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温暖化対策でなぜ石炭火力発電がターゲットに

間接排出と直接排出の違いを認識せずスレを立ててしまいましたので訂正した内容に書き換えました。
申し訳ありません。

間接排出と直接排出の違いは以下の記述がありましたので記載しておきます。

部門別のCO2排出量については、「直接排出」と「間接排出」の2つの表し方があります。
「直接排出」は、発電のときに排出されるCO2を電気を「作った側」、
つまり発電所での排出として表す方法です。実際に燃料を燃やしてCO2を排出するのは発電所なので把握も容易で、日本政府も排出量を国連に提出する時にはこの方法を用います。
「間接排出」は、発電のときに排出されるCO2を電気を「使った側」、つまり各部門での排 出とみなす方法です。


昨日、今日と温暖化対策が紙面を賑わしているがその中で日本の二酸化炭素排出量の4割を占める火力発電との下りが有る。

全国地球温暖化防止活動推進センターのデータが毎年公表されているが
2017年のデータによれば日本全体で11億9000万tのうち
間接排出量は
発電所部門 9600万t
工場部門 4億1300万t
運輸部門 2億1300万t
サービス部門 2億0700万t
家庭部門 1億8600万t
その他
となっている。

直接排出量は
発電部門 4億9100万t
工業部門 2億9600万t
運輸部門 2億0500万t
サービス部門 5970万t
家庭部門 5930万t
その他
となっている。
この直接排出量データから発電部門が4割を占めているが発電部門にこれだけ集中していると言うことは日本の産業に欠かせいことでの裏返しでもある。

注目は電力部門が目立つが間接排出量データから約4億tが工業部門、サービス部門、家庭部門に転換が図られている。

ところで、二酸化炭素排出量は2007年13億0600万tから2015年12億2700万tに減少し2017年には119000万tまで減少を示している。

電力について燃料別の構成比を見てみる。
電気事業連合会の調べでは構成比(全発電量を100%として)
2007年 2015年
石炭 27.4 31.6
LNG. 25.3 44.0.
石油 13.1. 9.1

発電量は
2007年 2015年
石炭 2824億kwh 2797億kwh
LNG. 2607億kwh 3896億kwh
石油 1350億kwh 799億kwh

石油火力、石炭火力の減少、LNG火力が増加したことが二酸化炭素排出量の減少に寄与したことがわかる。
また、石炭火力は技術革新が目覚ましく日本の石炭火力の場合、0.86kg-co2から最先端のものは勿来発電のIGCCでは石油火力並みの0.71kg-co2,先進型超々臨界圧石炭火力では0.78kg-co2まで減少してきている。

発電構成比を使うと石炭火力を従来の8.6kg-co2数値にすると

加重平均すると8.6×31.6%+7.0×9%+3.76×44%=約5.0
最新のデータから7.1kg-co2で計算すると
7.1×31.6%+7.0×9%+3.76×44%=約4.5

2017年データから二酸化炭素排出量は49100万tであるため
26687万tから24480万tへ減少することがわかる。

石炭火力はコストパフォーマンスからは欠かせない電力供給システム。
将来的には現在の熱効率42%からCC発電並みの60%を目指す方が現実的と思われる。

なお、太陽光発電など自然再生エネルギーは蓄電池を備えていない限り発電時は二酸化炭素を出さなくともバックアップ電力を加味した場合二酸化炭素排出量はゼロではない。
また、バックアップ電力を自然再生エネルギーで行うには発電が不安定であり蓄電池を備えてあっても発電量が少なく十分賄えきれない。
火力発電特に24時間稼働する石炭火力はやはり必要である。


31 件のコメント
1 - 31 / 31
ミディさん 日本国政府の小泉環境大臣に面会してにデーターを良く
説明してやって下さい。
日本の石炭発電は大変効率的です。
海外の燃費の悪い飛行機とか車とかやめて欲しいところです。

Screenshot_20191216_201441.jpg

ここから出てきた数値ですね。

この2つのグラフの違いを理解してください
コンバインドサイクル発電とかいい技術力を日本は持っているし、エコカーも他所の国より普及していると思うけどなぁ。

大気中(排気)の二酸化炭素を地中に・・・という技術の実証実験も本格的に始まったというニュースもありましたけど。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
なんだかんだ言っても、石油も石炭も炭素やさかい出るでしょ、水と二酸化炭素

その他は知らんけど🙄
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
https://stabucky.com/wp/archives/8709

環境活動家が誰も口にしないけれど、第二次大戦後に世界人口はまさに爆発的な増加を続けています。どう考えても、経済発展や人口増加にブレーキをかけなければ、ゴミの分別収集やストローの紙化をやったところで気休めのパフォーマンスにしかならないのが現実でしょう。

しかし自由競争の原理で回っている世界経済に「公平に」ブレーキをかけつつ維持するのは大変難しいですし、人口抑制は人道上の問題をはらんで来ます。だから誰も取り上げ無いのですが、本当はそこにメスを入れられなければどうしようもないように思います。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
立石野毛男さん
>日本の石炭発電は大変効率的です。
その通りですね。
IGCCとかIGIFとか出てきていますし実験段階ですがIGIFでCC発電並みとは言わないまでもLNG火力発電並みまで二酸化炭素排出量を削減してきている。

環境省は原データを基に石炭火力発電について国益に沿った正しい説明をすべきです。

加工されたデータは問題の本質を見謝ります。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
おとぶさん
なるほど
工場部門と電力部門の合計とほぼ合致します。
つまり、電力部門を工場部門に統合させた数値が4割。

やはり、発信元は民主政権の改竄だったか。

石炭火力発電からの二酸化炭素排出量は約6000万t
日本の二酸化炭素排出量の約5%。
日本は国際会議で主張すべき。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
なんだかんだ言っても、原発事故でヤッちまたんだから自己責任じゃね。
世界的に。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
そうえいばNetflixで見た近年のビル・ゲイツのドキュメンタリーが面白かったです。彼はマイクロソフトを引退後にアフリカの衛生問題に取り組むために新しい発電飲料水製造便器を開発したり、次世代の中型原発の開発に取り組んでいるとの事でした。福島原発などで使われていたのは旧式の原発で津波で発電機が止まると炉心を冷やせなくなりメルトダウンが発生するのだけど、ビル・ゲイツの開発している方式の原発はそもそも炉心が熱くならないのでメルトダウンも起こらないのだとか。

それを実用化するためには単価を下げるために大量生産しなければならず、現在大量の原発発注をしてくれる国は中国しか無いんですね。それでビル・ゲイツは中国から大量の受注を受けていました。ところがトランプ氏が出てきて米中の経済戦争が始まった余波で中国との原発取引も停止させられたとのことです。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
Wakaba Neo Jalcium 4才6ヶ月さん
>なんだかんだ言っても、原発事故でヤッちまたんだから自己責任じゃね。
世界的に。

確かにね。

ところで、韓国も古里原発とかウォルソン原発とか地震がなくても炉心事故とかめちゃめちゃ起こしているね。

放射能漏れ隠しに隠しているって話聞いている。
韓国も同じレベルやね。

そうそうこんな話もあったね。

韓国がアラブで受注した原発だがひび割れが入ったとかでアラブの王子さまからガッツリクレーム入ったようだね。

また、韓国はどこかの国で受注したダムが決壊して保証もしていないんだってね。

韓国は日本以下かも

あなたには関係ないと思うが情報入れときます。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
テンゴさん
>次世代の中型原発の開発に取り組んでいるとの事でした。福島原発などで使われていたのは旧式の原発で津波で発電機が止まると炉心を冷やせなくなりメルトダウンが発生するのだけど、ビル・ゲイツの開発している方式の原発はそもそも炉心が熱くならないのでメルトダウンも起こらないのだとか

結構面白い内容ですね。
安全に利用できるなら原発も否定しません。
それに今の原発は2050年代にはほぼ消滅しているからそれに変わるものとして注目して行きます。
ミディさん

直接排出量のエネルギー変換部門の41%が、日本の発電による二酸化炭素の排出量とほぼ等しくなります。これは重電で仕事をしているひとの常識みたいなもの。
ミディさんの言う、9600万トンは、間接排出量のエネルギー変換であり、発電所を建設したり、発電所自体で消費されたりするときのエネルギーの二酸化炭素換算量です。

2017年でも発電所関連だけで日本の二酸化炭素排出4割を占めているというのは、データーとして正しいです。
だから石炭火力発電がどうだというのは、私はいいませんが、基になるデーターは正しく扱って下さい。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
おとぶさん
それは正式見解ですか。
私が見ているページには4割の内容は全く書かれていません。
しかし。あなたの言うグラフは四国電力のベージにはありました。
いづれが正しいか明日検証してみます。
なお、気になることが
電力部門として私が見ているページにはありますが四国電力のベージには単に産業部門としか記述ありません。
データーの出所を明記してませんでしたが、ミディさんの本文にかかれているのと同じ、「全国地球温暖化防止活動推進センター」のホームページです。

https://www.jccca.org/chart/
の、4-4。

参考によろしくお願いしますね。
まあ、国別石炭消費量を見てください
https://www.globalnote.jp/post-3222.html
日本より上の3カ国の合計の何%を日本が消費してるのかと・・・

京都議定書の頃、Co2があってやってましたが、日本の全消費量以上を、一国で増やす国があって、なんという無意味と思いましたよ
活動の見せかけの成果として数字を出してくれるところに圧力をかけてるだけに思います
ミディさんが紹介されているデータは「間接排出量」のグラフで、これは、電気事業者の発電に伴う排出量を電力消費量に応じて最終需要部門に配分した後の値です。

なので、実際にエネルギー転換部門から排出されているCO2の量は、おとぶさんが紹介された「直接排出量」のグラフの通りで、日本全体の41.3%を占めています。
https://www.jccca.org/chart/chart04_04.html

スクリーンショット_2019-12-17_10.22.08.png

ちなみに、エネルギー転換部門のうちで事業用発電が占める割合は上の表の通りなので、凡そ91.6%になります。

以上のことから、事業用発電が日本全体のCO2排出量に占める割合は、41.3%×91.6%=37.8%ということになります。
こんにちは。

資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2018html/2-2-2.html
エネルギー白書2018 一次エネルギーの動向
図表の【第222-1-34】世界の石炭消費量の推移(国別)
を見れば、中国が48%、1国で約5割です。

08003.png

山びと源さん

「地球のある場所の気温の変化のグラフ」というのが曲者です。

例えば、上のグラフの原典は米国のロイド・ケイグィンが96年に書いた論文の図で、海底堆積物のデータから復元された、北大西洋のサルガッソー海の海面水温の変化です。つまり、半球や全球を代表するものではなく、特定の海域のデータです。そして、同じ著者らによる99年の論文によれば、北大西洋のさらに高緯度の海域のデータはこのグラフとは逆の変動を示しており、これらの変動が地域的に限定されたものであることが明らかになっています。これらの論文はIPCC第3次評価報告書にも引用されています
ミディさん、訂正お疲れ様です。


地球温暖化というのは、何千年も前にさかのぼるものではないと思います。
ここ100から200年の間に整えた環境を変えたくないという、保守的な人間のわがままを、聞こえのいい言葉にしたものではないでしょうか。

ある意味、科学技術案件ではなく、政治案件ですので、本来なら政治家がうまく利用して、この地球温暖化を利用して国内技術を海外に売り込むというように用いるものだと思います。
そういう面から考えると、ミディさんの高性能な石炭火力に、国内で開発中のCCS(カーボンキャプチャーストレージ)を付けて、途上国にトップセールスするくらいの意気込みを大臣が見せてほしいですね。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
おとぶさん
ご指摘ありがとうございます。
地球温暖化
私個人はアホらしいと真面目に思っております。
ちっぽけな人間が、
簡単に地球温暖化の原因と対策を立てて
あーだこーだ言い合っているのが、
おかしくみえる。
この偉大な地球。

地震でさえ防ぐこと、予知することも出来ない人間ども。

分数で言えば
4億年分の数年の予想だけで、
原因がこれだのあれだの特定し、
だからやめろ。とか。
本当にそれが原因なのか、
とても信じがたい。

地球の全てを研究し、
地球が誕生した日に生まれ今まで4億年以上生きていた人間がいたとして、
その人間が研究し、発表するなら信じてやる。
たかが100年生きた人間が、
4億年以上生きている地球をいとも簡単に解明しようなんざ。。。(笑)
私の意見を述べていなかったですが、石油や石炭、LNG、ウランといった資源をほとんど持たない日本のような国は、温暖化抑止の流れに便乗して再生可能エネルギー産業に大きくシフトすることが長期的には望ましいのではないかと思っています。
今すぐは無理でも、バッテリーコストが大きく下落する10〜20年後には恐らくシフトできているんじゃないですかね。
排出量を考える時、発電する設備(施設)を製造する時に利用するエネルギーも考えないといけません。
太陽光発電は発電時にCO2を出しませんが製造には結構CO2が出てしまうらしいです。
これも計算しないと、いけません

ってどこかの番組で言ってました。

詳しくは知りません。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
地球温暖化に関連し二酸化炭素云々は原発推進派が原発を売り込むため一理論に過ぎない二酸化炭素説を地球温暖化の主理論まてもちあげアメリカ政府にロビー活動したのが始まり。

これに色々肉付けするために二酸化炭素の変化を科学的データとして持ち出した。
これに自然再生エネの不安定な電力供給に着目し自然再生エネを拡販し自然再生エネを安定させるためには原発が必要でありスマートグリットの言葉が生まれた。

その後、自然保護派を煽り地球温暖化会議を国際的なイベントまで格上げした。

しかし、東北の震災で福島第一事故が起きると原発に対する安全性強化によりボーグル、VCサマーが一基1兆5千億円を算出されるに至り地球温暖化対策がアメリカでは経済界特に原発業界中心にスポンサー撤退が相次ぎ地球温暖化対策熱が急速に覚めていった。

それを背景にトランプ大統領は地球温暖化会議からの撤退を決めている。
石炭発電??
な人間でしたがカンニング竹山MCの16日(月曜日)のAbema Primeで特集やってて日本の技術の凄さを思い知りました。
この内容を小泉大臣に言って欲しかった。もしかしたら勉強不足で知らなかったのかな・・
夏野剛さんが番組内でおっしゃってましたが国内では自家用車が最大のCO2の原因であり、飛行機の10倍の1億トンという数字に驚きました。
車は持つな!は暴論ですが走行距離を減らす必要はあると思います。
鳥取県は歩かない人が日本一多い都道府県ですが現実は鳥取県だけじゃないと思います。ほんの少しの距離でも車で移動するのはやめないといけないです。
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター

20160621_195441.jpg

Dark Side of the Moonさん
>私の意見を述べていなかったですが、石油や石炭、LNG、ウランといった資源をほとんど持たない日本のような国は、温暖化抑止の流れに便乗して再生可能エネルギー産業に大きくシフトすることが長期的には望ましいのではないかと思っています。

それでは需要に見合う供給が維持できません。
以前計算しましたが太陽光発電では需要の1割を供給するためには埼玉県の全面積の約8割が必要です。

また、海上風力と言いますが日本の風向きは一定ではなく冬は大陸から北西の風、夏は南から南東の風また、春はその日により吹く風向きが変わる。
風向きをどこに合わせるかで発電量が変わる。
それにあわせバックアップ電力が必要になる。
1kw当たりバックアップ電力1kwが必要なことがオランダの実証で証明されている。

日本では風が強くても風向きによっては発電量は0に対して供給電力2kwつまりバックアップ電力で一月以上も続くこともあると聞いている。
そんな自然再生電力システムに依存したらブラックアウトの連続。

自然再生エネは補助電力でしかない。
二酸化炭素を手っ取り早く削減するといっても亜臨界圧石炭火力発電を全廃し700℃級のUSCにするだけで日本の二酸化炭素の排出量は2%くらい低減できるのではないかな。

これを最新型USCだと1kw当たり750g-co2
現行日本の二酸化炭素排出量は887g-co2だから15%くらいは削減される。

温暖化会議で各国0回答の中5%削減

高効率の石炭火力発電で化石賞を返上

これ以上の皮肉はないwww

高効率の石炭火力発電への切り替え
やるべきでしょう。
ミディさん

変動の激しい再生可能エネルギーのバックアップ電力には瞬時に追随できる発電方式が求められます。現状ではガスタービン式の一択ですが、2040年頃までには大型バッテリーに置き換わっていることでしょう。

「最近まで、朝夕の需要急増時対策のピーク電源として、バッテリーはガス火力より数倍高価だった…それがコストが激減し…接地面積が小さく、空気を汚染さず…即時対応に優れ…最良の選択肢に浮上」
https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-01-30/tesla-s-battery-revolution-just-reached-critical-mass

「世界で高まる危機感、系統安定化の本命は蓄電池だ〜欧米で本格化する電力ストレージ事業〜」
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/031400075/122000007/?P=1

fullsize_image.jpg

ミディさん

>これを最新型USCだと1kw当たり750g-co2
>現行日本の二酸化炭素排出量は887g-co2だから15%くらいは削減される。

USCも良いのですが、そこまでコストをかけてもGTCC等のガス火力の2倍以上の二酸化炭素排出量なんですよね。

スクリーンショット_2019-12-20_6.59.54.png

この図が割りと分かりやすいですが、どこまで発電効率を上げていっても二酸化炭素排出量はガス火力の2倍以上です。
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