【SIM道楽】楽天miniに5月新発売 eSIM.NET-eSIM(Docomo+SB)回線を追加
B1が有ろうと無かろうと、B4が有ろうと無かろうと、1円でゲットした Android-eSIM機の楽天miniをアレコレ楽しませてもらっている毎日です(笑)
さて、前回の楽天mini-eSIMレポの MTXConnect-eSIM(Glaobal Prepaid)に続いて、今回は欧州初(?)、5月に新発売になったばかりの PAYG-eSIM(Pay-As-You-Go)としてeSIM登場した eSIN.NET-eSIM(Glaobal Prepaid, Pay-As-You-Go、世界230ヵ国カバー)を体験してみました。
記事1) New PAYG eSIM Helping Households in Mobile Network Black-spots
https://www.prnewswire.co.uk/news-releases/new-payg-esim-helping-households-in-mobile-network-black-spots-887185980.html
記事2) eSIMs Pave the Way for Multiple SIMs and Telephone Numbers in the One Phone
https://www.prnewswire.co.uk/news-releases/esims-pave-the-way-for-multiple-sims-and-telephone-numbers-in-the-one-phone-821452022.html
*1) PAYG(=Pay-As-You-Go = 使用期間なし、使用量に応じてプリペイド残高から料金を支払う =従量課金)
そもそも前回の MTXC-eSIMサービスもEU圏(Lux)発祥の Glaobal Prepaid, Pay-As-You-Go というジャンルに属するサービスなのに、なぜここに来てあらためて、
「… Europe's first Pay As You Go (PAYG) data, voice and SMS eSIM plan. 」
ということになるのか、チョットばかり不思議ではありますが、これまで確かにEU圏ではキャリアの月次契約回線のeSIM化は急速に進んできているものの、第2回線用のプリペイド回線、もう一つのeSIM化は、多くのユーザーに望まれながら、実現の遅れていた領域ではありました。
今回の eSIN.NET-eSIMの特徴は、 230か国を対象とする Glaobal Prepaid、Pay-As-You-Go に加えて、
・ 豊富なネットワーク選択肢からキャリア選択可能
・ 通話とSMSの使える電話番号が付与される
・ EU圏データ通信料金一律 = US$0.007/MB (US$7.00/GB)
・ 米国データ通信料金(AT&T) = US$0.007/MB
・ 日本国内で Docomo、Softbank回線が自由選択
・ 日本国内データ通信料金(Docomo) = US$0.0197/MB
・ 日本国内データ通信料金(Softbank) = US$0.0156/MB
ということで、US$0.007/MBという、欧米圏ならではの従量課金がこれまで以上に使いやすい料金になっているのはスゴイことです。(ちなみに MTXC は 現時点で世界一律 €0.012/MB です)
なので、SIM道楽@楽天mini(eSIM)としては、さっそく、eSIM-NETプロファイルの追加インストールとなったわけです。
まず eSIMを、↓ このページから購入しました。
https://www.esim.net/pay-as-you-go-esim
PAYG (US$10.00チャージ込み) で US$10.00
SIM発行手数料とか、eSIM代とか、アレコレ名目で料金を追加するどこかの eSIMとは違って、シンプルです。
QRコード
SM-DP+ アドレス
ACTIVATION コード
が、クレジットカード支払手続き完了と同時に登録メール宛てに送られてきます。1分もかかりませんでした。eSIMの魅力ですね。
QRコードの読み込みが完了すると、
eSIM.NETの回線が新たに追加され、当方の楽天miniには全部で 4回線の eSIMプロファイルがロードされました。これが現時点の当方の楽天miniのインストール済み回線です。
今回のeSIM.NET回線は「Carrier」と言う表示になりました。これって名前のエディットが出来ないのはちょっと不便。(エディット方法があるのかもしれませんが、現時点で不明)
APNは eSIM.netサイトの FAQより 「globaldata」と言う設定が指定されていましたが、APN設定画面に言ってみると既に TIM (Sim Operator,イタリアのナンバー#1キャリア)の APNが一覧で選択されていて、そのままでも接続できました。また作成した APN=「globaldata」でも、どちらでも問題なく繋がりました。
まず、NTT DOCOMO回線をローカルネットワーク ↑ に選んで見ました。
接続サーバ IP アドレス : 194.54.172.39 (ロンドン, UK)
eSIMオペレータ・コード : 222-01 ( TIM, イタリア )
Localネットワーク・コード : 440-10 ( NTT DOCOMO )
つづいて接続を切り替えて Softbank回線 ↑ をローカルネットワークに選んで見ました。
従量課金なので、接続パフォーマンス(スピード)測定は行いませんでしたが(セーブ・マネー(笑))、国内で接続しているので予想通りPING値は大きそうです。
順番として前後してしまいましたが、eSIM.NET-eSIMのインストールが完了すると ともとで割り当てられた +44のイギリス電話番号が振ってきます。↑
一応この番号宛にSMS送信をしてみましたが、シッカリ着信していました。
さらに、一応、確認の為に +81-50-5XXX-XXXXから、すでに割り当てられた+44-79XX-XXX-XXX宛てに電話をしてみて、正しく着信することを確認しました。通話品質も悪くなかったです。この楽天miniの通話品質は国内/国外通じて決して悪い方ではないという実感です。
以上、5月に新発売になったばかりの PAYG-eSIM(Pay-As-You-Go)としてeSIM登場した eSIN.NET-eSIM(Glaobal Prepaid, Pay-As-You-Go、世界230ヵ国カバー)を、これまた渦中で話題の絶えない 楽天miniで体験してみました(笑)。
楽天miniのeSIMは Android-eSIMということで、現時点で正式にサポートされている 海外eSIMサービスは一つもありませんが、予想外にも PAYG-eSIMが使えることが確認できたこと楽しみが増えました。
とは言え、海外で利用するには周波数対応が貧弱な 楽天mini。海外で使うのはおそらくSIM道楽遊び~くらいにしましょう(笑)
いつもながらのニッチな話題、梅雨入りの季節に部屋の中で弄ぶには格好の体験、お好きな方向けの限定版でした(笑)
【楽天mini, 楽天Unlimit 関連投稿】
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【SIM道楽】楽天miniで UnLimitから MTXC-eSIM(docomo)への切替えに挑戦
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/75205
【SIM道楽】楽天Miniで Un-Limit(eSIM)に加え 複数eSIMをトライ…[追記あり]
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/74650
【SIM道楽】<続報> 楽天UnLimit-SIMと 楽天Link(分離型)の通話挙動を徹底検証
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/70278
【SIM道楽】<続々報> 楽天UnLimit/楽天Link のチョット困った Prefix電話の挙動
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/71417
【SIM道楽】楽天UnLimit-SIMとRakuten-Linkで通話/SMSの 実力検証
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/69942
1円で買ったスマホなのに、
本体価格の700倍もするカバー購入~
本体価格の600倍もする保護フィルム購入~品質不満でゴミ箱
本体価格の1300倍もする保護フィルム購入~
本体価格の120倍もするMTXC-eSIM購入~
本体価格の1100倍もするeSIM.NET-eSIM購入~
すでにスマホ本体価格の 3820倍の追加購入が発生しております(笑)
誤解を招かないよう、当方所有の楽天miniは ↑ です。
俗に言われている「中期ロット」になります。
書き忘れていましたが、
三か月以降、電話番号、その他のサービスをキープする場合には US$1.00/月がチャージされます。ご留意ください。
それから…SIM発行元がイタリアの#1キャリアのTIM社になっているのが理由かどうかわかりませんが、このPAYGはイタリアでは利用できないようです。
チャージ残高(Credit balance)の確認をしたいときには 電話アプリから USSDコード {*187#} を送信すると システム・メッセージとSMSの両方に返信されてきます。 ただしこの USSDコードを利用する場合は、Softbank回線にしておく必要があります。Decomo回線利用中ではエラーメッセージが返されてしまってUSSDコードが使えなかったので、eSIM.netサポート・チームへ問い合わせして得た回答です。対応はとても迅速、質問に対する回答も正確でした。
USSDコード一覧:
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*102441234123456# – This is to set up call forwarding where as an example all calls will be forwarded to 441234123456. You will receive a confirmation SMS
*103# – Stop call forwarding
*121# – Call Voice Mail
*122# – Activate Voice Mail (Voice Mail =On)
*123xx# – Set the number of seconds (xx) after which the call will be transferred to Voice Mail. The default value is 30. Max allowed value is 60.
*125# – Check Voice Mail status (On/Off)
*133# – You will receive an SMS reminding you of your +44 UK telephone number
*187# – Check balance – You will receive an SMS showing you your live balance
*655$$# where $$ is the amount to be topped up. You will receive a confirmation SMS
Softbank回線に切り替えたついでに接続パフォーマンスを見ました。
測定APP : OoKla
TGTサーバー : Tsukuba
Ping = 553msただし ➡ 頭出しは遅いが読み込み完了は早い
DN = 30.9Mbps
UP = 5.00Mbps
ローカルネットワーク : Softbank (B3)
SIM管理元 : TIM (但しサーバー所在地はロンドン)
昼休みに eSIM.netプロファイル(carrier)から Unlimitプロファイル(Rakuten)に切り替えましたが、他のプロファイルが消えることもなくスンナリ切り替わりました。いつもこんな感じで安定してくれるのであれば有難いです。
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複数eSIMプロファイルを搭載した Rakuten Miniでのプロファイル切り替え操作や一連の操作で、エラー発生なくeSIMの切り替えが上手く完了するのは、当方の経験的からみて 成功確率 概ね 50%(五分五分)位(?)というような感じです。なので eSIM操作に不慣れな方や、少しでも不安な方、復帰方法の分からない方は、安易にやらない方がいいと思います。現時点で 積極的にお勧め出来る操作ではありません。
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Rakuten Miniへの eSIMプロファイル搭載は、基本として「1プロファイル」として利用されるのが安心です。
ただいま eSIMプロファイルの「切り替え」継続実験中 !!
eSIMプロファイルの切り替えることにより、他のインストール済の「eSIMプロファイルが非表示になってしまう…」という難儀な問題、切り替えエラーが、当方の楽天miniでここ3日ほど、一度も見られ無かったので、今日は「プロファイル・切り替え」、「別のプロファイル・追加」を幾つか続けて実施してみました。
結果、
やはりここ数日の現象と同じく、「eSIMプロファイルが非表示になってしまう…」という現象は何故か発生しませんでした。何らかの改善が施されたのでしょうかね~??? それとも たまたま偶然に~ということも十分考えられるので楽観視は許されません。何はともあれ、切り替えエラーが起こらなかったというのは朗報です。
あ、ただし、こちらとしてもこれまで考慮していなかった対策を一つだけ加えてみました。それは…「プロファイル・切り替え」、「別のプロファイル・追加」操作をする前に、
・ 楽天mini上の Rakuten-Linkアプリを完全ログアウト しておく
…ことです。
というのは、
Rakuten-Linkアプリをログインしたまま Rakutenプロファイルを切り替え(他のeSIMプロファイルを有効)にすると、強制的に Rakuten-Linkがログアウトされてしまう経験から、eSIMプロファイルの切り替え時には Rakutenプロファイルと Rakuten-Linkが 何らかの関係を持つのではと推察して、Rakuten-Linkをログアウトすることで、事前にその影響を排除してみました。
まだ 試行錯誤の実験中ということなので、この手の話には
くれぐれも「君子危うきに近寄らず~」というスタンスでお願いします。 Rakuten-eSIMプロファイルが消えちゃって、虎の子の1年間無料がパァになっても全て自己責任でお願いしますぅ~(笑)
初体験の Android eSIMスマホ(楽天mini)ですが、「4G LTE拡張モード」という選択肢が表示される eSIMと、表示されない eSIMとあることが分かりました。
「4G LTE拡張モード」= 「LTEサービスを使用して、音声などの通信を改善する(推奨)」
ということらしいので、iPhoneで言うところの 「LTE, VolTEオン」と同様な設定のことと思われます。eSIM.netプロファイルは音声/SMSが有効なので、この「4G LTE拡張モード」がサポートしているのかもしれません。
eSIM.netアプリは、Apple Store、Google Playの何れにも最近 v1.01が準備されたようです。
eSIM.net APPにアカウント情報が追加され、これまで チャージ残高(PAYG)の確認には USSDコードの入力が必要でしたが、今回アプリからの確認ができるようになました。
設定バーから > Sign-In します。
(つづく)
(つづき)
設定バーから > Sign-In >My Account > My eSIM を開くと、チャージ残高(PAYG)の確認ができるようになり、少し便利になりました。