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「高い」ではなく「無い」という恐れ

ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、日本の生命線である中東産原油の9割が遮断されました。

日本の原油輸入量が急減しました。3月は3割減、4月以降一段と減少する見通しです。

中東からのタンカーもLNG船も日本に到着しない理由は明白です。
保険が引き受けられないからです。このため、船は一歩も進めません。

保険再開は容易ではありません。引き受け条件は停戦合意ではなく、海底に潜む機雷の完全排除の確認です。これは短期間で解決する問題ではありません。海外調査会社の見通しでは、最短でも6か月はかかるだろうとのことです。

日本の月間需要は、7,100万バレルです。
代替ルートを必死にかき集めても、米国産(月300万)、アラスカ産(月600万)、サハリン産(月1,000万)程度です。月1,900万バレルが限界です。

つまり、毎月5000万バレル超という天文学的な不足が生じます。

このままのペースでは、8月に国家備蓄が底をつき、年内には日本から原油が物理的にゼロになる恐れがあります。
11月には1.7億バレルの民間備蓄も尽き、12月には日本から原油が物理的に消滅するのです。

これは車に乗れないといった不便の話ではありません。原油は肥料、プラスチック、衣料、そして医療品や半導体の製造にまで使われる、現代社会の血液です。

供給が途絶えれば、食糧生産は止まり、病院の機能も維持できず、あらゆる物資が店頭から消え去るでしょう。

政府の見通しは甘すぎます。そのうち解決するという楽観論は捨て去るべきでしょう。
たとえ今日停戦したとしても、海の安全が確認され、再び日本にタンカーが届くまでには半年以上の空白が生じることは強調したいと思います。

私たちは、73年の石油危機を上回る過酷な資源の飢えの入り口に立たされていると思えます。


6 件のコメント
1 - 6 / 6
原油代替調達、来月に本格化 パイプライン経由、ホルムズを回避―経産省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026040300946&g=eco

この記事ではどの程度なのかわかりませんが、代替ルート活用がうまくいけば朗報ですね。というか、UAEのフジャイラ港はホルムズ海峡の東側なので、ホルムズ海峡封鎖に関係なく運べそうです。(ミサイル攻撃を全く受けないかどうかわからないけど)
というか今までこの港を(ほとんど?)利用していなかったのはなにか理由があるのか。
一方のサウジアラビアからの輸入では、ヤンブー港は途中バベルマンデブ海峡を通るときにフーシ派からの攻撃を受ける可能性もあるようですが。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> ジョニー23k さん

どの程度の効果があるのか。期待したいですね。
モッタイナイ!?

◎ 商船三井のLNG船、ホルムズ海峡を通過 イラン攻撃後初

”・・・ 同社によると、海峡を通過したLNG船はパナマ船籍の「SOHAR LNG」で、積み荷がない状態で通過したという。
 通過した日時や理由などについては明らかにしなかった。船員や船体に損傷はないという。 ・・・”

https://news.yahoo.co.jp/articles/76558ba0abcc88393c922cd0a313663aec066af3
先日、総理が発言した、節約と節電は早期に実施すべきと思います。
(震災時のような、間引き照明など)

また、さきほど、1L 152円の看板が出ていましたが、ガソリンの使用を促すような補助金は、早期に止めるべきとも思います。

原油備蓄が底をつくと,考えられる真冬に計画停電などになり、暖房が使用できなくなることが恐ろしい。
sawa875
初心者マークsawa875さん・投稿者
マスター

>> まーくん さん

御指摘のとおりです。
夏の冷房は28℃、暖房は18℃で充分です。
電力用の石油は輸入量の6%で、天然ガスもホルムズ海峡依存は6.3%に過ぎません。

なので安全審査を通過した原発の再稼働で電力は不足しません。
また世界の発電の主流である石炭火力、特に石炭ガス化発電所を新設し、FITを廃止すれば電気料金が確実に下がります。
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