札幌の植物園
札幌に立ち寄った際2時間ちょっとの空き時間が出来たので植物園に行って来た。
札幌駅から歩いても行ける場所にあり正式名称は「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園」という北海道大学の施設である。
北海道庁の敷地を抜けた西の方にある。
北海道庁は2年前に来た時には改修工事中で足場に張られたシートに完成予想図が描かれていた(上図下の画像)が、現在は完成していて(上図上の画像)来月から利用されるとのことであった。
植物園は街中にあるにも関わらず広大な原生林に必要最低限の小路を付けて深緑の葉漏れ日を浴びながら逍遥することを目的にしていると思えるような雰囲気であった。
気温は27℃位だったが湿度が低いため木陰に入ると涼しく、風が吹くと寒さを感じるほどであった。
ここではカラフルな季節の花を植え替えたりすることはないようだった。
あるのは食料や薬として利用されるアイヌの植生や
北海道に分布する固有の宿根草とかどういう訳かトリカブトの群落の標本園があるだけであった。
トリカブトの根は3人分程欲しかった。
只バラは木であるためか植わっていて今を盛りと咲いていた。
園内には小さな資料館や博物館もあったが展示品は密度の濃いものが多かった。
上図は南極観測隊に同行し置き去りにされたタロの剥製である。
アイヌの楽器トンコリ(5弦琴、上図左)や口琴(上図右)など初めて観るものも多かった。
短時間の駆け足見学であったが大いに楽しめた。
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