京都の博物館(時代まつりに触れるつもりだったが紙数が尽きた)
時代祭り見物のため京都に一泊旅行に行ってきた。
8月上旬にホテルを探したが希望に叶うものがなく偶々空いていた旅館に泊まることにした。
小さな坪庭付の落ち着いた部屋でこういう風情もたまにはいいかなと満足した。
先ず向かったのは東山の八坂神社と清水寺の略中間にある「幕末維新ミュージアム 霊山(りょうぜん)歴史館」である。
高山寺横の急坂の途中にあり眼下の眺めが素晴らしい。
ここは幕末から明治維新までの歴史を倒幕佐幕両面から見た博物館である。
墨蹟が多かったが絵図や模型もあり子供にも分かり易い展示であった。
実際修学旅行か校外学習かの児童の集団もいた。
事前に調べたところ「戊辰戦記絵巻」と「新選組隊士名簿」を交互に展示するとあったが今回は後者の方であったのは残念であった。
新選組副長土方歳三の所用の刀
茎には「幕府侍土方義豊戦刀/慶応二年八月日 秋月君譲請高橋忠守帯之」の銘文が刻まれている。
義豊(よしとよ)は歳三の諱。
近藤勇所用の刀
他に坂本龍馬を斬った刀もあった。
撮影可能な展示物はこれら3点のみであったが刀剣好きにはこれだけでも満足できるんだろうなと(刀剣に造詣のない私には)思えた。
翌日は百万遍にある「京都大学総合博物館」へ向かった。
今回は常設展示のみであったが自然史系、技術史系、文化史系の資料をまとめた密度の高い展示であった。
旅館と博物館の間が時代祭りのコースになっているので遅いと交通規制に掛かると思い朝一番で行くことにした。
鹿の頭部とオオサンショウウオの骨格
自然史系は標本も多く熱帯雨林地帯の巨大なジオラマ等あったがこちらも余り興味ない。
江戸時代の京都の地図
中央の白抜きの四角は二条城。
平安京の中央大通りの朱雀大路は二条城の200m程西側を通っていたので右京区は殆ど利用されていなかったのが良く分かる。
家形石棺
中国の灰陶
縄文式土器
技術史系は機械メカニズムの模型が多数展示されていて手で触れていろいろ操作出来たのでそれに熱中して写真を撮るのを怠ってしまった。
その後今回の旅行の目玉である時代祭りに行ったが紙数も尽きたので改めて投稿するかもしれない。
画像は私の一押しである巴御前。
動画は京都大学総合博物館の展示品他の雑然としたスライドショー。











