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楽天Hand 5Gにpovo2.0、IIJmioデータ、LINEMOのeSIMをインストールしてみた

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ご存じのように楽天Hand5Gは、QRコードの読み取りやアドレスの手打ち入力を使ったeSIMのインストールができなくなってしまっています。

ただ、いろいろ情報収集してみると、QRコードを使わずアプリによるインストールは楽天Hand5Gで可能のようですし、IIJmioが自社で発行しているデータeSIMはQRコード読み込みによるインストールが可能らしいとのことなので、今回はそれを実際にやってみることにしました。





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私の楽天Hand5Gにはpovo2.0のeSIMがインストール済みだったので、あえて一度eSIMを消去して再インストールすることにしました。

そうでないと、アプリを使ったらpovo2.0のeSIMが楽天Hand5Gにインストールできることが証明できません。

画像は、その消去手続をした画面を表示しています。
左側、「KDDI」の表示があります。
右側、「KDDI」の表示が消えてなくなっています。





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povo2.0のeSIM再発行をしてみます。

ここで大事なのは、povo2.0アプリを最新のものにすることです。古いものだとpovo2.0アプリによるeSIMインストールができない場合があります。

eSIMの再発行は、例のeKYCによる身分証明書や自分の顔面画像の登録が必要ですが、何回やっても非常に面倒臭いです。なかなか素直に一発ではOKとなりません。

何とかパスして再度povo2.0のeSIMインストールに成功しました。

あくまでもアプリによるインストールで、QRコードによるeSIMプロファイルの読み取りや、手打ちによるコード入力等は一切やっていません。





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IIJmioのデータ専用eSIMは、普通にQRコードによるeSIMプロファイルの読み込みで楽天Hand5Gにインストールできました。

特に問題等は発生しませんでした。





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次は、LINEMOのeSIMインストールです。

LINEMOは、「LINEMO かんたんeSIM開通」というeSIMインストールの専用アプリを出しています。

それを使うとQRコードの読み取りなしでLINEMOのeSIMインストールが可能となります。

こちらもeKYCによる本人確認があるのですが、povo2.0とは使っている会社が違うようです。こちらのほうが若干簡単な気がします。

無事eSIMインストールが終了したはずなのですが、「設定の確認に失敗した」と出ます。





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一体何かと思ったら、APN設定が不完全なままでした。

画像の左側は自動的にインストールされたAPNです。恐らくは一番上の「Application」というやつにチェックを入れれば通信できるとは思うのですが、LINEMOは今、APNサーバー名を「plus.acs.jp.v6」で設定するように言っています。

LINEMOのホームページを見て、APN設定を若干手直しして名称も変更してチェックを入れました。





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画像をご覧いただくと分かるように、povo2.0、IIJmioデータeSIM、LINEMOの3つのeSIMのインストールに成功しました。

一応念のために申し上げておきますが、povo2.0のアプリもLINEMOのアプリも、あらかじめ楽天Hand5Gにインストールしておく必要はあります。



Screenshot_20250215-151758.png

LINEMOのほうは再起動をかけたら電話番号が表示されたのですが、povo2.0は相変わらず電話番号が表示されません。

しょうがないので、チャットでpovo2.0に電話番号を表示してくれるようにお願いしました。





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ようやくpovo2.0のほうも電話番号が表示されるようになりました。

以上のように、楽天Hand5Gには残念ながらMVNOのeSIMインストールはできませんが、IIJmioのデータ専用eSIMと、専用アプリを使うことによるpovo2.0、LINEMOのeSIMはインストールが可能です。

もちろん、楽天本家はアプリによるeSIMインストールが可能です。まさか何ぼなんでも自社のeSIMが楽天Hand5Gにインストールできないようにするわけはありません。

あと、楽天回線そのものを使用すればMVNOのeSIMでもQRコードを使ってインストールできるらしいという話もありますが、何分にも楽天Hand5Gの性能が悪過ぎて(通話の品質が悪い、WiFi機能が良くない)、とてもじゃないがそこまでのテストはする気が起きませんでした。



以上、アプリを使った方式なら、とりあえず楽天Hand5GにeSIMはインストールできるという報告でした。


14 件のコメント
1 - 14 / 14
以前やってたりしたら、ごめんなさいですが…

iijmioのデータでない音声eSIM(D回線、a回線)はどうなんですかね〜、と気になるところです。
okitaomote
okitaomoteさん・投稿者
Gマスター

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>> すとらい~ぷ さん

それについてはIIJmioが「動作確認端末 一覧」ではっきりと、データeSIMでデータ通信はできるが、音声eSIMでは動作不可であると書いています。
eSIMプロファイルの読み込みの際に Rakuten Hand 5Gのようにキャリアアクティベーション方式のみ可能なスマホがあれば、GigSkyや 最近の UbigiのようにQRコードを発行しないeSIMサービスも出て来ているので、これが次の時代の流れかなと思ったりしています。。。
okitaomoteさん お世話になります。
利用された端末のビルド番号は、
P780AE_11.0_RMN_JP_162
でしょうか。
お教えいただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。
一方で、QRコードを提供しないeSIMサービスというのにも不都合があって、eSIM.meや、5ber.eSIMと言った物理eSIM利用の場合に、キャリアアクティベーションからeSIMプロファイルを読み込めないという問題があったりします。前述した GigSkyアプリやUbigiアプリは、物理eSIM をeSIMとして認識してくれないのでキャリアアクティベーションはできないのです。。。
okitaomote
okitaomoteさん・投稿者
Gマスター

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>> mmc19 さん

そのとおりです。

わざとアップデートしてmineoのeSIMが再インストールできなくなったのを確認し、それではどのSIMならインストールできるかということでいろいろやってみたという話なんです。
okitaomote
okitaomoteさん・投稿者
Gマスター

>> kc_iOS9.2.1 さん

>>GigSkyや 最近の UbigiのようにQRコードを発行しないeSIMサービスも出て来ているので、

コメントありがとうございます。これまだ試したことがないので、後でやってみたいと思います。

楽天Hand5Gや最近のiPhoneのアメリカ版のようにeSIMのみ対応の機種が日本でも多くなったら、今以上に混乱が起きるんじゃないかとすごく感じますが、そういうのを感じさせないようにeSIM発行側が変化していくんですかね。

>> okitaomote さん

御返答ありがとうございます。
そういう事なのですね。
この様な情報発信を見ると、人柱をされる先人の方々のお陰だと感じております。
ありがとう御座いました。

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>> okitaomote さん

>楽天Hand5Gや最近のiPhoneのアメリカ版の
>ようにeSIMのみ対応の機種が日本でも多く
>なったら…

まさにそこがポイントなのでしょう。

① キャリア視点から見れば…物理SIMに掛かる 材料/制作/保管/物流等にかかるコストがほぼ全面的に削減できるわけですから、ビジネスからすれば当然の流れなのでしょうね。==> eSIM化への潮流…

② またユーザー視点から見れば、QRコードによるeSIMプロファイルのインストレーションは難儀な課題です。不慣れなユーザーにとって「QRコードをメール受信」「QRコードを他デバイス上で表示」「他デバイス上に表示された QRコードを自分のスマホで読込」という3ステップは重荷なわけで、スマホ1台のみ(2ndスマホ無しやPC無し)のユーザーでは途方に暮れます。友達にQRコードを送って表示して貰って~というのは、セキュリティーリスクです。==> eSIMプロファイルのインストレーション作業の簡素化の必然性…

➂ これらの点を考慮し、Appleでは 最適解を求めるべく iOS上でeSIMプロファイルのインストレーション方法の改変を繰り返しています。

iOS16以前 :
・ QRコード単純読込
・ アクティベーション情報手入力
iOS17.1.2から : ↑ 画像参照
・ QRコード単純読込
・ アクティベーション情報手入力
・ QRコード写真画像からの読込
現在
・ QRコード単純読込
・ アクティベーション情報手入力
・ キャリア・アクティベーション

 将来的にスマホのeSIM化を前提とすれば、eSIMプロファイルのインストール=eSIMキャリア・アクティベーションは必須事項なのでしょう。
okitaomote
okitaomoteさん・投稿者
Gマスター

>> kc_iOS9.2.1 さん

>>① キャリア視点から見れば…物理SIMに掛かる 材料/制作/保管/物流等にかかるコストがほぼ全面的に削減できるわけですから、ビジネスからすれば当然の流れなのでしょうね。==> eSIM化への潮流…

なるほどね。そう言われてみれば、eSIM化することによって販売するお客は全世界に広がってきていますものね。通話SIMにはいろいろな制約がまだあるけれど、データSIMならどこの国のユーザー相手でも簡単にできるわけで。

>> okitaomote さん

>通話SIMにはいろいろな制約がまだあるけれど、
>データSIMならどこの国のユーザー相手でも
>簡単にできるわけで。

はい、まさにその通りです。

 これまで海外渡航用・物理SIMは Amazon等からのデリバリーに依存していましたが、eSIMの登場で、多様なサービスプロバイダーから直接かつ即座にゲットできるようになったことは大きな進歩ですね。esim.dbなどのサイトの登場で、利用環境、好み、に合わせて、国内に居ながら沢山のサービスプランの中から瞬時に選べることも有り難いことです。競争激化の効果なのか、価格も大分下がってきています。。。


さて、ここからまた余談…(笑)
eSIMプロファイルの直接インストール(QRコード読込み無し)方式に関する呼称の話ですが… 

「eSIMキャリアアクティベーション」とはあくまでも通信事業を提供するキャリアのeSIMサービスに対しての呼び方であって-①

 GigSky や Ubigi のように、App Storeから提携事業者アプリをダウンロードして利用し、サービスを直接アクティベートする方法-② (「eSIMキャリアアクティベーション」とは呼ばないのかも...??? )

どうも そういうことのようです。(間違っていたらご容赦~!)
投稿から 少し時間が経ってしまいましたが、二つほど教えて下さい。

 Rakuten Hand 5Gには Slot1とSlot2があって、それぞれEIDが割り当てられていたと思います。そこで、poveやLINEMOのeSIMプロファイルについて、QRコードを使わずに、アプリから直接インストールした際に、

① どちらのSlotにインストールするかを選択するステップってあったのでしょうか?

② もしSlot選択のステップが無かった場合に、Slot1, Slot2のどちらにインストールされるか… どこで決まるのでしょうか?
結果として povoは Slot1, LINEMOは Slot2に振り分けられて収まっているようですね。

 以上、ご存知でしたら教えて頂けると有り難いです。宜しくお願いします。
okitaomote
okitaomoteさん・投稿者
Gマスター

>> kc_iOS9.2.1 さん

これについてはインストールする際に、SIM1とSIM2のどちらにインストールするのかアプリ(あるいはHand5G?)が聞いてきました。

だから自分で選んでpovo2.0はSIM1、IIJmioとLINEMOはSIM2にインストールしました。

>> okitaomote さん

早々の返信、ありがとうございます。理解しました。

 実は別のところで アプリ版のキャリア・アクティベーションしか利用できない海外SIMがあって、色々遊んでいるうちに、どうやらアプリの作り方次第で、色々な拡張操作やインストール制限が掛けられるような気配があったので、もしや Hand 5Gのキャリア・アクティベーションの際にもSlot選択ステップが付け加えられているのかも~と思ったわけです。。。

 まぁ、この辺り、変更が入れば入るほど 設定手順書の更新がどこまで正確に追従/表記して貰えるか 不慣れなユーザーとしては迷い道に入り込みそうですね。ありがとうございました。
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