The Real Reason Chinese Phones are so Cheap
どうして中国製のスマホは安いのか? 中国への個人情報を売り渡すためのツールだからなどの意見もチラホラ見受けられるのでござるが、本当の理由の一部はこういう事のようでござる
1.端末販売で利益を得ようとしていないから
目先の利益より、現在端末を多く販売することによる将来的な利益を優先している
(Yahoo!BBがルーター無料でバラまいたみたいなものでござる)
2.余分な在庫を持たない
在庫に資金を使うよりも製造する事に資金を使う
フラッシュセールをして、商品を売り尽くし在庫を極限まで減らす
ジャストインタイムで、注文があった時に製造する事で在庫(部品も)を減らしている
(よく知らないでござるが、トヨタのカンバン方式に似た製造手法?)
3.広告費をかけない
Samsungのようにスポーツ大会のスポンサーをしたり、マス広告を打たずに、ゲリラ的なマーケティング方法を使っている
ネットの影響力の強い人に端末を配ったり、SNSを活用して宣伝をしている
4.オープンソースを活用している
そのおかげでリサーチや開発にコストがかからない
5.安い部品と安い人件費
あとは、環境問題への配慮や利用者の安心に掛けるコストもかなり削られているのもあるかも知れないでござる
↓ もう一つ別の理由もあるようでござる
中国のメーカーがターゲットにしているのは、富裕国だけではなくてiPhoneなど買えない層が多い地域もあって、そういう地域では高機能・高性能のものよりも安く購入することができることが重要だったりするでござる
AppleがiPhoneの下取り品を破壊する事は、単に環境問題への配慮というよりも、リファービッシュでも良いから欲しいと言う層にどうやって食い込むかと言う政策もあったかと思うのでござるが、まだまだスマホを簡単に買うことができない国や地域に安価なスマホを提供できるようにするのが中国メーカーの大きな課題だったのかも知れないでござる
ドイツ国民の誰でもが買える車を作ると言う当時の権力者が提唱したことから生まれたVolkswagen(国民車)、当時の日本人の一般層が手に届く25万円(販売時は38.9万円)での販売を目標として豊田英二氏が打ち出した「日本版フォルクスワーゲン計画」でできた国民車「パブリカ(pubic car)」も同じように、裾野を広げるためには品質や性能よりも価格訴求が一番だと言うもので一石を投じたものだったもののようでござる
$59.99スマホ、富裕層のあなたは買うか買わないか、それは別にしても面白そうな端末でござる
以下、中国のオープンソースについてでござる
「助け合い」と聞いて、歳末助け合い運動よりも、こっちをすぐに思い出したあなたは、すっかりmineoエンスーでござる
IIJ「mineoにはビックリした」 mineo「iPhone問題で神の手が来た」――トークセッションで語られたこと (1/2)
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1608/08/news129.html
第13回マイネ王オフ会(9月)結果報告!
https://king.mineo.jp/magazines/special/1166