防災としてのMVNO利用
2011年3月11日の東日本大震災の発生時、東京都内に仕事で出かけていて、交通手段は電車、バス、タクシーとも全くマヒの中、都心の職場まで3時間くらいかけて、徒歩で戻ることにしました。途上で連絡しようにも、携帯通話は全く使い物にならず、公衆電話も激しい長蛇の列という状況で、六本木あたりの屋外で、モバイル接続のEメールだけは偶々ソフトバンクの1回線だけ生きていました。それで最低限のコミュニケーションはとれました。当時、ソフトバンクは基地局整備などが遅れていて平常時はあまり良く繋がらず、解約しようかと思っていたのですが。
この体験もあって、出張時など、異なる大手キャリアの契約の複数台のスマホを持参するとともに、スマホのDualSIMの予備回線やモバイルルーター用にMVNOであるmineoの安価な契約を併用しています。現在、スマホは、、povo+mineo、LINEMO+mineo、楽天+mineoで、さらにモバイルルーターにmienoのデータ通信専用契約のSIMを入れています。
今年初めの能登の大地震のときには、現地では、大手キャリアの携帯基地局が電力網寸断と停電用電池の枯渇で全社とも根こそぎ使えなくなった状況になりました。道路も寸断で長期間、保守や復旧工事ができませんでした。MVNOもこれに連動して一部地域ではずっと不通が続いていました。あのときは衛星電話が脚光を浴びました。しかし、あそこまで深刻なインフラ損傷がなければ、MNNO利用などでのキャリアの複線化で、今度予想されている南海トラフ地震などの防災として、まあ有効であることを期待します。
7 件のコメント
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自分のメインはY!mobileですが、KDDIネットワーク対応でpovo2.0、NTTネットワーク対応でirumoの各eSIMが入っています。
明らかに圏外と思われるエリアへお出掛けする時は📡Starlink Miniも携行します。
📡Starlink Mini経由では電話は出来ませんが、FaceIDやLINE電話などは使えるので通常の用途で困った事はないです。
一時期、IP電話も契約していましたが、今どき050番号からの着信なんて皆さん怪しがって誰も出てくれませんからもう解約しました🤣
私は、スマホ回線はmineo-Dとpovo2.0、自宅に置いている備蓄電力はモバイルバッテリー38.4Whとソーラーパネル30Wにしました。
アレコレと持ち出して避難するには荷物の重量/体積の問題があるので、Starlinkは諦めました😥

南海トラフ地震くらいの規模になると震源域も大都市圏に近く、地震に遭遇した場所によっては、
地上の通信網は壊滅的被害を被るでしょうね。
衛星通信であっても、地上の基地局を経由するようなものは、
使い物にならないでしょう。
通信衛星を介してスマホでやり取りできる回線の、
一般への普及が急がれますね。
災害伝言ダイヤルやweb171なども使えると思います。自身の安否状況を複数の知人に知らせる手段として。
サブ機にLinksMate(docomo回線)を確保してます。
月100MB 165円と維持が楽で、
必要に応じて2GB 418円煮したりしてます。
ゆずるねタイム兼タウンwifi用です。
どこでもあるが、2月から加入金無料セールがあるはず。
今は解約料不要になりました。
私は加入金無料だったが解約料税抜3千円の時期に加入したので、解約時は支払う必要がある。
会社も、災害で混乱しているときに「何で連絡してこなかった?」とは言わないでしょうし、自分の身を守るのが第一優先だと思います。
050の電話アプリをいれたほうがいいかも。