楽天Hand 5Gにtrip.comのeSIMをインストールする
前に「楽天Hand 5Gにpovo2.0、IIJmioデータ、LINEMOのeSIMをインストールしてみた」
https://king.mineo.jp/reports/299984
で、アプリを使った方式なら楽天Hand5GにeSIMがインストールできることを確認しました。
今回は、海外の会社が旅行者向けに出しているeSIMの日本向けパックのインストールが可能かどうかを試してみました。
アプリによるインストール方式でないとインストールは不可能なので、スマホ向けアプリを出していてeSIMも使えるところだけが対象として考えられます。
そういう会社が数社あることはあるのですが、eSIMの単価が一番安いと思われるtrip.comのeSIMで試すことにしました。
数十あるパックの中から今回選んだのはSoftBankと明記してあるパックです。(画像一番左)
左から2番目の画像から分かるように、「※キャリア:SoftBank(日本国内IP、ローミング非対応)」となっています。ということは、海外の通信会社を経由しないので、特にVPNを使わなくてもPayPayアプリが使える可能性があります。
左から3番目の画像で分かるように、アプリ内インストールが可能です。
画像一番右、無事インストールが可能でした。
eSIMの名前は、かなり長ったらしい、変わった名前となっています。
APNの項目を見たら、最初はLINEMOやSOFTBANKのものが3つ出ていたのですが、そのどれにチェックを入れても接続できませんでした。
しょうがないので、trip.comのホームページで確認し、
APN: plus.4g
ユーザー名: plus
パスワード: 4g
認証タイプ: CHAP
APNタイプ: default, ia, mms, supl, hipri
という項目を入力して「trip.com」と自分で名前をつけて保存し、スマホを再起動させました。
これで無事接続できるようになりました。
スピードテストを行ったところ、「SoftBank」と表示されたので、海外の通信会社は経由せず、直接日本国内でソフトバンクに接続にいっているようです。
PayPayアプリを立ち上げたところ、無事問題なく表示されました。
アプリを使った方式とIIJmioのドコモ回線データSIMを使えば一応4キャリア全部インストールできることになるのですが、楽天Hand5Gはあまり性能が良くないのでそんなことをしてもしょうがありません。必要なときにtrip.comのeSIMパッケージを購入して間に合わせることで十分かなと思いました。
また、海外旅行に行くときには海外向けのeSIMパッケージを購入すればよいので、それなりに使い道はあるかなと思いました。
なお、klookのアプリでもインストールできることを確認しましたが、eSIMの単価が高いので一度試しただけにしました。kkdayのアプリはアプリ内インストールには対応していませんでした。
以上、報告でした。




他社eSIMの登録が制限された際に
売っちゃったんですよね
(じゃんぱらで4,800円でした)
アプリで登録できるのなら残していても
良かったかなぁ~(今はN6000使用)

皆さん、コメントありがとうございます。APNの件ですが、ソフトバンクのホームページだと「SoftBank 4G/5G」と書いてあるので、APN名が「plus.4G」となっているだけの気がします。
>> okitaomote さん
「ソフトバンク5GをSIMカードのみで契約してみた」https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/minna/1271460.html
で法林岳之さんがAPN設定の画像を載せていますが、
APNは「plus.4G」となっています。
私の自宅ではソフトバンク5Gの電波が入らないので、実際のところは分かりかねます。
だとすると、プリセットされていた「SOFTBANK-4G」のAPN(同じく【plus.4g】)には繋がらなかったのは何故なんでしょう?

楽天Hand5Gへの「アプリ経由・eSIM直接インストール」も興味深いですが、ソフトバンク回線利用で「APN=plus.4g」「PING値=58ms」にも興味を持ちましたので調べてみました。Geminiによる解説 (どこまで正確なのかは分りませんが…)
****************
Trip.comなどで販売されている「Joytel(ジョイテル)のソフトバンク回線・日本IP・ローミング非対応(原生線路)」というサービスについて、その仕組みと低遅延(PING 50ms程度)の理由は、主に「L2接続による国内MVNO方式(日本国内ゲートウェイ)」を採用しているためです。
通常の海外SIM(ローミング型)とは全く異なる構造になっており、以下の3つのポイントがその正体です。
1. 国内ゲートウェイ(P-GW)の利用
通常の海外SIMは、一度発行元(香港やタイなど)のサーバーを経由してインターネットに接続するため、通信が国を往復し、PING値が200〜300ms以上に悪化します。
しかし、ご質問のタイプは「日本国内に通信の出口(P-GW:Packet Data Network Gateway)」を持っています。
・仕組み: 通信が日本国内のソフトバンク網内で完結し、そのまま日本のインターネットへ抜けます。
・結果: 物理的な距離による遅延がないため、ドコモやソフトバンクの純正回線、あるいは国内MVNO(IIJmio等)に近い50ms前後という低遅延が実現します。
2. 「日本原生線路(ネイティブ回線)」の正体
Joytelなどのグローバル通信事業者が、ソフトバンクの回線を「MVNO(仮想移動体通信事業者)」として直接、あるいはアグリゲーター(回線の卸業者)を通じて借り受けている形態です。
・日本IPの理由: ソフトバンクから直接、日本国内用のIPアドレス帯域を割り当てられているため、ウェブサイトからは「日本からのアクセス」と判定されます。
・ローミング非対応の表記: 「ローミング(海外経由)」ではなく、日本国内の設備を直接使う「ネイティブ接続」であることを強調するために、販売ページでは「ローミング非対応(=遅延が少ないという意味)」という表現が使われることがあります。
つづく ↓
>> kc_iOS9.2.1 さん
↓ つづき3. APN設定(plus.4g)の活用
この種のSIMの多くは、APN設定に「plus.4g」 を使用します。これは、ソフトバンクがMVNOや特定の法人向けに提供している純正に近い接続先です。
・再販SIMとの違い: ソフトバンクの「iPhone専用SIM」などをそのまま横流ししているわけではなく、Joytel側が契約したMVNO用の回線枠を使用しています。
・認証の仕組み: SIMカード内の識別番号(IMSI)がソフトバンクのHSS(加入者情報管理)に登録されており、ローミングという形を取らずに直接ソフトバンク網へログインする設定になっています。
どうしてTrip.comで売られているのか?
Trip.comは中国系企業(旧Ctrip)であり、Joytel(本社:日本)も中国(上海・香港)に強い基盤を持っています。
中国からの訪日客が「日本で日本のサービス(メルカリ、TVer、銀行アプリなど)」を制限なく利用するためには、日本IPと低遅延が必須であるため、こうした「日本国内完結型」の特殊なSIMが中国市場向けに開発・流通しており Trip.comを通じて日本国内のユーザーも購入できる状態になっています。
まとめると:
このサービスは、海外SIMの形を借りた「実質的な日本国内用MVNO回線」です。日本国内の設備でパケット処理を行うため、純正回線に近いPING値を実現できています。

Geminiによる解説 (どこまで正確なのかは分りませんが…)****************
Trip.comなどで販売されている「Joytel(ジョイテル)のソフトバンク回線・日本原生線路」サービスにおいて、端末が認識するPLMNは以下の通りです。
1. 識別されるPLMN : 44020
・MCC (Mobile Country Code): 440(日本)
・MNC (Mobile Network Code): 20(ソフトバンク)
2. なぜ「44020」になるのか?
このSIMは「ローミング非対応(原生線路)」と謳われている通り、技術的にはソフトバンクのネットワークに直接(Native)接続する設定になっています。
・SIMカードの書込み内容: SIMカード内のIMSI(加入者識別番号)の先頭5桁が「44020」で始まっている、もしくはSIM内部の優先ネットワークリスト(EF_HPLMN)にソフトバンクのコードが書き込まれています。
・端末側の挙動: 端末はSIMを挿入した際、基地局から流れている「44020」という信号とSIMカード内の情報を照合します。これが一致するため、端末の画面上には「SoftBank」と表示され、海外経由のローミングマーク(R)が出ない状態になります。
3. 注意点:MVNOとしての識別
・PLMNは「44020」であっても、通信の認証を行う SPN(Service Provider Name)やGID1(Group Identifier Level 1)といった内部データによって、ソフトバンク純正契約者か、JoytelのようなMVNO(あるいはそのパートナー)契約者かが区別されます。
・APN設定の強制: 純正のソフトバンクSIMであればAPNが自動設定されますが、この種のSIMで手動設定(例: plus.4g など)が必要なのは、PLMNは同じでも「接続先のゲートウェイ」がMVNO専用のものに指定されているためです。
まとめると :
このサービスのPLMNは、日本のソフトバンクと全く同じ 44020 です。これによって「ローミング」という遠回りな処理を回避し、日本国内の設備に最短距離で接続できるため、50msという低遅延が実現できています。
中国旅行者が日本国内で問題なくカードで買い物ができるよう他国経由での通信にならないようにしているという話は、結構説得力がありますね。
trip.comのソフトバンク回線すべてがそうなっているわけではなく、やはり通常のローミングSIMのように香港経由のもののほうが多いですね。

自動的に表示されたソフトバンクのAPNと私がtrip.comの説明に基づいて設定したAPNの中身を示します。>> okitaomote さん
それで、「SOFTBANK-4G」にチェックを入れてもやっぱりアンテナが立たないですが、「trip.com」のほうにチェックを入れると、右上の表示のようにアンテナがしっかり立っています。何がどう違ってアンテナが立ったり立たなかったりするのか、私自身はよく分かりません。
https://www.joytel.jp/service/joytel-product/
こちらを読むと、中国人旅行者のためばかりでなく、日本人の中国への旅行者が現地でVPNなしにGoogle、Instagram、LINEが使えるようになることも目的にしているように読めます。
>> okitaomote さん
右画像(Trip.com)アクセスポイントの 「ユーザー名=plud 」と見えるのですが、正しいですか? plusではない?>> okitaomote さん
JoytelのSIMは一般のローミングSIMとは違って、日本<=>中国相互間の旅行者向けにローカルIP(@日本)の提供や、VPN無しでも海外接続が出来る環境(@中国)を提供する便宜をはかるビジネス戦略のようですね。日本の外では進歩の速度が速いこと、そしてその多様性を覗くことで色々と勉強になります。余談ですが…モバイルネットワーク画像のところの「JOYTEL.....AppletV4」の意味するものについても Geminiは(それらしく)解説してくれますのでお試し下さい。
>> kc_iOS9.2.1 さん
あ、そうですね。ミスタイプです。APNそれ自体は間違っていないのでつながったようです。ユーザー名は特に見ていないのかもしれません。