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when artists go rural

【再放送】鶴瓶の家族に乾杯▽22年ぶりの登場!西郷輝彦と愛媛県新居浜市ぶっつけ本番旅
24時55分~
https://www4.nhk.or.jp/kanpai/2/

番組の中で住民から「ジャックのパン屋」と言う名前を聞いた鶴瓶が探し回ってたどり着いたパン屋は本日休業、ジャックさんも不在だったでござる

美味しいパンを期待していた視聴者が驚いたのはジャックさんの奥さんのお仕事だったでござる

「背景画家」

東映アニメーション背景美術画家
「悪魔島のプリンス 三つ目がとおる」や「スラムダンク」「ゲゲゲの鬼太郎」「Dr.スランプ アラレちゃん」「ドラゴンボール」他多数のアニメやゲームの背景担当としてクレジットされている方でござる
https://e-iju.net/interview/3385.php
西郷輝彦さんが「フォトショップで描かれて?」と質問したら「手描きです」と言う事で、番組内で紹介されてはいませんでしたが、彼女の言葉に「電気がないと描けない画家は本物の画家ではない」と言うのが印象的なやりとりでござった

動画は東京でやらないといけないが、背景画は田舎でもできると言うことで新居浜の大島に移住してきて、スイス人のご主人がパン屋を営みながら、多くの動物を飼いながら田舎暮らしを満喫しているようでござる
描いた絵はスキャンして制作会社に送信しているとの事でござる
(ここだけ、IT関連っす 電気が云々は別問題で)

ネット環境が田舎でも利用できるようになり、アメリカやイギリスでもアーティストが都会を離れて生活しながら製作する事も多くなっているようでござる

Arthur.C.Clarkeの”2010”だったかの後書きにあったのが、スリランカのコロンボで執筆していた彼はワードスターで打ち込んだ原稿をフロッピーディスクに入れてニューヨークの出版社に送り、細かい修正は通信衛星のインテルサット経由で行なったと言うことでしたが、さすがにこれは小説本体よりもずっと印象に残っていたでござる

彼はAppleIIも持っていたが、それはもっぱらゲームに利用していたようで、Z80のCPUを持ち5MBのHDDを搭載したArchivesIIIを持っていて、CP/M上で走るWORDSTARを執筆用に使っていたようでござる

(Track Changes: A Literary History of Word Processing 著者: Matthew G. Kirschenbaum)
ArchivesIIIは当時8500ドルなので、車買うより高いレベルだと思われるでござる
なお、それとは別にKaypro 2000も所有していたようでござる
https://groundviews.org/2012/04/15/arthur-c-clarkes-world-of-2012-insights-from-his-titanic-novel/


映画「2001年宇宙の旅」もその続編もかなりのヒットだったので、小説を読んだ人も多いかと思いますし、WORDSTARをそれで知った人も多いかと思うでござる
昔は、マウスもないし、エディタだと今のDOS画面的な事しかできないのが普通だったし、操作はほとんどキーボードショートカットだったので、WordStar以外に創作活動を邪魔しないワープロソフトはなかったように思われるでござる

The Project Gutenberg EBook of The Silicon Jungle, by David H. Rothman
https://www.gutenberg.org/files/54360/54360-h/54360-h.htm


最近は働き方改革っていうのか「テレワーク」などももてはやされているようですし、「東京でまだ消耗しているのと」そそのかされて田舎に移住した人も多いようでござるが、まだまだ普通の人間が田舎に住んでお気楽に生活するってのはなかなか大変な事のようでござる

WORDSTRも1-2-3、dBASE、日本で言うと「松」とか知っている人は、もう空の上にいらっしゃるかも知れ真ないでござる

業界に痕跡を残して消えたメーカー ワープロソフトWordStarで分裂したMicroPro
https://ascii.jp/elem/000/001/482/1482679/


鶴瓶の家族に乾杯、次回は
「移住先探し!?大島優子と鹿児島県阿久根市ぶっつけ本番旅!」


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