格差は広がっている?
先日、ダメンズで有名な漫画家倉田さんが日本の格差が広がっていると書いたようです。
きっと倉田さんは、日常の暮らしの中で何かしらの変化を感じ取られたのでしょう。
電車の中で見かける人々の様子だったり、友人たちとの会話だったり、あるいはご自身の仕事を取り巻く環境の変化だったり。そうした何気ない観察の積み重ねが、そんな感覚を抱かせたのかもしれません。
でもちょっとだけ数字をみると、違ってきます。
数字は冷たく見えるけれど、実は私たちの社会の姿を静かに映し出す鏡のようなものです。
OECDという信頼できる国際機関が集めたデータによると、日本のジニ係数はここ20年ほど、0.32から0.34の間を行ったり来たりしているだけで、大きく変わってはいないのです。
もちろん、バブルがはじけた直後やリーマンショックの後には少し上がることもありましたが、その後また戻ったりしながら、全体としてはゆるやかな波の中で推移しています。
厚生労働省の所得再分配調査という、もっと詳しい日本のデータを見ても、1990年代から2000年代にかけて確かにジニ係数は上がりました。でも、2010年代に入ってからは大きな変化はなく、むしろここ数年は少しだけ下がっている(つまり格差が縮小している)という結果も出ています。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?layout=dataset&stat_infid=000040391325
これはどういうことかというと、私たちが格差が広がっていると感じる感覚と、実際のデータが示すゆっくりとした変化の間に、ずれがあるかもしれないということです。
人の心は、数字よりずっと敏感です。 ちょっとした変化にもあれ?と気づくことができます。でも、その敏感さが時として、実際の変化よりも大きく状況を捉えてしまうこともあるのかもしれません。
たとえば、近所に新しい高級マンションが建った。コンビニの前で戸惑っている人を見かけることが増えた。
昔は同じくらいの暮らしだった友人が、急にブランドバッグを買った。
そんな一つ一つの出来事が、私たちの中に格差が広がっているという感覚を育てていくのだと思います。
そして、その感覚は決して間違っているわけではありません。なぜなら、私たちは数字ではなく、日々の暮らしの中で社会を感じているからです。
倉田さんのようなクリエイティブな仕事をされている方は、なおさらそうした空気のようなものを敏感に感じ取られるのでしょう。それはとても大切な感覚です。
ただ、データはどうなっているんだろうと興味を持って調べてみると、そこには私たちの感覚とは少し違う景色が見えるかもしれません。
そこには大きな変化はないけれど、確かにあった小さな変化とか、思っていたほど急激ではないけれど、ゆっくりと進んでいる変化が写っているはずです。
感覚とデータ、その両方を見ることで、社会の本当の姿が立体的に見えてくるのかもしれません。
倉田さんが感じられた何かを大切にしながら、そこに数字の静かな声も重ねてみる。そんなふうに社会を見つめると、きっともう少し深く、もう少し豊かに、私たちの暮らすこの国のことがわかるような気がします。
ちなみに、日本のジニ係数が世界の中で中くらいだということは、決して日本の格差は問題ないという意味ではありません。
格差が広がっていると感じる人がいること自体が、私たちの社会に何かしらのひずみがある証拠かもしれません。数字だけがすべてではなく、人々の感覚にもっと耳を傾けることも、同じくらい大切なことなのでしょう。


再分配前のジニ係数は2023年0.5855ということで1962年調査開始以降で最大となっているそうで、所得格差は現在もなお、広がり続けているというデータが実証されていますね。稼ぐ現役と年金で喘ぐ老後世代。ただ、所得再分配機能(この場合、医療の1割給付と介護の1割給付でしょうか)によりジニ係数は無理矢理押し下げられている様子。
そう考えると、老後世代でなく、中高年氷河期世代は所得再分配機能の恩恵も受けず、さりとて所得格差は縮まらず見えない爆弾はくすぶり続けているような予感がしてなりません。
東京の帝国ホテルを利用し移動手段はタクシーを利用する若年層
地方で旧態依然の低所得で持ち家、車、保険と金融リテラシー最低の日本国民
今現在、凄まじい速度で格差が広がっている体感があります。
50代の氷河期世代は昭和時代の古い価値観で喘ぐ人と、新しい波に乗って富裕層になっている人とでかなり格差が広がっていると感じますよ。何故なら身内と私とで価値観の摩擦を感じるからです。
身なりだけは整ったサラリーマン達が、そこら辺でコンビニで買った酒で飲み会している。中には空き缶を放置して立ち去る不届き者もいた。
パッと見じゃ人間の中身までは分からない。と思うと同時に、格差が広がってるからこういう事が起こるのかな~と思った😞
テレビでは渋谷の屋外の酒盛りばかり恣意的に取り上げている印象を受けるが、コロナ前から有楽町とかも酷かった…特に週末は。
有楽町といえば、よく街頭インタビューで出てくる場所の1つだが、いい歳した日本人の大人達の酒盛り風景などは意図的に撮らないんだな~と思った。
計算上のジニ係数が同じになる事があります。
要するに、異なる分布が同じ数値になります。
全住民が等しく非常に低い所得である場合、
ジニ係数は 0( 平等 )に近付きますが、
実態は「 等しく貧しい 」深刻な状況です。
絶対的な貧困の無視ですね。ジニ係数の欠点と言われています。
倉田さんが感じたのは前者、現実は両方なのかも知れませんね。
金持ちは、億超えのマンションをバンバン購入し、貧乏人はモーターホームレスやネットカフェ難民だから。
>> fateT7 さん
>東京の帝国ホテルを利用し移動手段はタクシーを利用する若年層地方で旧態依然の低所得で持ち家、車、保険と金融リテラシー最低の日本国民
東京は、20代でかなり派手に消費をする人がいるのを目にします。最近の株高の営業を受けているようです。港区女子?おばさんが増えていますし。
国民の金融リテラシーが低いかどうかは悉皆調査をみたことがないので、不明です。ただ、NISAについて話をすると、倉田女史の妹が誤解しているのと同じような発言をする人がおおいとは感じます。
>> スパイシーニョ@300%ぶっ飛び計画 さん
現場の報告は貴重です。>> モバイル クエスト@ウィザード クエスト さん
確かに、指数であって絶対水準をみるものではないので指摘の件があるのはそのとおりですね。ちなみに、ブラジル、インドはとても高いです。シーナの数字は探しきれません。
>> nipesotu.Hokkaido さん
個人消費の件は指摘のようにわにの口のようなかたちに近づいているのかも。気に入らない人は排除したり、責めたり。それを自己責任というのだから、格差拡大を歓迎しています。
格差を大きくするのも自由で、問題と言いつつも、上にいる多くの人達には他人事。下の人がどうなろうと、私財をもってまで、時間をかけてまで解決する気などない。ああそうですか、と思うだけ。
格差が大きいことを問題視しても解決しようとしないなら、もはや問題とする意味は無い。
>> アールグレイ7 さん
エンゲル係数はたしかに高くなりましたねえ。>> Y. Daemon@ポリアモラス さん
自己責任論が行き過ぎると、社会不安が増大します。社会政策は重要です。かつての救貧政策は望ましく無いですが。>> sawa875 さん
嘗ての日本がそうであったように、ブラジルやインドは、今や世界経済の成長を牽引する主要新興国です。
安定成長期に入るまでは高い水準が続くでしょう。
しかし、インドは低下傾向の兆しが現れているようです。
しかしながら、インドはカースト制度に起因する、
社会的経済的原因が深刻であり、ブラジルは、
抱負な天然資源や農業などの一次産業に過度に依存しているなど、
予断を許さない状況ではあります。
中国は建前上、共産主義国家( 最近は独裁の傾向が強いが )
なので、平等である事が前提故に、
そのようなデータが存在しない、或は、
存在したとしても、隠蔽しているのかも知れませんね。
我が王国にも中国からアクセスして活動している人がいるので、
現れたら状況を訪ねてみたら良いと思います。
まぁ、真実を語っているかは保証できませんが。
>> スパイシーニョ@300%ぶっ飛び計画 さん
もう居酒屋や立ち呑みする余裕がないんですかね?ちょっといい大人がびっくりですね🥲
関西(日本全体かも)では若い女性の来ているダウンジャケットの質がひどいですね。あまりに質感がひどいので印象に残りました。
簡単に言えば、社会人一年生は貯金ゼロだけど、毎年貯めてれば増える
だから貯めてる人と貯めてない人の差は拡がっていく
そんな感覚だよね
>> pmaker さん
確かに若い時の投資貯蓄の習慣化は、あとになって大きな恩恵をにつながりますね。後、対ドルで、円が二割落ちれば、トルコにさえ抜かれるかも知れません。
資本主義社会の宿命ですよね📈
21世紀の資本論
格差がなぜ拡大するかを示す式:
r(投資益約5%) > g(経済成長約2%)
資本主義の本質は、資産家が資産を複利で増殖する仕組みです🍀
生き残る方法は単純明快🌈
上記の不等式を逆手に取れば良い💰
経済リテラシーを身に着ける
AIと自動ツールを利用し単位時間の成果を最大に
副業で収入源を増やす
NISA/iDeCo活用
青色申告 etc.
>> まいまいまいんに さん
ピケティでしたか…r>g投資家にとっては自明ではありますね。
カーニー首相はそんな社会の改善を提唱していますね。
個人としては、指摘の方法もあり得ます。
>> Nanasisan さん
コロナ前っつーか…もう10年くらい前なんですが当時は「せんべろ」というワードが一般化してきてて、有楽町から少し歩けばドラム缶酒場とかあったし、あのへんでも安く飲めたはず…ワイなら、路上でコンビニで買った酒飲むくらいなら移動してでも、せんべろ系で飲みますけどね🙄
恵比寿みたいな街でもお洒落な角打ち(酒屋の一角で飲める)があったり、千円ちょっとで数十種の日本酒飲み放題の居酒屋(危険すぎるw)とかありましたけどね~
路上飲みリーマンは…恐らくアンテナ感度が鈍く、モラルも欠如してるんじゃないですかね~🙁
「今後も円安が進み、日本円の購買力は下がり続ける」と考える人が多いので、貴金属を購入する人が増えているようです。
帰りに有楽町駅に行ったら、ホームレスの女性と男性がしゃがみこんでいました。
あの女性は かなり前からあの場所にいるような気がします。
なぜ生活保護を受けないのだろう?と疑問ですが、何らかの理由があるのでしょうから、強制はできませんね。
>> lisa1789 さん
極めて賢明な選択でしょう。よく買えましたね。日によってはかなり待たないと買えない、もしくは10グラム以下だと買えない・・・ということは?
生活保護を受けるべき人が受けないのは、政策の貧困でしょう。