雲の上のまち
隈研吾設計の建物が溢れるまち
雲の上のまち
檮原町
隈研吾のアーキテクチャに対する考え方を変えたまち
最新の建造物は、介護施設と図書館
雲の上の図書館はすごい
建物はもちろんだけど、素晴らしいのは、コンセプト
開館は10時から21時
Free Wi-Fi
貸出は2週間
電話でもう2週間延長OK
町内外誰にでも貸してくれる
寝転んでもOK
人をダメにすると言われるクッションで居眠りしてもOK
隅っこがたくさんある
人の邪魔にならなければおしゃべりも大丈夫!!
館内にあるピアノで突然コンサートが始まる場合もある。
声楽家が歌い出すこともある。
賑やかだけどうるさくない。
ここに来るとみんなが調和を大切にする。
親子でボルタリングができる
お父さんが子どもに負けたりする。
くもっぴぃもいる。
二宮金次郎もいる。
ここは昔、学校だった。
今も、体育館、保育園、高校、役場、商店街がすぐ近くにある。
みんなが集まって来る。
保育園に子どもを迎えに来ていたお母さんがぼやく。
「ここができてから、帰るのが1時間、遅くなったぁ~!!」
でも、なんか嬉しそう!
ワインが飲める場所にする企みもある!?
直営でこんなに自由な公共施設があるだろうか?
人口3,700人足らず
森林率91%
高知なのに雪が降る
しかも結構、豪雪
決して条件に恵まれた場所ではない。
けれど常にひとつ先を行く。
夢を夢に終わらせない人びと
ゆすはらびと
老若男女
みんなゆすはらびと
24 件のコメント
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最近の隈研吾は無敵ですね。
「梼原町×隈研吾建築物」というサイトまであります。
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/kanko/kuma-kengo/
知りませんでした!
早速チェックしました。
本当に皆さま、博識で、教えられます。
ありがとうございました。
私の住む町の図書館はおじいちゃんがよく昼寝にきてます。地方あるあるですかね?!
宮城県の小さな町登米町にも隈さん設計の森舞台という能楽堂があるんですが、今度その近くに新登米懐古館(↑)という展示施設を作るということで講演会があり行ってきました。
そこで町長が、「隈先生は大変お忙しく、国内の講演依頼は全てお断りされているにもかかわらず、今回に限り、特別に来て頂けました。」などと得意気に話していましたよ。(笑)
まあ、その真偽は怪しいですが、小さな町の小さな建物も丁寧に設計するし、何より腰が低いし服装も作業着みたいなヨレヨレだし…と、世界的建築家なのに親しみやすいということで、発注者サイドが惚れちゃって次々と仕事を依頼したくなる気持ちが分かります。
そのせいで、他の建築家は泣いてるんでしょうけどね…
山手線新駅(駅名未決定)も隈さん設計。
驚いたのは個人邸宅もいくつか設計しているとのこと。
そういえば、フランク·ロイド·ライトも個人邸宅を設計していました。
建築が芸術に昇華した良い例でしょうか。
いつもコメントをありがとうございます。
この図書館は本当に素敵です。
建物もそうなのですが、本当に居心地がいいのです。
○印△品のクッションは最高!!
それから…。
隣の介護施設の1階には、整体治療院によくあるウォーターベッド、磁気のようなもので血行を改善する機器、サイクリングマシン等々があります。
基本的に高齢者の方の施設ですが、職員さんに、「いいですね~!!肩こりが、ひどいんです。」というと、「今、誰っちゃあ、おらんけ、かけていきや。」と、血行改善マシンを使わせてくださいました。
お陰で、本が余計に楽しく読めました。
5月の開館時には、隈研吾さんと加藤登紀子さんのトークショーがあったそうです。
残念ながら、選には漏れましたが、隈研吾さん、とても素敵な方だとお伺いしました。
世界的建築家になっても、常に挑戦しているのが、わかります。
一見、オブジェに見える鉄骨から伸びた木の柱も全て構造躯体として建物を支えているのだそうです。
なんか、面白くて、わくわくするけど、全てに役割がちゃんとあるのも素晴らしいなと思いました。
建物にも人柄が出るんでしょうね~。
わお!
個人宅もですか!
夢のような話ですね!!
木がきっとふんだんに使われていて、それでいてなんか斬新だけど懐かしいみたいな家かなぁ~?
山手線新駅も、東京に行った際に立ち寄ってみたいです。
楽しい情報、ありがとうございます😆💕✨
設計事務所のデザインは、隈研吾氏がコンセプトを考えておおよそのスケッチをする程度で、事務所のスタッフが細部を詰めてトップの判断を仰ぐ感じと思われます。
一人の建築家がデザイン・製図・構造・空調・照明・外構・設備・インテリア・工事監理等の全てをする事は出来ません。
つまりとても優秀な人材が隈研吾建築都市設計事務所に所属していて隈研吾を支えている事なのです。
そうでしょうね!!
国立競技場なんて、国家プロジェクトですもの…。
優秀な専門家が、結集していないと、絶対に無理ですよね。
日本には素晴らしい建築家がたくさんいらっしゃいますね。
勉強になりました。
そうですね。
町並みも電柱を地中下するなど、とても素敵な町です。
住民の方々と話し合って、町並みのコンセプトを決めたそうです。
年に数回高知に行く機会があるので立ち寄って見たいと思います(*^^*)
あら、年に数回も高知に来てくださっているなんて!!
嬉しいです。
高知市内から、高速を使って約2時間、愛媛県側の方が実は近かったりします(笑)。
どうかお気をつけてお越しくださいませ。
室内の香りは、よいでしょうね♥
ここならゆっくり本を読む読む事が出来そうですし、時間を忘れてしまいそうですね。
HISAさん
>骨格はやはり鉄骨鉄筋ですね★
骨格は鉄骨造ですね。
多分、木の頬杖が鉄骨のクリープ(長期的に撓んでくること)を抑えているんだろうと思います。
これだと、確認申請上は純粋な鉄骨造になるので構造計算が簡単だけど、ギリギリのサイズでいける(余裕を持たせる必要がない)ので木を併用している経済的効果もある、という設計なんでしょう。
太宰府のスタバ(↑)は小規模なので木造なんですけどね。
http://www.g-mark.org/award/describe/39251
檜の香りがとても良くて、リラックスします。
そうなんです。
居心地が良すぎて、困ります。
時間が経つのを忘れて、良くおなかが空きます。
近くに美味美味亭という、肉屋さんがやっている焼肉屋があります。
ご自分でも、繁殖から肥育までしている牛のスペシャリストです。
ご自分の肥育した牛が店頭に出る時は教えてくれます。
店の名前とおり、美味しいけどとてもリーズナブルなお店です。
おなかが空いたら、是非、こちらのお店がお勧めです!!
(知より食欲ですね~)
凄い!!
専門的ですね!!
介護施設と図書館で27億円と聞いて、驚きました。
でも、きっとそれ以上の価値を産み出すのでしょうね。
ざっと調べたら図書館と介護施設の合計4700㎡で28億円なので、坪200万円くらいですね。
https://www.kochinews.co.jp/article/166694/
建設工事費は震災後に大きく高騰し、図書館工事費の相場も170万円前後になっていますので、標準よりちょっと高いくらいといったところでしょうか。
>でも、きっとそれ以上の価値を産み出すのでしょうね。
そうですね。
観光資源となって訪れる人が増えれば経済効果もありますし、何より毎日使う住民の方の幸せに寄与すれば大成功ですね。
また、過疎債などを活用し、杉とヒノキのほとんどが町産材ということなので、地元の林業活性化にも大いに貢献したことでしょう。
す、凄い!!
Dark Side of the Moonさんは専門家の方ですか!
我が家の再建にも力を貸して欲しいです。
せっかくマイネ王がありますので、お宅の図面や写真を載せてリフォーム提案を募るとか、改築提案を募るなんて企画も面白いかもしれませんよ。
コンペ方式でも良いですし、皆でひとつの形に練り上げて行くのも良いですね!
そして、図面ができたら複数の工務店に競争入札。
ただ、安くなった分手抜きされかねないので、現場監督(施工管理者)を別に雇います。
良いものがリーズナブルにできますよ!(笑)