なぜか今頃備蓄米が売られていた

昨日、サンドラッグへ行ったら、なぜか今頃備蓄米が売られていました。令和４年産5kg入で価格は税込み2,138円でした。精米時期は11月上旬となっていました。

昨日はたまたま徒歩で行っていたし、ほかの買い物もあったので、まさか5kgの米を手に持って歩く気もしないので、買うのは見合わせました。

初めて備蓄米を見ました。今までスーパーやドラッグストアに行っても、一度も備蓄米なるものを見たことがないです。何でも秋田県は備蓄米の販売が全国の都道府県の中で一番少ない県だそうです。

昨日お昼頃に行ったときは5kg入が30袋くらい並んでいたのですが、今朝試しに買ってみたいと思って開店と同時にいったら、売れていたのは３袋くらいで、20数袋が残ったままでした。

その店舗はサンドラッグの中でも普段は米なんか全く扱っていない店舗です。店側も、新米が豊富に出回っている今頃備蓄米を売り出しても売れ残るかもしれないから、あえて普段米を扱っていない店舗でも販売して在庫処分しようとしたのでしょう。

ちなみに新米は秋田でも高いです。5kg入が4,500円～5,000円くらいで売られています。さすがに秋田でこの値段では高過ぎだと感じます。

秋田の場合、30kg入の玄米でJAや知り合いの農家から買っておいて、必要に応じてコイン精米機で精米するというのが普通に行われていたりするので、幾ら安くても古古古米にわっと飛びつくという感じではないです。年金暮らしのお年寄りの場合は別でしょうが。

ちなみに、私自身は田んぼの所有者で1.5haくらい別の農家に貸しています。だから頼めば玄米は農協への出荷価格に毛の生えた程度でその農家から購入できるのですが、当然30kg単位になるので、そこまで米を食わないから結局スーパーからの購入で間に合わせています。

それにしても、今頃備蓄米がやっとドラッグストアに出回るようになるというのも、いかに政府のやり方が付け焼き刃的でいいかげんだったかというのがよく分かる感じがします。