【SIM道楽】 IIJ 6GBデータ eSIMの狙いは…!? -書かれていない、隠されたポイント-

<< ★★★本投稿は、IIJ eSIMの発表資料から、当方が感じた内容を妄想や憶測を交え記載したもので、事実とは異なるもの、発表の表現とは異なるものも含まれていることをご理解いただいた上でお読みください。>>


書かれていない、隠されているポイントとは…

まず、ハッキリ言って、「IIJ 6GBデータ eSIM」は、既にMVNOを利用しているユーザー向けのサービスではありません。
まず、ハッキリ言って、「IIJ 6GBデータ eSIM」は、格安SIMサービス体験豊富な MVNOユーザーを更に得心させるほどのメリットはありません。



Q : じゃあ、どんなユーザーを対象に考えているの?

A : それは、
　　・　iPhone XS/XR を持っていて、
　　・　キャリア・プランを契約しているユーザーで、
　　・　eSIMの話は知っているけど、使えないことに不満があって、
　　・　格安SIMに興味はあるけど、
　　・　今使っている状態からリスクある変更はしたくない、
　　・　格安SIMに変更して本当に「ダイジョーブ?」なのかとても心配な、

上↑ のようなユーザー向けなんです。



Q : えっ、そんなら、試してみるのに本当にリスクないのかしら?

A : はい、現状のまま、初期費用 1円で、1ヶ月1520円だけで格安体験できるんです。
　　・　現在使っているキャリアプランを変更することなく、
　　・　未使用のまま無残にも放置されている eSIMを利用できて、
　　・　期間縛りのない　
　　・　MNP不要
　　・　格安SIMデータ通信をお試し出来る
　　・　もしこの格安データeSIMで満足できるなら
　　・　キャリアプランを低価格プランに変更するだけで
　　・　今使っている状態を維持したまま、不安消滅、そしてコスト低減ができる。　
　　・　6GBデータ通信品質に不満なら、すぐ止められる

という、まさにiPhone XS/XR キャリア・ユーザー向けに特化された サービスリリースなんです。
今まで格安SIMが気になっていても、何となく不安で、躊躇していたキャリア・プラン・ユーザーにとっては何とも安心な、リスク無しのとても有難いサービス・スタート…なわけです。

けっして、既に格安SIMに慣れ切った、無料パケットばら撒きに慣れ切った、超コストセンシティブな、超流動性の高い、既存のMVNOユーザーなんて鼻っからサービス対象になんて考えてはいないんです。　
格安SIMユーザーには、「データ通信 6GB/1520円」にメリットなんて見い出せません。　
なので、MVNO掲示板では 「… IIJ 6B eSIM…ダメダメ…興味ない…メリットない…」　なネガティブ・コメントが多発してますよね…(笑)

Q : では、「キャリア・ユーザー向けに特化された 6GB eSIM」なんてビジネスになるのん?

A : はい、そこがまさに IIJの周到な長期戦略です。
・　現MVNOユーザーはスマホユーザーの 約15%(?)
・　現キャリア・ユーザーはスマホユーザーの 約85%(?)
・　現キャリア・ユーザーのうち、iPhoneユーザーが 約40%として、85%x40%=34%
・　今後の新機種含め、iPhoneモデルがeSIMを搭載し続けていくとして、
・　既レッド・オーシャンの15%ユーザでなく、新たなブルー・オーシャンの34%を狙う
・　追々 Android機、PCも eSIM搭載を加速していくこと必須、
・　現時点でこのブルー・オーシャンで漁が出来るのは IIJ船一隻のみ


Twitterで　「IIJ eSIM」で検索し、「新着」を覗いて見るととても多くのポジティブ・コメントが見られます。


他のMVNO各社においては、各社ひしめくレッド・オーシャン・約15%(?)の池の中で喘ぎ続けるか、約85%の大海にチャレンジするのか、自前では簡単に追随できるサービスではないので、早いうちに IIJ-eSIMプランをイネーブラーとする再販モデルの検討を開始するというのが現実的なアプローチではないでしょうか。


ということで、「IIJ 6GB eSIM 」 について、妄想や憶測を交えた当方の読み方を纏めてみました。将来的にeSIM付きデバイスが増加されるにつれて、キャリアユーザー約85%を対象として爆発する格安サービスだと予想します。

難攻不落の城も、アリの一穴から。。。( ´∀｀ )/



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