2億円の薬登場
うーん、ここまでくると、生まれる前に受精卵のゲノム編集の方が安いと思います。
一方で、それを始めると遺伝病の方の遺伝子はのこさないとか、遺伝病のかたへの差別とか、優性保護法が実質復活になります。
答えはないですが、皆さん、どうおもわれますか?
https://mainichi.jp/articles/20190525/dde/007/040/026000c
【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は24日、スイス医薬品大手ノバルティスの米子会社による脊髄(せきずい)性筋萎縮症の遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」の販売を承認した。米国での価格は212万5000ドル(約2億3200万円)と発表され、投与は1回で済むが、米メディアは「世界一高い薬」と報じた。
この薬は日本でも、厚生労働省が画期的な新薬を短期間で承認する制度の対象にして優先審査中。…
12 件のコメント
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白血病治療 3349万円新薬に保険適用 1回当たり最高額
https://mainichi.jp/articles/20190516/ddm/041/040/074000c
…中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は15日、一部の白血病などの血液がんを治療する新薬「キムリア」の保険適用を了承した。投与は1回だけで済み、価格は3349万円。1回当たりの薬の価格としては最高額となる。22日から保険が使える。
…患者から採取した免疫細胞の遺伝子を改変してがんへの攻撃力を高める「CAR-T(カーティー)細胞療法」と呼ばれる国内初の治療法。既存の治療法が効かない患者にも効果が高いとされる。保険適用で治療費の大部分がカバーされる一方、医療財政への影響を懸念する声も上がりそうだ。キムリアは米国では5000万円超の費用がかかり、価格が注目されていた。
→難病で苦しまれている患者さんにとっては朗報以外の何物でも無いと思いますが、それにしても高額ですね。
日本に関しては。
かと言って従来の治療法では対処しきれない疾病に向けたものですから色々柵も出てくるでしょうねえ。
あとは生物由来医薬品の副作用・副反応について、今後も状況を見守る事になっているはずですから、そこで薬価切り下げなり処方要件が変わってくるように感じます。
それはそれとして、やはり高額医療が問題になりますが、最新の放射線治療に「重粒子線がん治療」というのがあるそうで、某漫画で知ったのですが、かなり有効性が高いようで。
ただし、治療は自己負担の「治療費314万円」。
こうした施設の設置推進と保険適用も考えても良いのでは?
> ロボット手術のダ・ヴィンチと重粒子は昨年4月より、保険適用されて
> 高額医療つかえるので、自己負担だいたい10万円かなと
DaVinciの保険適用は確か術式が決まっていたように記憶してます。
前立腺がんの手術とかその辺りだったような?。
DaVinciってそれ以外にも使えますけどねえ.....。
※と思ったら、今は14症例に適用されてるんですね。
●「ダヴィンチ」手術、一挙に12件を保険適用へ
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/580368/
保険医療承認が出ないと全て自由診療になってしまうこともありますし、重粒子線も「2回目以降は通常施術不可能」が現状の原則になっているはずなので、いろいろ手を尽くすと「結局はどんどん医療費が押し上げられてしまう」ってことになるんでしょうね。
結構難しい問題だと思います。
※まあ、私自身も過去に右足骨折時のオペ費用で本来の保険点数を
調べたらかなりの積算になっていたので、あまりどうこう言えた
立場でもないんですけどね。(v_v)
→オペ関連で約70,000点(単純計算で 10割負担時¥700,000-ですね)。
家族が入院時に合わせて健康保険限度額適用認定証を取得して
くれたのでなんとかなりましたけど。(病院側も申請書複製を以て
認定証がある前提での医療費計算となったため)
それでも都合約2ヶ月入院したのでやっぱり¥200,000-位は
掛かりました。(リハビリ費用含めて)
(その後、さらにプレート抜去でやっぱり¥100,000-近く掛かりました)
重粒子も放射線なので、二度目の治療効果については、有効性と安全性が証明されておらず、保険適用外となります。(放射線抵抗性腫瘍と診断され、別の治療を勧められる)
高額療養費については、月をまたぐと、計算がややこしくなります。
2ヶ月入院とのことですが、カレンダー上、三ヶ月にわたったりするとまたかわります。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150
> 重粒子も放射線なので、二度目の治療効果については、
> 有効性と安全性が証明されておらず、保険適用外となります。
> (放射線抵抗性腫瘍と診断され、別の治療を勧められる)
そうですねえ。国内で一番最初に実施している放医研(放射線医学総合研究所)附属病院の場合は、確か現在でも「2回目以降の適用はしない(過去に施術した場合は適用不能)」としていたように記憶してます。
> 高額療養費については、月をまたぐと、計算がややこしくなります。
> 2ヶ月入院とのことですが、カレンダー上、三ヶ月にわたったり
> するとまたかわります。
(以下略)
あ、これはさんざん計算しましたので。
しかもそこへ DPC(診断群分類包括評価)が入るとややこしいというか.....。診療点数上の計算方法も変わってきますし自ずと請求金額も違うので。
※右足骨折で重症者等療養環境特別加算も入っていましたけど、当人は
オペ前後で 40度くらい発熱しててもピンピンしてて、看護師さん
から「本当に大丈夫なんですか?」などと言われてました。(^^)