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android 8 (Oreo) の新機能:Project Treble

既知の方もいると思いますが私は知らなかったので共有しておきます


最新のandroid 8 が2017年8月にリリースされてはや3ヶ月超
いまだにその最新のOSを体験できているひとはほとんどいないように思います
(国内販売端末で最新osを12/2現在体験できるのはNexus 5X, Nexus 6P, Xperia XZ1 Compact, Xperia XZ1のみ)

私の使用するZenFone 3も海外版ではandroid 8のベータテストがようやく始まったばかりで、国内版はいつになるやらという感じです。。。


androidにはiOSと違って、無数の会社が無数の端末においてOSをカスタマイズして販売しているためアップデートの検証に時間がかかってしまう問題があり、アップデートの遅延やあるいはアップデートそのものが配信されない問題が発生しました

その問題をandroid 8の新機能 : Project Treble が解決してくれるかもしれません

参考↓
https://developers-jp.googleblog.com/2017/05/here-comes-treble-modular-base-for.html

記事はあまりお上手な日本語でなくてわかりにくいですが、概念図をみてもらうとわかりいいかもしれません
端末ベンダ固有の実装部分とAndroidフレームワークが分離されることによって、メーカのOSアップデートに関わる作業量が減少しアップデートが容易になるということだと思います

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より詳細な解説記事(英語)も参考になるかもしれません
https://www.androidauthority.com/project-treble-818225/





メーカー側のOSサポートが容易になることで現在長くても2年程度しかサポートされないOSのサポート期間が伸びたり、迅速なアップデートが期待できるようになりますね

古いOSでも実用上大きく困らない人も多いと思いますが、セキュリティ上の問題であったり、また、新OSの新機能の恩恵を受けられなかったりということがありますね
なによりあたらしい方が気分がいいです

この新機能はandroid 8にプリインストールされた端末に適用され、アップデート対応の機種における当機能の採用はメーカー次第のようです
実際はアップデート対応の機種のほとんどは対応しないでしょう。。。

新しく端末を購入する際はandroid 8にアップグレーダブルなかたちで対応しているのか、プリインストールされているのかという点を気にしてみるといいかもしれませんね


4 件のコメント
1 - 4 / 4
12/5にau版AQUOS RであるSHV39がAndroid 8.0になるので、更に8.0を体験できる機種が増えますね。
Project Trebleというのがあるのですね。勉強になります。

>メーカー側のOSサポートが容易になることで現在長くても2年程度しかサポートされないOSのサポート期間が伸びたり、迅速なアップデートが期待できるようになりますね

個人的には最近はキャリア端末でも2回のメジャーアップデートをしているのが増えているような気がするので、SIMフリー端末のアップデートやより迅速なアップデートに期待したいですね。

>この新機能はandroid 8にプリインストールされた端末に適用され、アップデート対応の機種における当機能の採用はメーカー次第のようです
実際はアップデート対応の機種のほとんどは対応しないでしょう。。。
とありますが、AQUOS Rだと2年間のアップデートを保証してるので、アップデートの工数を減らす意味で対応にしてそうですね。あくまで推測ですが。
結局のところ「OS core updateなどで、そこに使われる APIの廃止or変更が発生すれば、Customized vendor側ではどの APIに合わせて実施するのか?」で updateの可否を判断しなければならなくなりますから、効果は限定的かな?と思います。

要は RHEL(Red Hat Enterprise Linux)を含めた Linuxの考え方を取り入れようとしているんでしょうけど、その場合は「基本の OS core側における依存関係を解決なり引き継ぎ出来る仕組みを取り入れなければならない」制限もあり、かつその仕組みが端末の機能(Experience)を下げる原因にならないか?、と考えるわけです。

きっと天才揃いの Google Engineersが色々解決してくれるんでしょうけど、汎用性を高めれば高めるほどいわゆる「後方互換性の確保」が必要になるので、結局 OS coreの肥大化に拍車をかけるだけに思います。

APIを整理しつつ如何に広報互換性を確保するのか?を考えた場合、一筋縄ではいかないであろうことは推察されますね。
Android 8Oreoは、日本メーカーにとっては痛いOSですよね。
今までOSのアップデートは色々と言い訳ができましたが、8以降だとスペックさえ入っていれば、アップデートできないなどの言い訳が・・・。

まぁ、根本の所が8は変わってくるので7→8は大変かもね。
しまっこ
しまっこさん・投稿者
Gマスター
孝さん
>AQUOS Rだと2年間のアップデートを保証してるので、アップデートの工数を減らす意味で対応にしてそうですね。あくまで推測ですが。

う~んどうでしょうかね~。
海外でandroid 7 搭載として販売され、すでにandroid 8 にアップデートされたものの多くは対応していないようです
http://www.androidpolice.com/2017/11/26/phones-updated-support-project-treble-continuously-updated/
あたらしい形に組み替えるのは大変なのだと想像します、、、



ばななめろんさん
コメントありがとうございます
コンセプト/理念としてはいいものでも、実環境ではそう単純にはいかないですよね。。。
Googleの取り組みでフラグメント化したOSの分断の解消に少しでもつながればいいですが、、、



Airepx-in-峰尾さん
まぁ、android 8のリリースにはHuawei、シャープ、サムスン、ソニー、京セラ!!といった多くの日本で端末を提供しているメーカが協力しているようなので、8以降は大丈夫じゃないかと。。。そう思いたいですね
https://news.mynavi.jp/article/20170822-a174/
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