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ちょっと変わった楽器を作ってみた


ネットサーフィン(死語?)していたら外国の手作り楽器のサイトに辿り着いた。。
日本のサイトでは全く見たこともない楽器だったが材料入手も作り方も簡単なようだったので作ってみることにした。
楽器の種類としては管楽器であり発音方法ではリード楽器に属するものである。

Membrane Reedというもので直訳すれば膜リードとなる。
シングルリードであるので音色はクラリネットに近い。
楽器の唄口に薄い膜を張りそれを振動させることで音を出すようになっている。


膜リード1.PNG

上図の動画
https://www.youtube.com/watch?v=lcBybkmQSBU&t=1s

これに詳しいが音孔の位置等これで良いのか不明である。
最終的には自分で調律するしかない。

膜リード2.PNG

材料は
〇塩ビ管(上図上)
 楽器本体である。内径13or16mmのものが適してい 
 る。長さは50cmもあればいい。
〇塩ビ管より一回り大きいチーズ(上図下左)
 チーズとは塩ビ管の継ぎ手の一種でTの字に似ているの
 が語源である。
〇ゴム風船(上図下中)
 これがリードになる。レジ袋を適当に切っても良いが  
 弾性のあるゴム風船が適している。
〇ビニールテープ(上図下右)
 本体とチーズ左端を固定する。

膜リード3.PNG

本管の唄口とチーズの左端を揃えて並べる。
チーズの右端に当たるように本管にテープ(赤色のもの)を巻く。
テープの厚みはチーズをはめ込んだ時ややきつめになるように巻く。
チーズの左端には風船の上部を被せて輪ゴムで止める。

膜リード4.PNG

チーズを左右に動かし本管の唄口が風船にちょっと触れる位の位置に置きチーズの中央にある孔から息を吹き込む(上図は息を吹き込みやすいように径の細い塩ビ管を差し込んでいる)。
音が出る位置に合わせられたら完成である。
これは次回他の用途で使う予定である。

膜リード5.PNG

旋律用の楽器完成。
次の用途を考えて吹き口は斜めにした。
写真写りを良くするため音孔を90度回している。
実際は息の吹き込み口の反対側になる。
下の動画はこれで吹いている。

ネットに打楽器だけ強調されたメフテルの動画があったので一緒に合わせて吹いてみた。

メフテルはオスマントルコの軍楽隊のことでイスタンブールのトプカプ宮殿や軍事博物館で定期的に演奏している。
曲名は「 ジェッディン・デデン」で日本ではお馴染みの曲である。


5 件のコメント
1 - 5 / 5
ゴルゴ13に出てきそうな楽器にも使える何かを連想してしまう(⁠ㆁ⁠ω⁠ㆁ⁠)
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> トッチン@寝不足 さん

飽くまでも平和利用でお願いします。

コメントありがとうございました。

なるほど、クラリネットの音ですね
この方はスマホ使ってチューニングしてますね
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> pmaker さん

ご紹介の動画は分かり易いですね。
しかも私が次にやりたいことも(ちょっと違いますが)先取りされていて参考になりました。

有益な動画紹介とコメントありがとうございました。
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