【日帰り旅行】 初めての福井 「カツとへしこと蕎麦の味」

その後、駅近くの交差点で蕎麦屋のお店を発見しますが、時刻は既に夜の9時過ぎ。営業時間も21時までだったので、もう終わっているかと残念に思っていた所、中からお店のスタッフさんが外に出てきて、「まだ、いいですよ。どうぞ」と明るく告げて下さいました。心底有難かったです。そのお店の名前は、「越前そば　甚右衛門 駅前店」さん、です。

「越前そば　甚右衛門 駅前店」
福井県福井市大手2-6-5 福井プラザホテル1F

とても清潔で綺麗な落ち着ける雰囲気の店中に案内されてテーブル席に座ります。
お店には、まだ3組ほどのお客さんも残っていました。早速私は「ウーロン茶」、相方は「あんず酒ソーダ割り」を頼み、乾杯！

実はこの日、朝から食べたものが、「フランクフルト」1本だけ。あとは缶コーヒーと水しか飲んでいなかった上、参加したイベントで思い切り体を動かして大量の汗をかいたので、腹が減って仕方ありませんでした。最初の一品はこちら。

「足羽麩市のこんにゃく田楽」

うまい！柔らかな上品な甘い味噌の田楽に舌鼓。

次は、「竹田の厚揚げ焼き」

普通の厚揚げと違って、中はふっくらしているのに外はぱりっとして香ばしく、特製の甘い揚げ出汁も別途用意されて出てきました。油っこさを感じない甘みで、とてもジューシーな品です。おろしも薬味も付いているので最初はそのままで頂き、続いて出汁をかけて頂きました。

3品目は、「若狭の炙り　さばへしこ」

最高！旨味が凝縮された「へしこ」は、お酒のつまみにも最適です。車の運転してた私はウーロン茶でしたが、できれば日本酒と一緒に頂きたいと思った品でした。そして、最後の〆品はコレ。

「ソースかつ丼とおろしそばの定食」

本日の流れからして、当然の結果と言っても過言ではない選択となりました ^^;

上質な豚ロースの赤身部分だけを薄く打ち伸ばし、油で揚げたロースカツが3枚。特製ソースをたっぶりしみ込ませたカツがどんぶりの上に「でん！」と乗っかっています。これが福井のソースかつ丼！全然違いますが、柔らかな豚ロースカツを丼にのせて、さらに上品に仕上げた感じ。で、もう病みつきになりそうです！おろしそばもまた良い味です。薄味ですが当然そのままツルツルと頂きました。大満足！

帰路の途中、北陸自動車道の南条SAでお土産に「焼鯖すし」と「焼さばへしこ」も購入しました。

結局、帰宅したのは夜中3時前。往復500km超の慌ただしい日帰り旅行でしたが、程良い疲れと充実感に満たされた一日となりました。何より、福井の人々の優しさに触れられたのが、すごく嬉しかったです。また機会があれば福井に行ってみたいですね。

最後に。
ここまで読んで下さいまして、誠にありがとうございました。