ドンキホーテのWindowsタブレットを買ってみた

タイトルの通り、ドンキホーテでタブレットPC(厳密には2in1)を買ってみました。
公式サイトの商品ページです↓
http://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=2338

ネットのレビューを見ているとネットサーフィンで使う人が多いですが自分はメインPCにリモートデスクトップで接続したいがために買いました。

リモートデスクトップならホスト側で処理してその結果をクライアント側で表示し、キー入力をホストに送れば良いだけなので低スペックでも問題ないと思い、格安なこのPCを買ってみました。

リモートデスクトップのソフトはWindows標準のものです(これのためだけにWin10ProをメインPCに入れています)。

実を言うとiPadも持っていてそこから接続もできるのですが、やっぱりマウス操作ができないのが不便でした。このタブレットだとマウス操作ももちろん出来ますし、タッチパネルも効きます(ジェスチャ操作も可能)。

使ってみた感想ですが、まずは長所から

●値段が安い
やはりこれです。税抜19800円で買えるので気軽に買えます。自分もふと思ってドンキホーテに行って買ったぐらいです。買うのに躊躇もしませんでした。

●コンパクト
画面が10インチなのでコンパクトです。ベッドに持ち込んで寝転がりながら使っても邪魔になりにくいです。ただキーボードをつけたときの厚みと重さが少し気になりましたが…。

●充電方法が楽
5V/2AのUSB充電器とUSB Type-Cのケーブルがあれば充電できます(充電器とケーブルは付属)。専用のACアダプターではないためバッテリーが少なくなってもスマホを充電するような感覚で充電できます。また、モバイルバッテリーからの充電も出来ると思います(ここは試してない)。

●リモートデスクトップが割と普通に動く
さすがに動きのあるもの(動画再生など)は厳しいですが、そうでなければ割と普通に動きます。Googleマップをリモートデスクトップで使ってみたりしましたが、地図のスクロールが少しもたつくぐらいでした。ストリートビューも、たまにもたつく程度で結構快適に動きます。
ちなみにWindows標準のリモートデスクトップはクライアント側の解像度に合わせて表示してくれるため違和感なく表示されます。

次は短所

●キーボードが使いにくい
キー配列については他のレビューを読んで覚悟していたので、想定の範囲内でした。それより深刻なのが、キーが反応しないことが多々あります。
ファイル名を指定して実行を出すためにWin+Rのキーを押したところ、Rのキーが反応せずWinキーだけ押されたことになってスタートメニューが出たり(ローカルでもリモートデスクトップでも発生する)、文字入力でもキーが反応しなくておかしな変換になったりすることがあります。
キーボードについては長文の入力は向かないです…といいつつこの文章はタブレットのキーボードからリモートデスクトップ越しに入力しています。

●バッテリーの持ちが微妙…
バッテリーはあまり長く持ちません。せいぜい5時間ぐらいでしょうか。ただ、先にも書いたように充電方法が楽なためあまり気にしなくても良いかもしれません。

●性能が貧弱
リモートデスクトップは割と動きますが、ローカルでブラウザを開いてネットサーフィンですら少しキツいです。また、ストレージが32GBしかなく、空き容量も(自分の環境では)10GBを少し超える程度しかないため、大規模アップデートでは苦労します。
自分は標準で入ってるアプリをPowerShellを使って消し、デスクトップも上の画像のようにして軽量化しました。あとからインストールしたソフトもSoftEther VPN Clientだけです。

以上、使ってみた感想でした。

ちなみにメインPC(リモートデスクトップのホスト)のスペックですが
CPU:Corei9 9900K
GPU:GeForce GTX1060 6GB
メモリ:64GB
SSD:480GB(M.2)

です。





疲れた。もうドンキホーテのタブレットで長文は打たない…