Android のハードウェア固有の部分にアクセスできる安定したベンダー インターフェースを使用することで、端末メーカーは、Android OS フレームワークを更新するだけで、半導体メーカーの追加作業なく、新しい Android OS をユーザーに提供することができます。
Project Treble は、Android O 以降に発売されるすべての端末に搭載されます。なお、新しい Project Treble アーキテクチャは、Pixel スマートフォン用のAndroid O 開発者プレビュー にすでに実行されています。
Google では、アーキテクチャの変更に加え、半導体および端末メーカーのパートナーとの協力により、特定の国の通信事業者ネットワークが提供する機能などのコードを変更し、共通の Android Open Source Project(AOSP)コードベースへの移行を行っています。たとえば Sony と Qualcomm では、Android O で数多くの機能とバグ修正をすでに行っているため、今後の Android リリースごとにこれらのパッチを再度修正する必要はなくなりました。
詳細
GoogleがAndroid OS搭載スマートフォンのアップデートについて新たなポリシーを打ち出したようです。
The Vergeが伝えたもので、これによると、今後Android OS搭載のスマートフォンは:
・2年間のアップデート提供が必須に
・1年目はその1年間に最低4回のセキュリティーパッチ提供アップデートの提供が必須
・2年目の最低アップデート提供回数は不明
・2018年1月31日以降に発売された機種で10万以上のアクティベーションがあった機種が対象
・7月31日の時点ですでに75%の端末が対象
・2019年1月31日以降にリリースの機種はすべてがこの最低アップデート回数、期間の対象
・このポリシーに従わない場合はそのメーカーの新機種に対するGoogleによるAndroid OS使用許可の遅延、もしくは拒否の可能性がある
ただ、メーカー(特にシャープ以外の日本国内メーカー)にとっては仕事が増えるという「悲報」かもしれませんね。
セキュリティの問題が発見されたら、その都度、対応するのが筋なはずなのにね★
意味がよくわかりません♥
コチラの掲示板で話題になってたことを覚えてます。
もしかすると、iPhoneXR並みの価格になるか、iPhoneXRを超える価格になると思われます。
wzjmさん
>ただ、メーカー(特にシャープ以外の日本国内メーカー)にとっては仕事が増えるという「悲報」かもしれませんね。
いいえ!むしろ、セキュリティパッチ作成という大事な仕事を、今までしてこなかったのが問題です。
これができなければ、社会から淘汰されるのみです。
実はこれ以前にも、セキュリティパッチやアップデートの適用を義務付ける取り組みというものはありました。
それが「Android Enterprise Recommend」です。
https://king.mineo.jp/my/d85ff24f4741b2c6/reports/31939
https://japanese.engadget.com/2018/02/22/android-google-7-21/
https://www.android.com/intl/ja_jp/enterprise/recommended/
本来、企業向けの用途に推奨されるAndroid端末を認定するためのプログラムですが、その認定条件の中に、
・セキュリティアップデートをGoogleのリリースから90日以内に適用すること
・Androidのバージョンが変わる(例:8.0→8.1)ほどの規模のバージョンアップを1回以上行うこと
が含まれており、企業のみならず、一般ユーザーにも恩恵があります。
僕が持っているmoto g6 plusもこの認定を受けています。
メーカー(SIMフリー)は少し頑張ってるものが多いですが
キャリア物になると・・・
iPhoneはキャリア仕様の端末もAppleの端末もiOSのアップデートを等しくできるので、キャリアがその気になれば対応できると思います。
て言うか、高い料金取ってるんだから、そのくらいやるのが当然です。
これまでの対応でマズイのはいつ撤退するかもしれない突撃タイプのメーカーとか、日本メーカーとかでかなり限られているでしょう。
これは、2年間の【メジャー】アップデート対応と解釈していいんですかね。
つまり、7→9になると?
まぁ、個人的には、電話専用のスマホにセキュリティーとか、割とどうでもいいので、結構古い機種使っています。
https://developers-jp.googleblog.com/2017/05/here-comes-treble-modular-base-for.html?m=1
今までは端末を Android の新しいバージョンに移行させる際に Android 全体の多くのコードを更新する必要がありました。
Android のハードウェア固有の部分にアクセスできる安定したベンダー インターフェースを使用することで、端末メーカーは、Android OS フレームワークを更新するだけで、半導体メーカーの追加作業なく、新しい Android OS をユーザーに提供することができます。
Project Treble は、Android O 以降に発売されるすべての端末に搭載されます。なお、新しい Project Treble アーキテクチャは、Pixel スマートフォン用のAndroid O 開発者プレビュー にすでに実行されています。
Google では、アーキテクチャの変更に加え、半導体および端末メーカーのパートナーとの協力により、特定の国の通信事業者ネットワークが提供する機能などのコードを変更し、共通の Android Open Source Project(AOSP)コードベースへの移行を行っています。たとえば Sony と Qualcomm では、Android O で数多くの機能とバグ修正をすでに行っているため、今後の Android リリースごとにこれらのパッチを再度修正する必要はなくなりました。
https://king.mineo.jp/my/islander/reports/28652
弱小メーカーの負担は増えるかも知れませんが、アップデートコストの増加で「ハードウェアの細かいマイナーチェンジ新商品」での差別化が抑制されるのであれば、選択肢が適度に縮小しますから、消費者にとっても都合は良いかも知れません。
(参考)
心理的トラップ:選択肢がたくさんあるとむしろ選べなくなる~マネーハック心理学15|ライフハッカー[日本版]
https://www.lifehacker.jp/2013/04/130422moneyhack.html
@lifehackerjapanさんから
日本製のメーカーは冷や汗をいやキャリアも冷や汗かな?
OSをアップデートすると、動かないアプリとか出てくるので、そのためショップの店員さんが対応に追われますからね。
最近、Huaweiの端末を再度持っていますが、毎月、セキュリティパッチが来るので逆に驚いていますよ(;´Д`)
10月のセキュリティパッチも数日前に来たし。
毎月、セキュリティの更新が来るのが当たり前なのですが、なにが日本製のメーカーに慣れすぎたかなぁ?ARROWS・・・。
OSにスペックが追いつけないアップデートで日本製のメーカーは言い訳にして逃げそうな予感。
>最近、Huaweiの端末を再度持っていますが、毎月、セキュリティパッチが来るので逆に驚いていますよ(;´Д`)
10月のセキュリティパッチも数日前に来たし。
ということは、よく中華スマホは怪しいかもと言われますが、信用していいということになるのでしょうか。(^^)
でも、日本のキャリアユーザーには朗報でしょう。
これまで、メーカーは用意できるとコメントしてるのに、ワールドモデルも他国版もアップする中、日本のキャリアモデルだけがアップしない、不可思議な状態が普通に続いてきました。
auは最近、上位モデルだけはアップすると方針変更しましたが、廉価モデルは相変わらずの放置状態でした。
これでようやく、少しはマシな環境になりそうですね。
OSに競争原理が働かないのは、iOSとAndroidの2強による寡占化が問題ですね。Microsoftですら絶滅危惧種。選択肢が欲しいです。
>OSにスペックが追いつけないアップデートで日本製のメーカーは言い訳にして逃げそうな予感。
ドコモはまさにその言い訳で拒んでましたね
同じモデルのグローバル版はアップデートしてるのにとかよくありましたよ