頂いた御花

今は亡き恩人が私に贈ってくれた油絵。モチーフは透明なガラスの花瓶のカサブランカが変わらぬ純真さを永遠に！という創造画だ。油絵の隣に知人が届けて下さった御花を青い切子の花瓶に飾った。知人の御花と恩人が描いた油絵を並べて見ていたら『その声なき絵・声なき花』が今は亡き人だとか、今生きてるだとかの区分なんてどうでも良いんだよ！と私に教える。無形の心を贈りたかっただけだから！と、でもね貴方に見える形に置き換えてあげたんだ！と
聴こえた気がする。頂いた物は誰かへのバトンなんだよ、と。だから贈り物は必要だし大事だよ！と。無言の絵と御花に向かって『ありがとう、ありがとう』と何度も言いたくなる。ありがとう頂き物。