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昔々あるところに、

ステロイド外用剤を、化粧下地として使う流行があったとか。
https://www.shionogi-hc.co.jp/hihushiruwakaru/steroid-column/08.html
その結果として当然ながら悲惨な副作用が頻発し、「ステロイド怖い伝説」や「ステロイド怖い症候群」が蔓延するきっかけになりました。
確かに大昔は、処方する医師側にも十分な情報や経験値が無く、副作用の発生を防げなかった面はありました。でも既に十分な蓄積があり、現在は医師の指示に従う限り、ステロイド外用剤はまず安全と言えます。
それでも、化粧下地として使うのは、やはり間違いと言わざるを得ないでしょう。

と、思っていましたが、もしかして適切な使い方だったにも関わらず、訳の分からない口コミで、表面的な流用法だけが広まってしまったのかも、とも思えてきました。
それは花粉皮膚炎対策として。
https://king.mineo.jp/reports/304313
https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1147
症状が酷い場合には、ステロイド外用剤の適応になります。
当時は認識が無かったかも知れませんが、もしそれが本当に花粉皮膚炎だった場合には、ステロイド外用剤を使ったことは、症状の程度によっては正しい選択です。
それでも、ステロイド外用剤は、化粧下地の代用品でないことに変わりはありませんが…


5 件のコメント
1 - 5 / 5
なるほど…長期にわたって使用し、様々な副作用が出ちゃったんですね…😰
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター

>> スパイシーニョ@旧しっかり八兵衛 さん

そうなんですよ、しっかり八兵衛さん。

現在のステロイド外用剤は、正しく使う限り副作用はまず起きませんが、化粧下地に使うのは、正しくない使用法の代表ですね😰

皮膚トラブルとは、おさらばしましょう。
花粉も(ハウス)ダストも、流し落として
嘘デマ無視して、ステロイドでも、
正しく使えば、問題無しよ。
そこまでしても、(症状が)酷くなるなら
専門の医師に、かかるべきでしょう
かかるべきでしょう♬

ここでの「正しい使用法」は、どう考えてもNGだろうという使い方をしないという意味なのが難しいところですね。効かない・悪化した・副作用の兆候が出たというのは、結果的には正しくない使用法になるので、その場合は早めに専門医に相談する必要がありますね。
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
安易に流行に乗せられてしまったという過失で、あるいは意図的な乱用という故意で、そのどちらであっても、実際に副作用が出てしまった方にとっては、それは厳然たる事実です。
そういう方が、その事実を発信するのは有益なことだと思います。
しかし、その事実の背景にあったものを理解せず、あるいは(意図的に?)無視したり、発信されたものを無批判に信じ込んだり、それを元にウソ・デマを流したり、無責任に拡散する方があるのも困ったものですね。
「ステロイド恐怖症」という表現もありますが、そこまで行くと「ステロイド忌避教」?
そういうことを書く本はバイブル本と呼ばれるから、まさに「ステロイド忌避教」かも。
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
今度は、ヒルドイド?

既に蓋をされたとはいえ、治療目的ではなく美容目的なのに、健康保険でヒルドイドの処方を求める方があったとは。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘパリン類似物質_(外用薬)
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