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グローバル・ローミングSIM 第二弾 730日有効な airBalticCard【体験レポ】

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今回はグローバル・ローミングSIMの airBalticcard という 200ヵ国以上の国々(日本も含まれる)で利用できて、かつ、SIMの有効期間が 730日間という長期にわたって維持できるSIMを体験してみました。

まずは【開封の儀】
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もともとどんなSIMなのか皆目見当もつかぬまま、届いた封筒を開けると…
なんと真っ白な↓SIMカードに ICCIDと電話番号(+372xxxxxx)の他、セキュリティーPIN各種が記載されてました。 Amazonの商品説明で見ていたカード↑とは様子が異なってました。SIMや台紙のデザインもそれなりに楽しめるに真っ白ではチョット寂しい。それにコピーされた、これまた寂しい日本語ガイドが一枚が見すぼらしく入ってます。

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続いて【登録&設定の儀】
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まずやることは、アカウント登録です、↓画面にて、電話番号、eメールを入力します(パソコン他)。すると少しして5桁のPINが書き込まれた確認eメールが送られてくるので、そこに指定されているURLに行ってそのPINを入力することでアカウント登録、SIMアクティベーションが完了します。アカウントにログインすれば管理情報やチャージ、購入プラン選択が出来ます。(でも今はしない)

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つづいて SIMを台紙から外し、iPhone (SIMフリー)に挿入。 iOS用のAPNプロファイル(mobconfig file)は無いので、APN=send.ee を手動設定。ローミング=ONすれば完了。 電源のON/OFFで docomo (3G)にアッサリ接続しました。↓
キャリア・バンドルは EMT-31.0↑ EMT社はエストニアのメジャーなキャリアのようで、2017年時点で LTE接続対応している唯一のオペレータらしいです。

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いよいよ【使用開始の儀】
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さらに電話番号 +372xxxx の確認として 別スマホよりSMSを送信するとシッカリ受信しました。さらに通話もシッカリ受信し、会話もシッカリでした。
チャージ残額なしの状態のままでSMSも通話も受信無料と言うのは何とも グッド・ポイントです。  
(ただし、チャージ無しではデータ接続はできません…, 前回レポのグローバル・ローミングSIMの MTX Connectでは、LINEやFacebook、WhatsUpなどフリーチャットでしたけれど。。。)

追加の面白い機能として、残額ゼロのまま国際電話が掛けられます…! ? 
と言っても通話が出来るわけではなく、相手先に着信履歴を残すことが出来るというものが可能でした。コールバック期待と言う使い方です。(ワン切りみたい)

日本でデータ通信するとチョット割高なので、スピードテストはしていません。なのでRTTもDN/UPスピードも実績レポなしです(スミマセン…)



【チャージの儀】↓
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チャージはウェブのアカウントにログインし、その中のメニューから行います。日本発行のクレジットカード登録後すぐに使えて、手数料は利用金額にかかわらず一律の €0.50 でした。今回は€10.00をチャージ↓して、あれこれテストしてみました。

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【利用状況の履歴を見てみる】↓
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今回は€10.00をチャージして、あれこれテストしてみました。
ウェブのアカウントにログインすると、その中のメニューで期間指定して利用履歴の詳細が見られます。

① iPhoneで海外SIMを利用する場合、しばしば経験するiMessage(?)アクティベーションによるSMS課金が +44-79-0355-3650 (APPLE社) 番号宛に発生したことが記録されています。思いがけないSMSによる残金減少を防ぐためには iMessaga/FaceTime=Off を忘れないように注意が必要です。

② SMS/Callは共に受信無料になってます。

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③ 予期せぬ項目としては GPRS Static と言う項目にチャージが発生していたことです。チャージ後、WiFiをOFFしていた時にメールを受信したりしたことで発生したチャージと思われます。日本国内において、airBalticcard はデータ通信・従量課金(パッケージ購入無し)として↓のような課金体系になってます。 思いがけないデータ従量課金を防ぐためには モバイル・データ通信=OFF にして WiFi接続しましょう。(日本でのデータ通信は割高なので注意!!)

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続いて【テザリング】の確認です
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APN手動設定の時に、インターネット共有のAPNも同時に send.ee を記入することでテザリングが可能になります。↓

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ということで、いろいろ利用体験してきましたが、これまでの特徴を下記にまとめてみました。
(注:一部未体験項目もアリ)

- グローバル・ローミング SIMカード 対象・200ヵ国以上
- SIMの有効日数が730日と長い
- 電話番号付き +372/エストニア
- SMS送受信可 (受信無料)
- Call送受信可 (受信無料)
- 残額ゼロでCall呼出し可で、相手先にCall履歴を残せる (ワン切り可)
- SIM/電話番号維持するには 1€/10MB/1日の最安データパック(日本を含む) 利用でOK
- オプションで +1/USA、+44/UK の番号取得できる
- チャージ残額は SIM有効期間が続く限り保持される
- パッケージ・プランと従量課金の二方式が選択できる
- ウェブから簡単に追加チャージできる
- 日本国内では docomo-3G に接続する

ということで、特筆すべきは、
①SIMの有効期間が 730日と長いこと、
②+372の電話番号が付与されること、
③SMS/Callはともに受信無料なこと、
④最低維持費は €1.00/2年間と安いこと

等から、他のSIMのバックアップとして一枚持っているとという使い方が安心かもしれません。

使い易そうなパッケージ・プランの一例としては、
[1GB/30日/15€] を挙げておきます。その対象国は、
USA, Russia, Andorra, Australia, Austria, Armenia, Azerbaijan, Belgium, Brazil, Bulgaria, Colombia, Costa Rica, China, Chile, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark, Estonia, Faroe Islands, Finland, France, Germany, Gibraltar, Georgia, Greece, Greenland, Guadeloupe, Guatemala, Honduras, Hong Kong, Hungary, Iceland, Indonesia, Israel, Ireland, Italy, Kazakhstan, Latvia, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, Malaysia, Malta, Mexico, Montenegro, Netherlands, Nicaragua, Norway, Paraguay, Poland, Portugal, Puerto Rico, Romania, Singapore, Slovakia, Slovenia, Spain, South Korea, Sweden, Switzerland, Thailand, Turkey, United Kingdom and Uruguay.



以上、グローバル・ローミング・海外SIM 第2弾! airBalticcard 、お決まりのことですが、興味ある方向け、体験レポでした。。。



追記 :
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2/02 :22:28 ; 一部画像が抜けていたので修正しました。
2/03 :11:12 ; airBalticcard の参照URL を下記しました。
       URL = http://airbalticcard.com/



  


20 件のコメント
1 - 20 / 20
お~~、貴重なレポート、ありがとうございます。
大変参考になります。

「対象・200ヵ国以上」と言うのも凄いですね。
1枚手元にあっても良いですね。
#この手のSIMのストックがどんどん増えそう。。。。(^_^;;
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>ひみつ77さん
いつもニッチな体験レポにお付き合い頂き、ありがとうございます。

>1枚手元にあっても良いですね。

はいはい、その通り!(笑) 使うか使わないかは別として、持っていれば折あるごとに楽しめるSIMではありますね。何たって、趣味と実益を兼ねたSIM道楽ですから…(爆)

>この手のSIMのストックがどんどん増えそう。。。。(^_^;;

そそそ、そうなんです(笑) なのでこの辺で少し整理をしないといけないですね。これまで色々漁ってきましたけど、現時点で当方の独自判断で選択した、「短期海外用ベスト・ローミングSIM」と「お勧めプラン」としては下記のような組み合わせになります。(選択条件: 日本国内でアクティベーション/接続確認が可能なこと。 現地SIMは対象外です。)

アジア圏 : SIM2Fly-Asia 4GB/8日間/約1400円/SIM有効期間 30日
EU圏 : EE 2GB/30日間/1900円/SIM有効期間 180日
米国 : AOW 1GB/15日間/US$7.99/無期限
オセアニア圏 : Three 1GB/30日間/1800円/無期限 or SIM2Fly-Asia

上記の国々以外もカバーするグローバル・ローミング SIMとしては、
100ヵ国以上 (データ通信) : MTXC 0.015€/MB SIM有効期間 365日
200ヵ国以上 (データ通信/SMS/通話) : airBalticCard SIM有効期間 730日

こんな感じでしょうか。

何とも変わり映えのしない日本のプリペイドSIM事情とは大きく異なり、海外のプリペイドSIMは、AIRSIMやGlocalMe-G3のようなe-SIM(Cloud-SIM)サービスも含め、今後も色々出てくるので面白いです。。。
いつもナイスなkc_iOS9.2.1さんの体験レポを楽しみにしています。

ところで細かい話で大変恐縮なのですが、SIMと残高の有効期限は最後に使ってから730日ではなく700日間のようです。amazon.co.jpの出品業者が間違えているのだと思います。

SIM card validity|airBalticcard Mobile
http://airbalticcard.com/services/expiration-policy/
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>ひろぼん さん
いつもニッチなトピにもかかわらず、お付き合いいただき、ありがとうございます。

ご指摘の通り、確かに SIM card validity として、
SIM "card has no validity limitations, on condition it is used at least once (SMS or outgoing call) in 700 days."    と記載されていますね。

一方で、 ↓のページには、
URL = http://airbalticcard.com/services/no-monthly-fee/
" airBalticcard Mobile validity, provided it is regularly used (at least one call in 730 days) is unlimited." 
という記述も載っているので、ウェブ内でも矛盾がありそうです。。。概ね700日位ということで理解しておけば良いのかもしれませんが…。二年に一度と言わず、一年に一度くらいは使ってあげないと申し訳ない…ですけどね(笑) 

とまれ、150ヵ国では SMSもCallも無料で受信できるってのは何とも面白いSIMであります。
> kc_iOS9.2.1さん

コメントありがとうございました。
ニッチではありますがそれ故貴重なレポートです。

その後検索してみたら、遅くとも2017年8月頃までには700日から730日に延長されたのではないかと思わせる記事がありました。たぶん現在は730日が正しいのでしょう。概ね700日で良いと思います(汗)

airBalticcard Mobile card sim 買って損した
http://applegrapejuice.blogspot.jp/2017/09/airbalticcard-mobile-card-sim.html
>> kc_iOS9.2.1 さん

我家も
AIS SIM2Fly
* 渡航先により、ASIA版、EU&US版をTopUPで使い分け
を主に、中国用には、
True Move の ASIA版
そして、バックアップに、
AIRSIM
ですね。

|GlocalMe-G3
上記は、欲しいものリストNo1です。(^_^;;

今後、フルMVNOになる IIJmio 出す SIM での海外ローミングサービス(の提供)に期待しています。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>ひろぼん さん

はい、"概ね700日"ということでお茶を濁しておきましょう(笑)


余談ですが
>"airBalticcard Mobile card sim 買って損した…" 
については、、、

そもそも MTX Connect SIMとか、airBalticCard SIMのように 100ヶ国を超えるようなSIMって、ちょこちょこ、あちこち頻繁に海外に出掛ける様な人向きと思うわけで、たまに海外旅行に出掛ける向きにはやはり地域(国)限定、期間限定で[1GB/○○円/7日間]というようなシンプルな使い捨てSIMが満足度が高いわけです。リチャージなんて全く不要なわけで…

よく一言で海外利用SIMは何が良いか…と聞かれますが、、、その用途によって選択肢が随分と変わってくるわけで、頻繁な短期多国出張向き、ワーキングホリデーなどの長期滞在向き、1~2週間程度のワンタイム海外旅行向き、等々、TPOに対応したSIM選びが満足度をより上げる鍵になると思います。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>ひみつ77 さん

>…我家も…バックアップに、AIRSIMですね。

そそそ、まさにその通り!
自分のTPOに合わせた使い方を簡単に、安価に…ということで日夜SIM探求しているわけですよね…お互いに(笑)

>…フルMVNOになる IIJmio …

IIJmioは「フルMVNO」で海外ローミングサービス分野を拡充していきそうなのですか? 私はIIJmioの「フルMVNO」は 使用場所によって、docomo と KDDI のどちらの回線でも選択できるようなサービスなんかアリなのかなぁと想像してました。 さらにそれに現IIJmioの海外SIMも統合するとすれば、それこそオールマイティーですね。 IIJmioのSIMを入れさえすれば、国内、海外問わず、スマホ環境が手に入る…ワクワクものですね。 
IIJmioの「フルMVNO(個人向け)」は2018年のお楽しみです。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
ところで、

↓の【「ドコモのeSIM」、SIMカードを差し替えてSIMフリー端末・モバイルWi-Fiルータでも利用可、対応機種ならVoLTEも】 という記事がありましたが、「ドコモでeSIM…」って何をしようとしているのか上手く理解できなかったのですが…、ご存知ですか?↓

http://shimajiro-mobiler.net/2018/01/07/post52079/
>> kc_iOS9.2.1 さん

|IIJmioは「フルMVNO」で
|海外ローミングサービス分野を拡充していきそうなのですか? 

まずは、
「さくらインターネット」
https://www.sakura.ad.jp/press/2018/0116_sakura-secure-mobile-connect/
もサービスを開始した、IoT/M2M 向けのSIM(サービス)の提供ではないかと、思っています。先日のIIJmio meetingで、次回のmeetingまでには何らかのサービスを出すとのお話しがありました。

その先になると思いますが、是非とも、
「IIJmioのSIMを入れさえすれば、国内、海外問わず、スマホ環境が手に入る」
サービスの提供を期待したいものです。
>> kc_iOS9.2.1 さん

|「ドコモのeSIM」、

「eSIMを採用した端末は、店頭などの販売店が行う、SIMカードに情報を書き込む作業や、回線の開通・確認作業が不要になるため、店頭の作業の簡素化も見込める」
らしいので、利用者としては、ネット上での手続きだけで、店頭に出向く(物理SIMの受取りが)必要がなくなるということですかね。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>ひみつ77 さん

>…店頭の作業の簡素化も見込め…

な~るほど、ということは、「ドコモeSIM」って、外見的には他のデバイス(dtab Compact d-01以外) でも挿入利用できるSIMカードのタイプらしいので、察するにユーザにとってはあまり利用形態に違いはないのかなぁと。。。

ま、何かと期待を膨らませてくれる eSIMが徐々に登場ですね。( ´∀` )/
>> kc_iOS9.2.1 さん

|「IIJmioのSIMを入れさえすれば、
|国内、海外問わず、スマホ環境が手に入る」

これの補足です。

IIJの今後に関してですが、
 IIJ Technical WEEK 2017 講演資料
 「IIJの目指す「フルMVNO」とは」
  https://www.iij.ad.jp/dev/tech/techweek/pdf/171110_03.pdf
のp.17の
 IIJのフルMVNOビジネスモデルの更なる優位性(2)
  IIJは、安価な海外の接続性を購入し、1枚のSIMカードとして 提供可能
の説明が期待を抱かせます。この説明に対応したサービスの早期の実現を期待しています。実現方法が、国際ローミングなのか、マルチプロファイルなのか等も興味があります。

また、以下は少し古いですが、最近、ぐぐっている時に見つけた資料です。
読み物として参考になりました。
--
 ITUジャーナル Vol. 46 No. 10(2016, 10)
 「リモートSIMプロビジョニング技術の最新動向」
  https://www.ituaj.jp/wp-content/uploads/2016/10/2016_10-01-Tokushu.pdf
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>ひみつ77 さん

IIJはフルMVNOビジネスモデルだけでなく、インターネット接続サービスをスタートした時から、基本的に「企業向け」でビジネスのファウンデーションを築いて、さらに「個人向け」を上乗せする感じなんですね。やはりビジネスの安定継続を求める企業姿勢はインターネット接続の老舗として長期にわたり獲得してきた経験則なのでしょう。

フルMVNOビジネスモデルでもまだブルーオーシャンな企業向けM2Mで基礎固め、続いてその技術インフラを個人向けに利用して…と言うシナリオのように見受けられます。

では個人向けのどの領域に…? と考えてみた場合、今や各社とも差別化する要素が見当たらず、破格な割引やキャンペーン頼みのユーザ獲得競争デスマッチに突入している状況かと思います。

そんな中、一方で世界の大きな波は、ローミングチャージが日々安価になってきている現状があって、旅行者等による海外でのデータ通信需要を予想した場合、フルMVNOの技術的インフラをベースに、

 「SIMを替えることなく、海外旅行でもそのまま使えるIIJmio !!」 

なんてカッコイイですよね。(笑)

さらに、

 「データー通信量は、国内の月額契約の中から消費利用できます…!! 」

ときたら、もう海外旅行するユーザーはIIJmioへと大移動!(笑)

多くのユーザーにとって海外利用って、仮に年に一度、一週間程度で行くとして、その旅行で使う1~2GBの海外SIMローミング・コストなんて1500円~2000円くらいで調達できる現状になっているわけで、毎月600円割引を6ヵ月継続とかのコストと比べたら安いもんです。 んで、自分の月額契約データ利用から消費するから無茶な利用とかしないし。。。

または、有料サービスとして、

 「海外旅行に行くときには 利用オプション 500円(有効期間30日) を購入すれば海外でも月額契約データ量がそのまま利用できます…SIM交換不要、不慣れな設定変更不要…」 

な~んて魅力的ではありませんかね~

海外どの国へ出かけても、国内で使っているSIM契約をそのまま利用できて、設定や不慣れなSIM交換不要なら、IIJmioユーザーにとっては大きなメリットとなります。

色々なサービスが生まれますね。
>> kc_iOS9.2.1 さん

おお〜、良いキャッチですね。(^^)

| 「SIMを替えることなく、海外旅行でもそのまま使えるIIJmio !!」 
| 「データー通信量は、国内の月額契約の中から消費利用できます…!! 」

このようなSIMを期待したいものです。

ただ、楽しみが無くなってしまう。orz
少しお伺いしたいのですが。
このsimは例えば、docomoのsimフリー(アンドロイド)で、日本で設定したものを海外に持ち出して、現地で再起動後、自動で現地の通信事業者に接続できて、使用できるということでしょうか?それとも現地での設定等が必要になりますか?

また、simを2枚購入し、海外〜日本あるいは日本〜海外の通話料等が安くなるとか無料になるとかの機能はありますか?
ホームページで確認して、「“Within Network” Rate」とか「«Direct call»」あたりが関連する記事かなとは思うのですが、なにぶん英語力0なもので、web翻訳ではちょっと理解できないことも多く、そのあたり教えていただけるとありがたいです。

子供が近々に南米(ウルグアイ)に1年くらい滞在する予定で、子供との連絡手段に良い方法はないかとググっているうちにここにたどり着きました。

お忙しいところ恐縮ですが、もし情報をお持ちでしたらご教授ください。
よろしくお願い致します。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター

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>qaapさん
はじめまして。

お問い合わせの件について、分かる範囲で回答させていただきます。

>このsimは例えば、docomoのsimフリー(アンドロイド)で、
>日本で設定したものを海外に持ち出して、現地で再起動後、
>自動で現地の通信事業者に接続できて、使用できるということでしょうか?

はい、基本的にはその通りです。APNは「send.ee」の一種類なので、一旦設定してしまえば、現地で電源を入れることで接続できます。(ただし条件があります。下記)

今日現在のairBaltic Cardの提供プランを確認する限り↑、Urguaiもサービス対象国になっていて、1GB/15€/30日の 「Data Package No11」が利用できることになっています。 ただし使用の可否については条件があります。これはローミングSIMなので、お使いのAndroid SIMフリースマホが、airBalticCardのウルグアイのローミング先である現地通信キャリアの通信周波数帯と合致している必要があります。 残念ながら当方にはウルグアイについて経験が無いので、どの周波数帯が使われているのか、使われる通信キャリアが安定なのかどうか…結果として、十分データ接続できるものなのかどうかが判断できません。 まずご自分のスマホが現地キャリアの使用周波数帯と合致しているかどうかを調べて確認する必要があります。


>また、simを2枚購入し、海外〜日本あるいは日本〜海外の
>通話料等が安くなるとか無料になるとかの機能はありますか?

ありません。SMSもCallも受信は無料ですが、送信には全て別途チャージが発生します。またこのCallは先ほどの1GB/15€/30日の 「Data Package No11」には含まれていません。 なので、日本との通信には050IP電話や、LINE、Viber、AlloなどのIP通信手段の利用でカバーするのが良いかと思います。

(つづく)
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
(つづき)

>子供が近々に南米(ウルグアイ)に1年くらい滞在する予定で、
>子供との連絡手段に良い方法はないかと…

長期滞在期間中ずっとローミングSIMを利用するということについては、airBalticCardに限らず、他の海外ローミングSIMをも含めて、私個人的にはお勧めしていません。 その理由は、

①現地キャリアを経由して、通信接続元国(airBalticCardの場合はエストニア)との距離が長距離になるのでPING値(レスポンス時間)が長くなること
②現地の通信キャリアとの接続性の良否がわからないこと
③現地プリペイドSIMを利用した場合よりも割高(一般的に)になること
④現地(ウルグアイ)ではTEXT(SMS)コミュニケーションが日常的に多用されていると思いますので、SMS別チャージの海外ローミングSIMは日常使用に向いていません。

ということで、お勧めしていません。


今調べてみると、ウルグアイで利用できる現地プリペイドSIM通信会社として、Claro、AntelまたはMovistarというのがあるそうなので、現地到着後に街のショップに出掛けて色々調査して、SMSサービスを含む、適当なものをゲットするのが良いかと思います。 
ご子息の長期滞在の一歩として、通信インフラの確保からスタートしてみてはいかがでしょうか。
kc_iOS9.2.1様

お忙しいなか詳しくご説明また色々とお調べ頂きありがとうございます。
なるほど、ということは、現地で使えそうなsimフリー端末だけを持たせて
あとは現地でプリペイドsimを調達するのがベストということですね。

現地で使えそうなsimフリー端末も一応調べてみたんですが、今一歩わかりづらくて、まぁドコモのsimフリー化した端末なら大丈夫だろうと軽く考えていましたが、ちゃんと調べたほうがよさそうですね。

とはいえ、何をどう調べたら良いのかよくわかりませんが、頑張って勉強してみます。

通話、sms着信無料で着信だけなら初期費用約1400円以外維持費がいらないとか夢のようだと思ったのですが・・・甘かったか・・・。

でも、勢い余ってさっきsimポチッちゃったので到着したら色々いじり倒してみようと思います。
私もこのSIMカードを買いました。まだ配送されたばかりで使ってないですが、飛行機の写真のカードではなくて同じく真っ白のが来てちょっと残念です
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