マーク・カーニー首相の演説から 実戦的ポートフォリオを構築する
日経225が堅調です。
マーク・カーニー首相が提唱した中堅国家連合(カーニー・アライアンス)の構想が、市場において単なる外交スローガンではなく強力な経済圏の誕生として評価され始めた証拠とする見方があるようです。
日経225が好調なのはご同慶の至りですが、足元では複数の炭鉱のカナリアが鳴いています。
例えば、AI在庫サイクルの一巡: KB証券等の分析では、半導体の在庫補充サイクルが2026年半ばにピークを迎える予測があります。
現在の利益成長は先行投資に支えられており、実需(B2C)の回復が遅れれば、期待先行のAIバブルが弾けるリスクがあります。
そこで、次の一手を打つためのリスク分析とポートフォリオを提案します。
カメコ(CCO) × 豪州資源株。これこそが、カーニー首相が説く脱炭素=安全保障を具現化する、エネルギーと資源のハイブリッド戦略です。
AIデータセンターの爆発的な電力需要を支えるウランと、それを送電・蓄電するための銅・レアアースを組み合わせます。
銘柄(ティッカー)役割 推奨ウェイト
Cameco (CCO)エネルギー安全保障の核40%
BHP Group (BHP)ポートフォリオの重石30%
Lynas Rare Earths (LYC)脱中国の戦略カード15%
Pilbara Minerals (PLS)成長のスパイス15%
ポートフォリオ最適化のロジック
このポートフォリオの期待リターンとリスクのバランスを最適化するため、簡略化されたリスク寄与度等分(Risk Parity)の考え方を適用します。
各資産のウェイト $w_i$ は、ボラティリティ(価格変動率)の逆数
$\sigma_i^{-1}$
に比例するように調整します。
$$w_i = \frac{1/\sigma_i}{\sum_{j=1}^{n} (1/\sigma_j)}$$
これにより、値動きの激しいリチウム株(PLS)の比率を抑えつつ、比較的安定したBHPや堅調なカメコで全体のバランスを保ちます。
2026年の投資戦略
マーク・カーニー氏の演説から読み解くべき真のメッセージは、これまでの効率性(安さ)を追い求める投資の死ということです。
これからは、その企業がいなければ、同盟国のAIも軍事も止まってしまうという不可欠性に投資すべきです。
今の相場の堅調は、危うい均衡の上に成り立っているものであり、新たな変動の前段階にすぎないでしょう。
これは一つの見解であり、正確性を担保しているものではありません。また、これらの銘柄を推奨勧誘するものではありません。投資は自己責任で実施してください。

