もある程度進んできて、ダラダラと広がるので収束が見えない。

マスクの効果かどうか、グラフでは全然読み取れない。・・・ような気がします。

マスクの効果はあると思いますよ。ただ、複合的な要素の一つ位だとは思います。

自粛の行動が1割違えば大違いなんでしょ?(計算上)
他の要素もあるのでマスクのみでどれ位効果があるのか証明は難しいでしょうが、マスクの効果が無いなんて事は無い。(個人的な見解)
本当にそうなら嬉しいですね。

 統計からの推論は「何となく兆候が似ている」事しか表しておりませんので、かくいちさんの警鐘がとても有効だと感じます。

 出来たらもっと具体的な因果律を科学的な物証で示してくれる発表が出てくる事を期待しています。
 安易に信じて罹患しても発表者の方は責任を取られる訳でも、その上で亡くなる方を甦らせてはくださらないと思われますので。
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ

マスク義務化政策.jpg

かくいちさん

リンク先の論文では
・イタリア
・武漢
・ニューヨーク
の政策と傾向を比較しているそうで、同じ論文のグラフを上に載せます。

(A)グラフ
2つの黒い円は、マスク義務化政策が実装された日付
黒い点線は、実装前の線形回帰に基づいた線

(B)グラフ
網掛けの縦線は、イタリア北部で4月6日にマスク義務化実施した線

(C)グラフ
影付きの縦線は、ニューヨークで4月17日にマスク義務化実施した線

という事です。
これらはマスク義務化政策の効果だろうという「推測」ですかね。
他のサイトを見てみると、インフルエンザよりもマスクの効果が出るという統計的な推測は出ている、でも予防効果が「科学的に立証されたわけではない」「確たる証拠はない」などと書かれています。
まあ政策と傾向を見ると効果がありそうに見えるね、程度ですかね。

私も、今までマスクの効果は限定的だと思っていたので、マスク義務化でここまで傾きが変わるの?というのは少々驚きではあります。
>さとさん!

 おっしゃる通りですね。

 まぁ本音を申せば、そう言っても暑い中でマスクをしている時に気が楽になりますよね。

 皆様、ご自愛なさってくださいませ。
>飲食時はこれで防げる、というお手本になる
>解決策が見つかると良いのですけどね。

料理は全て液状にして、マスクしたままストローで飲めば全て解決❗
宇宙食みたいで流行るかも(笑)
>Dark Side of the Moonさん♪

 時代の先取り、最先端ですね(^〇^)
食事はお話禁止で静かに食べましょう。
感想を言うときは
明後日の方向に向くか
マスクしてからにしましょう。

あと手掴みは行けませんから
大好きなポテチは箸で食べてます。
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
>テンゴさん

インフルエンザに対してはマスクの効果は限定的だったみたいですし、WHOやアメリカがマスク不要と言っていた時期は、医療用マスクが不足するのを危惧して、わざと言っていたという記事を見た事があります。ほんとかわかりませんが。


>かくいちさん

もう一度論文をざっと見たのですが、感染日~陽性確定日のタイムラグを考慮しているかどうかわかりませんでした。英語苦手💧
ロックダウンの効果が出るのに1ヵ月かかってるように見えるので、タイムラグに1ヵ月もあるのか、ロックダウンが段階的だったのか。色々不明ですね



>Erfolgreicherさん

山中伸弥さんのHPは新型コロナの正しい情報を伝える為、という目的で作られたようですので信用して見ていましたが、信用に値しない可能性もあるのですかね。英語苦手&医学がわからないなので細かい所まで読み取れずわかりません。統計的相関がある程度で因果関係はわからないのか、もしかしたら相関さえ無いとなると、かなり怪しいですが…


>Dさん

宇宙食みたいな流動食、誰か始めませんかね。多分誰もしないかな(笑)


>クリームメロンソーダさん

ここによると、マイクロ飛沫は最大4m飛ぶとか!?明後日の方向は効果あるんでしょうか。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59635940X20C20A5TJN000/
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
ということは、マスクしてれば間隔あけなくて
良いという宮沢准教授の論は割と正しそう?でしょうか(;^ω^)

https://news.yahoo.co.jp/articles/47699974c1abb3e4062f25e8a549014a161e8d3c
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
大阪の専門家会議で

自粛や休業は必要なかった、との意見が

確かにロックダウンの効果もあまりなかったようなのですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9df6b807e91ef984441413aca7dee82f620766
「外出禁止は感染抑制と相関がない」という研究結果は以前にも出されていましたね。
(ただ、この時点では、マスク着用の効果も確認されていなかったようですが。)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93360.php
マスク着用の効果については、新型コロナ感染が2割以下になったという、ハムスターによる実験報告もありましたね。
https://king.mineo.jp/my/132c3b2f477438a4/reports/72980
イタリアのデータはようわからんのですが、アメリカの感染者数変動は、3月から4月にかけて無茶苦茶なんで、信用できないですね。そもそもなんで「マスク義務化」以前の26日間の回帰直線を採用しているのか?外出規制開始が確か3/20頃、そこからマスク義務化の4/17までの期間ということなんでしょうけど、それってstay at homeの効果が混入してそうですし、それ以前に3月半ばからアメリカ全体での感染者増加速度が減少傾向にあるんですよね。
感染者増加速度が抑えられったていうより、ようやく3月半ばに感染者の全体像が把握できた、と睨んでますが。

原著論文Fig3Aの新規感染者数は、外出規制開始後約2週間の4月頭から急激な減少傾向が見られます。それを無視して4/17以前とそれ以降で回帰直線比較するのは恣意的な切り取りにしか見えない。
どう見てもこれはstay-at-homeが大きな効果があったと見るべきデータだと思いますよ。

マスクも意味がまったくないとは思わないですけどね。近隣で多数の感染者がいるならばマスクすべきでしょう。NYでの最大感染密度ってどのぐらいだったのかな?
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
ななんと、この論文が撤回を求められているようです。
ここのコメント欄で指摘があったように、

・伝播や報告にかかるタイムラグを反映していない、
・政策施行日を集団の行動変容のproxyとしている、
・感染症のダイナミズムを反映しない単純な線形回帰を使用
・COVIDの主要な感染経路を空気感染としていることも誤り

等々の問題点を指摘。
「ちなみに市中でのマスク着用は他の論文で有用と評価されており、そのことが覆るわけではありません。」とのこと。
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
fsmさん

感染密度って初めて聞きました。
一定面積当たりの感染者人数なんですかね?
さとさん、
「密度」じゃなくて「頻度」ですね。
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
fsmさん

最大感染頻度、とは?
日別の新規感染者数が一番多い日の人数という事ですか?
グラフAで見ると約6千人のようですね。4月初旬頃
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
感染流行地域で
人混みへ行く時は
一定の効果がある。

けど0になる訳では無いので
出来れば人混み、会話を避ける方が
良い。

でも会話するな🤫、
とは言えないですからね〜😅


ウィルスも生き残りに必死なんだなぁと
思います。
さとさん、
新規感染者じゃなくて、実際どのぐらい感染者と出会う可能性があるのか、その頻度が分かればなー、と。
でも、新規感染者数見れば、ある程度推定はできるかもですね。ってか、6千人もいるんだ!半端ないですね。
1人の感染者が1人に伝染すとすると、倍の1万2千、2人に伝染すとすると、1.5倍の9千人。チョー大雑把。
NYCの人口が大体1000万人だから、1000人に1人!ちょっと多いかも。
1日に100人と濃厚な接触するとして、その中に少なくとも1人は感染者が入る確率は、(1-(0.999)^100)=0.1。10日に1回感染リスク。
日本では普段の生活で、買い物とか日常生活では全くマスク必要ないと思うわたしですが、ちょっとここまで感染リスク高いとマスクしたほうがいいかも、って思います。
ちょっと大雑把すぎて、F. Zappaもびっくりな計算ですけどね。
>クリームメロンソーダさん

食事はお話禁止で静かに食べましょう。
感想を言うときは
明後日の方向に向くか
マスクしてからにしましょう。

あと手掴みは行けませんから
大好きなポテチは箸で食べてます。

 自粛期間中に使う時だけ、親指と人差し指&中指に指サックみたいに嵌めて使う「指トング」(正確な名称を失念しました)とか云う商品が、
リモートワークやネットでPCを使う場合にポテチを食べる時に便利で売れている!と紹介されていました。
 元々はまな板で肉を切る時に滑らないように、とかケガをしない様にって開発されたそうですが。
>さとさん♪

山中伸弥さんのHPは新型コロナの正しい情報を伝える為、という目的で作られたようですので信用して見ていましたが、信用に値しない可能性もあるのですかね。英語苦手&医学がわからないなので細かい所まで読み取れずわかりません。統計的相関がある程度で因果関係はわからないのか、もしかしたら相関さえ無いとなると、かなり怪しいですが…

 いえいえ。ただ、「学説は所詮、仮説」と云う事を念頭に置かれる事を提案させて頂いているだけです。
 実証済みの理論定説でさえ、現在の科学レベルの範囲では、と云う注釈が付いているのが真実ですし、グラフ資料においては「単なる兆候の類似」を「一致した」と曲解(あるいは拡大解釈)する過ちを予防する為の注意喚起だとお受け取り頂ければ幸いです。
さとさん

マスクは病気の他人感染防止には大変効果があると思います。
又、うがいも病気感染防止になると思います。
日本人が習慣でしていることは効果がある物ばかりです。
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
>ghさん

ロックダウン不要説色々出ているけれど、割と専門外の人が言っていて、信ぴょう性がどうなんだろうかと素人には思ってしまいます。
宮沢教授の話は参考になる所もあるけれど、ロックダウン不要説はちょっと理由がわかりませんね。宮沢さんは獣医さんですしね。


>Dさん

外出禁止は意味が無いという話は、最近よく言っている人が居ますよね。
正確にはまだわかっていないようですが…
ハムスターの話はスレ立てていましたね。


>fsmさん

日本では確率的には感染者に遭う可能性は低そうですが、それでも低い確率に自分が合致する可能性もあり得るので、その予防の為にマスク、なのでしょうね。
この論文のグラフに関しては、ロックダウンの効果が遅れて現れて来ている事と混じっている気がして来ましたので、信用できないかも知れないですね。


>Erfolgreicherさん

この論文に関しては、かなり「拡大解釈」な気がして来ました。
(マスクの効果はあるのでしょうけれど)
さと
さとさん・投稿者
SGマスタ
>たけちゃん3さん

マスクは効果があるようですね。
ドイツの例では7割以上の感染者が削減と推測されているみたいです。
本当ならすごい効果ですね。
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