iPhone vs Android 論争

SNSでたびたび巻き起こる論争として、「iPhoneか、Androidか」が挙げられると思います。こないだも"中学1年の妹がとにかくiPhoneを欲しいとわがまま"みたいなツイートでまた議論が再燃していました。

Androidは同じAndroidスマートフォンでも価格差によって優劣が存在するため、単純に比較できるものではありません。

今回は、いくつかの要素に分解して比較を試してみましょう。

・デザイン面

iPhoneは12以降、角ばったiPhone 4のようなシンプルなデザインをしており、それ以降のシリーズでは外見的変化は少ないように感じます。
つまり、ミニマリストのようなシンプルなデザインを好む層にとって、iPhoneのデザインは好意的であるといえます。
Androidだと、AQUOS wish シリーズあたりでしょうか。あまり調べていないので詳しくはわかりませんが、ハイエンド機種にシンプルなデザインは少ないように感じました。

「ミニマリスト的なお洒落、シンプルな外装を好む人はiPhoneのがよさげ」

・OS面

iOSにはセキュリティによる制限が厳しいです。例えば野良アプリはAndroidほど簡単にサイドロードできませんし、内部ストレージにもAndroidほど気軽にアクセスできないため、写真をローカルで管理したい人にとっては不自由でしょう。また本体設定もそれほど細かい部分まで弄ることはできません。

対してAndroidは、OSレベルの近接共有機能が備わっていないように感じます。異なるメーカーの筐体同士でのファイル共有が難しそうです。また、保護フィルムやケースもiPhoneと比較して入手難易度が高いように感じます。100均に気軽に買いに行くことはできません。
Widevineバージョン・外部画面出力の可否、野良アプリによるウイルス感染のおそれもあります。

「OS面に関しては、各々のやりたいことによって全く選択が変わる」

・価格面

iPhoneは2025年08月現在、公式オンラインストア上で最も安い端末でも99,800円します。一括の場合ですが、当たり前のように10万を要求するのです。
一方Androidはどうでしょうか。性能を重視しない場合、AQUOS sense 9あたりであればAmazonで5万強で入手可能です。
ただし端末代を分割で支払う場合や、各キャリアで行われている毎月1円キャンペーンなどを利用すれば、iPhone・Androidでの違いはそこまで感じられないでしょう。

・おわりに

例のツイートの件はAndroid・iPhone関係なく、"数十万円もする高価な代物を、ブランド的な側面だけで欲しがる傲慢さと分不相応さ" が本来批判されるポイントであったように感じます。

実際それほど単純に比較できるものではありませんし、各々が自身のニーズによって選ぶものでしょう。私はデザインが好きで長年iPhoneを使っていましたが、本体の軽さに感動を覚え最近はwishシリーズも使用しています。

:)

多分この話題でにぎわってる層って中高生とかですよね...