テルミンへの道 ① ラジオ篇
テルミンという楽器をご存じであろうか?
楽器に手を触れることなく空中の手の位置と垂直と水平に出されたアンテナとの距離によって音高と音量を調節できる楽器である。
1920年にロシアで発明された電子楽器ある。
テルミン(Léon Theremin)は発明者の名前である。
テルミンの原理は同じ周波数の高周波発振器が2個内蔵されていて、片方の発振周波数は固定されているがもう一方の周波数は変えられるようになっている。
例えば発信機の周波数を(人間には聞こえない)30000hzとしてもう一方の周波数を30440hzとして同時に発振させると「うなり」が生じ440hz(ドレミの「ラ」)の音が聞こえる。
この「ラ」の音を色々な音に変えれば曲が弾けるようになる。
色々な音にするには静電容量を替えられる可変コンデンサ(通称バリコン)という部品を用いるが人体も静電気を蓄えることが出来るので人体を回路の一部として組み込むことでアンテナとの距離によって音高や音量を変えられるようになる。
原理としては超指向性スピーカー(パラメトリックスピーカー)と同じでラジオの回路の一部も同じである。
ラジオといえばAMラジオ3台でテルミンになるというネット記事が数件見られる。
手始めにこれを作ってみた。
ジモティーで格安の物を探し取り敢えず4台入手した(700円)。(画像左下の小型ラジオは手持ちの物)
実際に使ったのはこの3台である。
下の大きいラジオは音出し用のラジオで1600Khzに合わせ音量を大きくしておく。
上の左側の小型ラジオは音量を最小にして1145Khz付近をゆっくりと回して大型ラジオから甲高い音出る所で止める。
上の右側の小型ラジオは裏ブタを開ける。
裏ブタを開けたらアンテナ下部に付いているFM用の(白い)リード線を外し代わりにバリコンに半田付けした新しいリード線をアンテナ下部に付ける(上図の左上から右下へ対角線上に伸びている赤い線)。
これがテルミン用のアンテナになる。
蓋をしてこれも1145Khz付近で大型ラジオから甲高い音が出る所で止める。
(音が小さいかもしれません)
3台の位置関係を色々変えて試みた。
音域やオクターブの幅が狭く音程が取りづらい
ネットでは2オクターブ出るとの情報もあるのでもう少し弄ってみることにする。






それが自作できるとは驚きです。動画では、受信機のチューナーを回すときの音のように思いました。
是非調整を完了させて、なんらかの曲をお聞かせください。
>> sawa875 さん
ラジオテルミンで曲を演奏しているサイトは無いようです。本文に記した理由の他に音が不安定ということにも原因がありそうです。
大阪名物の「お~ま~え~は~あ~ほ~か~」は2音で演奏?出来るのでチャレンジしたいです。
>> hijiake さん
そうですか…。残念です。すごい名前の゙曲?ですが、そのメロディーをいつか奏でてほしいと思っています。
半世紀前の話・・
参考はラジオ系の自作月刊誌だったと思います
実演してるとアマチュア無線部が来て、雑音がとクレームが入り、相談して時間を交互にずらして落ち着きました
>> puchichibi さん
旋律を奏でる楽器としてではなくエフェクターとしてシンセサイザー的に使っていたみたいですね。コメントありがとうございました。
>> Yz925@CicottoGPT さん
半世紀前だとまだ世に広まって無い頃で先鋭的な存在だったと思います。人気を博したのではないですか?
アマチュア無線とは高周波が干渉し合うので時間をずらさざるを得ないですね。
貴重な経験談ありがとうございました。
>> sawa875 さん
「お~ま~え~は~あ~ほ~か~」をご存じなさそうですので動画を添付します。私のまずい演奏もありますので笑ってやってください。