出会い

長文になりそうなのでお時間ある方はお付き合い下さい。
黒猫QOO〔クー〕と出会って16年、家の外で一晩中鳴いていた子猫を拾って家族会議で飼うことになり
子供達と一緒に成長したQOOも16歳を過ぎガンになり息子の腕の中で息を引き取りにました。
その後ペットロスになった息子は学校には行ってましたがヤル気も出ない毎日で
見ていられない状態でした。
これはいかん！新たに猫の家族を迎え入れたら悲しみも柔らぐに違いない！
息子が小さい時に来たQOO

猫の成長は早いので、息子は成猫になったQOOしか知りません。
この際、子猫を見たら元気になるかもと
里親サイトで募集をさがしました。
季節は1月の寒い時
猫が出産するのは春と秋。なかなか子猫はおらず６ヶ月くらいの中猫が殆どでした。それでもいいかなと連絡を何箇所かしたのですが
里親さん募集って無料ではない所も多く
何万円とかと言われたり
予防接種、避妊して証明書を提出、3ヶ月間の定期的な画像と報告が必要などなど
虐待されないようにとの事なのでしょうけど
なかなか成立しませんでした。
そんな中、個人で出されてる里親さんを発見
息子がメールを送りました。
返事はNO…沢山の問い合わせに困惑されていて和歌山の方でした、こちらは兵庫県。
同県で差し上げたいのでという理由で断られまして、それから何軒か連絡しましたがなかなか御縁がありませんでした。
ある日、私が見つけた里親募集の猫ちゃん
『野良猫が家の押入れで産みました。』
？？野良猫がどうやって家の押入れで？と思いメールを送らせて頂きました。
返事は
よろしければ一度会いに来てくださいとの事
是非‼️という事でたまたま連絡した次の日お互いが都合がよく夕方お邪魔する事になりました。
その方は和歌山県です。との事
⁇和歌山県？
そうなんです。一度息子がコンタクト取ってお断りされた方だったようで
息子がその人に前に断られたよ…
それでも会いに来てくださいとの返事だし
行きました。多分今でもあちらは息子に断った事は知らないでしょう
なにせ沢山の問い合わせに大変だったようなので…
野良猫が押入れで？も気になっていたのでどう言う感じでなのかも直接聞きたくてワクワクして和歌山へ
お会いしてとても優しい方でした。
個人で野良猫を保護しておられて6匹保護猫を飼っておられました。
子猫を産んだ母猫は近所で野良をしていた猫で
時々裏口にご飯を求めて来ていた猫だったそうです。
11月のある日やたらと鳴くのでご飯かなと家で飼ってるネコのご飯をおすそ分けであげようと扉を開けた瞬間家に走って入ったそうです。
その時はすでに破水してたようで、押入れを開けていてそこにネコ用キャリーバッグを置いてたそうで
そこに入って出産が始まったそうです。
そんな事ある？とおもいました。でも母猫はその方は大丈夫！と思ったのでしょうね
出産をざっと見届けたそうです。
五匹生まれたそうです。
何度となく子猫を連れてご飯をもらいに来てたベテランママ猫だったそうです。
結局押入れのネコキャリーバッグの中で子育てが始まり
家猫さん達も受け入れてくれて
賑やかに。
でも元々いる保護猫と親子をみんな飼うには経済的負担も…初めて里親募集サイトに登録したそうです。
沢山の問い合わせにどの方に託すべきか迷われて
うちと同じように16年以上飼っていた猫がいて
何匹か多頭飼いされていて次々と歳を取り亡くなっていったので新しく迎えたいと言う方に連絡をとり会ってもらったそうです。
2匹欲しいと申し出があったのですが結局3匹引き取られたそうで
2匹の子猫が残っていました。
うちは1匹貰うつもりでした。
あちらは出来れば2匹引き取ってもらいたい
一匹だと寂しがらないかと心配だと
でも経済的なら事もあるし
1匹でもいいですよ。と言われ
息子にどうする？と相談しました。
見たらもうダメです。
選べない。
結局2匹引き取って帰りました。
道中名前を決めないとねと、あれやこれやと言いながら
女の子サバトラはニコと命名しました。
男の子茶トラはラグと命名しました。
息子はQOO以上の猫は居ないと言いながらもニコとラグを可愛がり少しずつ元気になっていきました。
ニコとラグから大人になり自然の摂理からご夫婦になり
ニコは初めての出産をしました。
1匹目から4匹目が生まれるまで息子は見ていました。私は3匹みて寝てしまいました。夜中だったので(^^)
結局初めての出産で若すぎる母猫で四匹は少しキツイ妊娠出産だったようで3匹は天国へ行ってしまいました。
残っている子が娘です。
QOOの一文字を取りQ〔きゅー〕と命名しました。
今では息子のが溺愛しています。
長々のお話にお付き合い
ありがとうございました。
これからも画像投稿しますのでよろしくお願い致します。(^^)