候補者へのアンケートから見えてきたこと
LINEなどで候補者の方々から投票、応援依頼のメッセージをいただくことが増え、90人以上の方から連絡がありました。
そこで、私は候補者の政治姿勢について質問を送ってみました。現在、8割ほどの候補者から回答が届いています。
興味深かったのは、その回答の多くが政党の公約をそのままコピーしたような内容で、8割以上を占めていたことです。候補者自身の言葉で書かれていると思われる部分は1割前後にとどまっていました。
MMTと財源問題
今回のアンケートで特に印象的だったのは、全員がMMT(現代貨幣理論)に対して否定的、もしくは反対の立場を取っていたことです。MMTは、簡単に言えば「自国通貨を発行できる政府は財政破綻しない」という考え方で、国債をいくら発行しても問題ないとするものです。
しかし、MMTを否定しながらも、政策実現のための財源については国債発行を視野に入れていると思われる回答が少なくありませんでした。
具体的には、「無駄な出費をなくす」「別の会計から引き出す」といった回答がありましたが、私にはそれだけで十分な財源を確保できるとは考えにくいと感じました。
実際問題として、大きな政策を実現するには多額のお金が必要であり、その捻出方法にはもっと具体的な説明が求められるのではないでしょうか。
農業政策についての意外な意見
今回の回答の中で、少数ながらも注目すべき意見がありました。それは、米の全面輸入を解禁し、その代わりに農家には所得補償をすべきというものでした。
これは日本の農業政策において非常に大きな転換点となる可能性を秘めた提案であり、保護されてきた日本の農業をどうしていくのか、という議論に一石を投じるものだと感じました。
まとめ
今回のアンケートを通して、候補者の方々の考え方の一端に触れることができました。
政党の方針に沿った回答が多い中で、それぞれの候補者が日本の未来についてどのようなビジョンを持っているのか、そしてそれをどのように実現していくのか、さらに深く知る必要性を感じています。
有権者も、表面的な言葉だけでなく、その背景にある具体的な考え方や政策の実現性について、もっと深く問いかけていくことが大切だと改めて思いました。


僕は財源論とかいうのは、茶番だとおもうんですね。
ようは、財源論を持ち出すのはやりたくないだけ。
だって防衛予算に何兆円の支出、財源どうするかなんて聞いたこともないでしょう。
アメリカから武器買うのは、財源もクソもなく簡単に決めちゃうわけです。
財源あるんじゃん。国債使ってるじゃん。
一方で、消費税を下げるとか無くすとか言うと、何兆円かかるぞと財源論を持ち出す。
二万円配るのだって三兆円かかるぞ。
米の解禁が得策かは疑問ですが、農家の所得を上げる何らかの政策は、すべきだと思います。農家は儲からないでは後継者が育たない。
まずもって、食料品消費税0%なんてのは生産者を苦しめる結果になると税理士さんが動画をあげてます。
「どんぶり勘定事務所」で検索してみてください。
我々には気づかなかったこと、知らないことがたくさんある。候補者さん自身もおそらくわかってないだろうと思う。
>> おれんぢ式部@🐇うさぎ㌠🐇 さん
どんぶり勘定事務所・・検索してみます。候補者も必死なのでしょうから、反応があればうれしいのでしょうね。ただ、政党公約以上の踏み込んだメッセージを返してくれるのはわずかです。
あと、質問主意書の履歴で候補者の活動の一端が分かります。
言ってる公約よりも、実際の行動、採決の場でどう動いたかを投票の指針にしようと思ったけれど、まあ、それ以前の話でしたね。
>> weqtio さん
調べればあります。その候補者は間違っています。