第24回マイネ王オフ会 in 大阪 287系ウィッチの感想
第19回マイネ王オフ会 in 大阪以来、2年3ヶ月ぶりのmineoオフ会の参加となりました。
今回も盛大に運営事務局の各位には、ご負担をかける要望を投げかけましたが、今後のMVNOとしての事業を成り立たせ「選んでもらえるブランド」となるよう、提案した次第でした。
懇親会の際にmineo責任者の松田様にもお話をさせて頂いた内容ですが、物理SIMの歴史として、いわゆる標準SIMから小さくなったmicroSIMはAppleで開発され、それはiPhone 4と4Sで採用され、以降各端末メーカーが追従する形でmicroSIMが一般的になり、さらにAppleはnanoSIMまで小さくして開発し以降iPhone5~16までの長きにわたり採用され、各端末メーカーはこれも又、一般的に使われるSIMとして長きに渡り採用されてきました。
その後AppleはデュアルSIMを謳ってeSIMを発表し、iPhone Ⅹsから使用できるようになり日本ではSIMロックを解除すれば、回線を共存することが可能に、更に総務省からの指導も相まってiPhone 13からは原則SIMロックは無くなり、回線共存がより容易になりました。
そしてスライドでも発表がありましたが、アメリカではiPhone 14からeSIM専用機となり、日本での動きはiPadのWi-Fi+Cellularモデルが近年次々とeSIM専用機となっていったという状況を鑑みて、いよいよ日本でもiPhoneはeSIM専用機になるのでは無いか?と考えていたところ、iPhone 17は本当にeSIMとなって日本で販売されることになりました。
日本においてはApple製品が市場のゲームチェンジャーであり、iPhoneを軸にSIMの形態が変わってきた歴史があります。
恐らく、今回発売されたiPhone 17を皮切りにAndroid機種でもeSIM専用機はどんどん増えていくだろうと個人的には想定しています。
物理SIMと違ってeSIMは都度再発行が必要となり、その度MNO各社に縛られた形になるのは必至であり、これを転換点としてmineoがフルMVNOやネオキャリア化してくれることを願ってやみません。
当然それに見合った予算が必要となるのは、容易に想像に付くことではありますが冒頭に述べた「選んでもらえるブランド」となるには、必要な投資であると考えています。
今後、どのような話し合いが行われるか、それとも実現できるかと言う点に関しては、未知数のところもあろうかと思いますが、是非とも皆様が使いやすいブランドに成長していけるよう一ユーザーとして応援して参ります。
長文駄文となりましたが、私の感想は以上です。
(打ち込んでる間に日付が変わってしまった・・・)


日本は、キャリアショップで通信契約と端末購入を一緒に行う事が多いという事でeSIM専用機の導入国に選ばれた様に感じます。
mineoさん等のMVNOは存在しますが、割合としてはそこまで多くないと見られているのでしょう。
一方で物理SIMを残している様な所は、端末購入とSIMカードの購入が別で自分でSIMカードを挿入して使うというのが日本より多いのではと思います。
そうなると今までの使い勝手とは変わるeSIMは、通信事業者側でeSIMクイック転送含めしっかり対応できる様になるまで導入しづらいのでしょう。
フルMVNOに関しては、前々からイベントに参加して感じていたのですが個人利用だと投資額が大きくなりそうな割には利点が少ない様な感じがしています。
利用者目線だとAPN構成プロファイルの導入不要ってところだけだとiPhoneでデュアルSIM運用の制限が無くなるというのはあるもののそれだけだとなという印象です。
IIJさんみたいに法人需要が旺盛な所の方が大量にSIM発行する需要があるのでペイしやすいのでしょうけどmineoさんだと昔より増加しつつあるとは言え個人向けが今でも強いので果たしてどうなのだろうと個人的には考えちゃいますね。(^^ゞ
『iPhoneだけだよ!』