いのりの世界のどうぶつえん

昨日、奈良国立博物館へ行きました。動物園やってました＾＾ 夏休みだから、お子さま向けの企画かな？と思って行きましたが、なんのなんの・・・正統派の動物たちでした＾＾；これは・・・こどもが見たら、泣き出すのでは？と思うような正統派でした。

「どうぶつたち」はなぜ、仏や神の世界にさかんに登場するのでしょうか。また、日本で仏教美術が本格的に生み出される以前の、くらしの中のいのりに関わる動物たちも展示されていました。私にとって、仏教美術は難しすぎるので、こども向けに用意してある説明文が、わかりやすかったです（漢字にルビがふってあり、それも助かりました💦）。

「仏教と動物」という切り口だから、きっと涅槃図はあるだろうなと思って行きました（やはり、ありました＾＾ｖ）。ただ、その涅槃図には、ネコがいました。猫が描かれている涅槃図は少ないです。個人蔵とのことで、興味深く鑑賞しました。

夏休みも終わり、博物館内は、私も含めて４，５人しかいないという、貸し切り状態で、とても贅沢な時間を過ごしました。

●奈良博の美術ギャラリーです。
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/creatures/creatures_index.html

最後は群鹿です。鹿の子模様のシカたちも、もうじき冬毛に生え変わると思います。