(シュールショートショート)あず◯バー殺人事件🫘
真夏のうだるような暑さの中、密室となったアパートの一室で男の死体が発見された。
後頭部には、極めて硬い鈍器のような物で殴られたような陥没骨折の痕。しかし、狭い部屋のどこを探しても、凶器となるようなハンマーや鉄パイプ、あるいはそれに類する石の置物などは一切見当たらない。
「警部、凶器は一体何なんでしょうね?外部に持ち出した形跡もありませんが…」
若井刑事が、とめどなく流れ落ちる額の汗をハンカチで拭いながら尋ねた。
「うむ…うむ……」
星野警部は腕を組み、現場を鋭い眼差しで観察した。部屋のエアコンは故障しており、サウナのような熱気が充満している。
遺体のすぐ横、フローリングの床に小さな水たまりがあった。
ただの水ではない。うっすらと赤茶色に濁り、中心にはふやけた数粒の「小豆」が転がっている。そして、部屋の隅にあるゴミ箱には、見慣れた平べったい白木の棒が一本捨てられていた。
星野警部の脳裏に、ある恐るべき仮説が閃いた。
「まさか…いや、あの硬度なら、人間の頭蓋骨すら砕くことも…可能かもしれない…!?」
「警部? 何か、わかったんですか?」
「ああ。犯人は完全犯罪を狙ったんだ。凶器はこの猛暑が勝手に隠滅してくれた…」
星野警部は床の赤茶色の水たまりを指差した。
「おそらく凶器は…冷凍庫から出したばかりの、カッチカチに凍った『あ◯きバー』だ。犯人はあれをフルスイングして被害者を殴打し、その後、証拠隠滅のために現場に放置して溶けるのを待った。いや、もしかしたら証拠隠滅を早めるために、自ら凶器をかじってから棒を捨てたのかもしれん…」
「アイスで撲殺!? そんな馬鹿な!」
「馬鹿な話じゃない。鉱物のサファイアに匹敵するとも言われる、あの凶悪なまでの硬さを舐めるな…!」
若井刑事は絶句し、改めて赤茶色の水たまりと小豆を見つめた。
その時、第一発見者であるアパートの大家が、スーパーのレジ袋を片手に部屋を覗き込んだ。
「いやあ、刑事さんたちも暑いでしょう。大変だと思って、差し入れを買ってきましたよ。」
大家が無邪気な笑顔で差し出したのは、キンッキンに冷えた箱入りの「◯ずきバー」だった。
星野警部はそれを受け取ると、ゴクリと唾を飲み込み、非常に神妙な面持ちで言った。
「……念のため、これを鑑識に回してくれ。凶器の『同型機』としてな…」
若井刑事は真顔で頷き、分厚い手袋をはめると恐る恐る、あず◯バーを証拠品袋へと収めたのだった…
(つづきません)
※井村屋さん!すみません!😣 ほぼ毎日、あずきバー食べてます!今夏のファミリーマートパックのアイスはあずきバーしかか買わないので勘弁してください!🙏



「ずっと…『これ読んで何てコメントすりゃいいんだよ?』って言いたくなる感じの投稿をしてみたいと思ってた。それを大好きなあずきバーを使ったショートショートで実現できたことに大変満足している。後悔はしていない…」
などと供述しており……

私は「あずきバー 抹茶」が好きです。もちろん、凶器にはしません。いくら硬いあずきバーでも、暑い名古屋ではすぐに溶けてきます🫠
>> へのもへ@簡単◯◯語メン募中🗿 さん
ありがもへらーの😁実は20年くらい前から構想してましたw
>> えでぃ@Since 2015 さん
もちろん、抹茶も好きです!普通のあずきバーほと硬くなくて食べやすいから、直ぐに無くなってしまう😇今年の酷暑じゃ、あずきバー殺◯事件は成立しないか…🥵
シュールショートショートって長いので次回からは(SSS)って略します!
タイトルの前に(SSS)って付いてたらシュールショートショートだと思ってください。
なお…次作タイトルは「栄光と海苔の彼方へ」です…お楽しみに…!🤭
いろいろ想像しながら読みました
突っ込み所・・満載ですが
星野警部-->ホシ(犯人)の刑事?
井村警部とか
安月警部も有りとか
次回作も期待してます
>> n98s@(玉子スープ同盟) さん
ありがとうございます😊ぶっ飛んだアイデア(ここでは、あずきバーによる撲殺)を元に、勢いだけで突っ走るスタイルなのでw
若い刑事を、若井刑事に変えておきました🤭
この話の真相は、闇の中…🫣
次回はサスペンスではないですが相変わらず、ぶっ飛びますw
あと、アイデアの中には星野警部を再登場させられそうな話にすることも可能かも…