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【記事】技術大国の日本がスマートフォン市場で成功できなった理由

要点
・日本メーカーの技術力自体には問題はない
・独自の進化を遂げた「ガラパゴス化」によって海外メーカーの日本撤退に成功した結果、競争相手不在になった
・消費者の需要は二の次で、品質の追求(無駄な高性能・高価格)ばかり行ったために、「自己満足」な製品になった
・日本メーカー製の端末には、海外市場に対する訴求力が無かった

元記事
http://news.searchina.net/id/1659119?page=1
http://news.livedoor.com/article/detail/14698447/


25 件のコメント
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記事の視点は正しいですが、強いていうと、人件費や為替の影響が抜けているかな。

スマホ時代前の携帯電話時代、欧州のノキアとかも元気でした。
しかし、スマホ時代になってノキアが市場から消えたのは、為替や人件費といったコスト要因も無視できないんじゃないかな〜と。

余談ですが「日本の自動車メーカーは海外で成功しているのに、なんでスマホや家電はダメなのか?」ってのもあったような…。
たしか、自動車製造は大きなノウハウや設備が必要だけど、スマホは工作機械(日本製だったりする)やパーツを買ってきて、安い人件費で比較的かんたんに組み立てられるから…みたいなのが、その理由だったはず。

まあ、海外マーケットと国内マーケットのニーズが大きく違うし、国内だけでも一時的には大きな利益がでていたから、海外マーケット開拓が後手に回った…とか、他にも理由はあるでしょうし、このへんの話は面白いですよね。
高画質撮影・ワンセグ・Felica・iモード・・等、5~10年以上も先取りした機能を(特に日本の)IT関連メディアから「ガラパゴス」などと何時までもしつこく自虐報道され、その後はすっかり萎縮してしまったため。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
例えば、誰でも知ってる日本の大戦機、ゼロ戦。
あれ、開発したのは三菱なんですが、実際製造したのは中島の工場が大半なんですよね。

で、改良するんですよ・・・勝手に、中島の工員が。
職人根性ってやつです。
モノづくり日本!

するとどうなるかというと、空母に乗せたゼロ戦がですね、三菱製と中島製が混ざってるんだけど、微妙に部品が違うという事態になる(^_^;

例えば同じネジが使えない・・・笑いごとでない事態が起こるんですが。

なんと、空母の整備員は、限られた船内の工具を使って部品を新しく作って対応するという。
もうほんとに職人魂炸裂!なんだけど、こんなことしてたから日本は戦争に負けたんだっていう。

ま、物量に差があるので、どっちにしても負けたでしょうけど(-_-;)

それに比べてアメリカのグラマンF6。

あの広いアメリカのどの工場で作っても同じ部品を大量生産します。
しかも、性能的にはそれほど高くなくても、とにかく頑丈で故障が少なく稼働率が高い。

さらにいうと、へたくその新米操縦士が乗ってもそれなりに操縦できるように設計されている。
実際、パイロットの育成機関は、アメリカは日本の2/3ぐらいの時間しかかけていない。
パイロットも大量生産できるわけですなあ。

なんか本題とそれたか(^_^)

まあしかし、視野が狭いんですよね、昔から日本人。

よく言えば職人魂。
あるいは技術絶対主義。

逆に言うと、経営者としての大局観・合理性みたいなものを持ちにくいのかなと。

長文、どもでした(._.)
まあ、いいんじゃなかろうか?
スマホくらいw
三大キャリアの意見が強く、端末メーカのマーケティングが機能しなかったものと思われます。
通信市場以外も同様の動きがある事から、製造メーカも明日は我が身として取組んで行かなければなりません、
日本は汎用品やコモディティ化が進んだ製品を作るのはコスト高になる為
苦手な印象です。

一方でシリコンウェハーの製造や半導体製造装置、積層セラミックコンデンサ
液晶に使われる特殊なフィルムや製造装置といった、部品レベルで海外企業が
作れない様な物を作るのは得意な印象ですね。

なので一見スマートフォンは海外製品ばかりと思われがちですが、部品レベル
で見れば、日本製のパーツが無いと作れなかったりします。
Kanonさん
検査装置関連もそれなりに需要があるみたいですね。

半導体関連だと、これからは自動車(コネクテッドカー)での需要が見込まれていますね。
世界最強の自動車メーカー「トヨタ」は好決算で話題だったようですが、日本のスマホメーカー凋落をみたせいもあってか、危機感を募らせているようです。
従業員や下請けのコストカットは得意だが、成果にみあった賃金を与えることが出来ないから。
峰尾さん
日本は「コストカットはしても昇給しにくい」点は確かにあるでしょうね。
ただ、欧米と比べるとコストはカットしても従業員の首をカットしないのが日本の雇用の特徴。(実際に統計がでてる)

雇用が安定している事の社会的メリットはあるものの、技術革新しにくい遠因ともなっていそうだし、一長一短ですね〜(*_*;
確かに国内勢は普通のスマホ端末ではダメダメだったけど、今となってはこれで良かったのではないかと思わなくもありません。
スマホは(iPhoneを起点にした一般ユーザ向けを狙った機種は)投入されて僅か数年後にはすっかり部品買ってリファレンスデザインベースで組んだら取り敢えず最低限動くようなブツになってしまいました、これでは実用化されたものを一般化するまでに改良しまくってこのフェーズで儲ける事が得意な国内メーカの性質的に無理に残っても赤字垂れ流しだった可能性の方が大きいでしょう。
あと、なんだかんだで国内勢でも筐体構造や耐候性というリファレンスが無い分野に特化した京セラは生き残り、台湾系のやり方を取り入れたシャープは中国系とハイエンド特化グループの間に巧く入り込んでいるわけですから、強みが合った向きは一応それなりの勝負をしていたりはしますね。

#寧ろ富士通とソニーは退き際が(ry
失敗の理由は、プラットフォームの構築が自国で出来なかったことだと思います。
TRONの失敗以降、コンピューターやインターネットに携わることはアメリカの好き放題にやられていますし…。(滝汗)
今の時代だと、ハードウェアを作るよりもサービスやソフトウェアを売る方がお金を集めやすいのではないかと。
iPhoneやAndroidが売れているのは、ハードだけでなく付随するサービスに魅力を感じるからです。
過去にWindows Mobileを利用していた時は、アプリや音楽配信などがなく使い勝手が悪かったです。

電子書籍や音楽配信も、国内の作品をアメリカ企業経由で買うという笑えない状況ですし。
品質の追求(無駄な高性能・高価格)ばかり行った…iPhone Xもそう?
やはり所沢さんの「プラットフォームを握れなかった」が厳しいですね。AppleはともかくGoogleの台頭を許したのは残念です。Palm OSの後継プラットフォームを作った日本のAccess社はチャンスがあったはずなのに。
 今野浩著「工学部ヒラノ助教授の敗戦:日本のソフトウェアはなぜ敗れたのか」(2012)の記述を思い出しました。
所沢さんの「プラットフォーム」の視点はすごく面白いと思ったけど、 「日本は握れるのか?」って話になるよね…。
TRONが正にそれだし。

プラットフォームが握れそうな分野としては、世界的に人気があるとされてる漫画。
しかし、国内出版は利害関係があわずにゴタゴタらしいし。(んでもって、海賊版にやられる始末)
行政もクールジャパンで海外で見本市とかやらないで「プラットフォーム化にお金(or 権力)使えば良いのに」と思わなくもない。
このあたり、DMMとかが覇権取れそうな気もするけど、最近だと、アダルトコミックが共通プラットフォームを作ったなんてニュースもあって、面白いですね。

他のジャンルだと、日本が強い自動車のOSあたり?
電気自動車で一時期強かったテスラは資金的にヤバそうだし、トヨタに勝機があったりして。

自動車じゃないけど、コマツは建機に「コムトラックス」というシステムを積んで中国などでの生産活動を補足していたりするのは、一部の人たちの間で有名な話だったりします。
(中国が何故、コムトラックスのシステムを許容してるのか、ちょっと不思議だったりもしますけど、政治的な懸念がないので放置してるのかな)
そういえば、携帯のプラットフォームで、確かはドコモはその当時、欧州でimodeを普及させようと兆円単位の買収とかしてたはずだけど、あれも失敗してましたよね。

個人的には任天堂がandroidに独自のゲームプラットフォームを作ったら面白いのに…と思ったりもしたんだけど(勝手サイトを作ってapkをダウンロードさせる事はできるはずなので)、やはり根っこを握ってないとセキュリティ面とか難しいハードルあるのかな…。
独自サービスへの囲い込み技術の先鋭化&コンテンツ商法に励み過ぎたんじゃないですか?
壁を頑丈にする為に余計なトラブルを抱え込んで。。。
日の丸親方の頃はそれで良かったって話ですよ。

自前コンテンツの再利用もさせる事が出来ない様ながんじがらめ仕様にして、再度自社仕様のフォーマットの物を使え。勿論料金頂戴しますよってのが悪かったんじゃないですか?

未だにテザリングで料金取ろうなんて大概にしとけっての。
ゲームのプラットフォームならソニーや任天堂は割と太刀打ちできてるんてすけどね。iモードはNTT系が直に作ってしまったが故に過去互換を強く意識しすぎて時勢に乗り遅れたのが痛かったですね。過去互換は重要ですが、拡張も上手くやらないとあのフェーズだと陳腐化が目立って後発に見劣りするのは目に見えてましたからね。
逆に言えば、appleは後発であるが故にある程度最初からコンテンツをリッチにできたってのと、回線側の事情を世論操作(苦笑)でゴリ押しできる立ち位置だったのが大きかったともいえるでしょうね。回線への配慮がいらないから
こその製品なのはAndroid系にも言えることですが。

#appleは他の新興Web屋よりは技術に明るかった(何処までなら相手に血反吐を吐かせるくらいで済み不可能ではないのかをトップが知っていた)ことも成功の要素でしょうけど
技術や経営体制はもちろんですが、法制化の遅れもあると思います。自動運転技術も立ち上がりは、日本メーカが早かったのですが、規制や官公庁とのやり取りで市場投入は見送りとなった
記憶があります。
特にアメリカでは、新技術、新サービスに対応する法律の制定、施行が早い印象です。ロビー活動も盛んな面もあるでしょうがスピード感が違いますね。
中国は、共産党の思惑次第なので、行けるとなったら、制度化、資材投入が一気に行われる印象です。
コスト下げるためだけに、
工場を人件費の安い大陸に移したのがそもそもの元凶!
引き換えに、長年の技術もアッ!!!という間に
大陸に移動する!!と
想像も出来なかった!?アホな経営者が問題です。
その時は、想像も絶する!利益と巨額のボーナスを手に入れながら
後は知らん!!と ・・・・
想像出来なかったって?
この人らって認知症?  これ犯罪でしょ?
doraさん
〉コスト下げるためだけに、
工場を人件費の安い大陸に移したのがそもそもの元凶!

う〜ん…その辺りが問題だとすると、iphoneが何故、独自の地位を築き、スマホで最大級の利益率を誇っているのか、説明がつかないような…。
中国はある時期から中国が関与するものは基本的に中身を実質全部開示しろという方向になったので(そしてそれをパクる)、モノ自体の中身には特殊なことがあんまりなくてサーバ側に肝があるような製品はほぼ問題ないんですが、モノ自体に仕掛けがある場合は厄介なことになっていたりしますね。
だから工夫があるモノほど中国市場や中国の工場を関与させることがリスキーになって、マンパワーでぎりぎりの処遇を背景に進めるモノばっかりになってしまうと言うry

#iPhoneは形状はともかくコア部品が手にはいるのならそんなに特殊な構造じゃないよね
gunnerさん
中国の秋葉原みたいなパーツ屋いくと、ロジックボード以外は、全てサードパーティ(海賊部品?)みたいなのが揃うので、ロジックボードがあれば、IPHONEが個人で組み立てできるらしいですねw

あそこが心臓部であり、門外不出の重要パーツ?

ただ、Androidスマホを作る時点でおそらくはロジックボード的なものは存在しないでしょうし、基本的にはコモディティ化したパーツの集合体なんでしょうね。

とはいえ、ソニーとか日本電産とかアルプスとか、強みを持つ日本企業もあるのは、Kanonさんとかが指摘している通りだとは思いますが。
部品そのものを新しく立てる技術やチップそのものを纏める技術は一部(HUAWEIとか)を除いて中国系はあまり得意とは言えませんから、製造した部品の流出品とかを巧く流通させる仕組みとか、今あるものから必要なものを取り出して作ることが出来るようになる技術こそが中国系の強みなのかもしれません、そしてどこまで削れるか、マズったら取り敢えずその時すぐに直しゃ良いって思い切りの良さ(法的倫理的にどうよってのは置いといて)は他にはない部分ではありますね。

#日本も昔はこうだったような気もしますけど
因みに今のスマホでは心臓部たるSoCと基板のリファレンスデザイン、ディスプレイアセンブルは普通に手に入るのでAndroidスマホを作るだけならそんなにノウハウ無くても取り敢えず形にはなります、そこから先は色々面倒がありますが、肝心のユーザがそこをあんまり気にしてないというか不具合合っても安い方に流れてるのでry

#流石にappleのSoCやセキュリティ関連部材は厳しそうだけど
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