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10億円の運用についてのご相談

私が理事をつとめている法人の蓄えが10億円以上あるにもかかわらず、これを利子が無いに等しい運用しかできていないのが現状です。

リスクの高い運用はできないのですが、国債や地方債のように元本保証の運用なら大丈夫なので、1%超えの利回りになってきた10年国債などで運用するのが良いのではないかと考え始めています。

とは言え、今後も利回りが継続して上昇していく可能性が高いのであれば、全額10年固定にせずに半分くらいを2年債にして2年後に10年固定にしたほうが良いのかな…などと悩んでもいます。

どなたか資産運用に詳しい方がいらっしゃいましたらアドバイス頂けると助かります。

3月18日追記:
私の書き方が悪くて、「どこに投資したら良いのか」を相談しているように読まれてしまったようです。

私が悩んでいるのは、「今後も国債の利率は上がっていくと考えて短期で凌いで様子を見たほうが良いのか、利回りが1%を越えているならあまり悩まず長期でも良いのか」というところでした。

昨年以降の急激な国債利回り上昇の流れや今後の予測などについて詳しい方がいらっしゃいましたらアドバイス頂けると助かります。


38 件のコメント
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その法人は運用で利益を得るのがよいのか?前提がありますが、それをクリアできているとして、以下のハナシはおもしろいと思いました。

>武蔵小杉の「タワマン」修繕積立金の運用で2億4000万円
 巨額の利益を築いた「売買」の意外なルールとは
https://dot.asahi.com/articles/-/231097?
法人格のマンション自治会と言うオチなら何もする必要性無しです。
理事に資産運用知識無い人がいるとなるとそんな感じと考えました。
会社法人であれば、理事の位置付けは取り締まり役員の部類ですから、相談する先は金融機関のスペシャリストになるハズです。

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

有難うございます。その記事は参考にしていました。
ただ、社債まではさすがに合意形成が難しいので国債と地方債に限定して検討しています。

>> 与作のラーメン さん

自治会ではなく管理組合ですが、「何もする必要性無し」とはどういう意味でしょうか?
将来の修繕資金として増やしていく必要があります。
参考までに…

長期運用前提で、と考えるのであれば株価指数連動型 ETFを一定程度(初期段階はお試しくらいで)
組み込んでおくのは一考の余地ありかもしれません、(SP500よりは TOPIX連動型辺りで)

無論、指数の上下で利回り変わるのでリスクは上がりますから、ここがハードル高いでしょうけど。

国債の元本割れ云々は現状だと考えにくいですけど、債券のみで一定程度の利回りも考慮する
場合は指数投資をわずかながら指し入れておくのもありなのかなあ?とは感じました。

※ETFが管理組合名義で取得出来るか
 どうかは不明なので、その辺りは
 よろしければご確認ください。

>> ばななめろん さん

ありがとうございます。
残念ながら元本割れリスクのある投資はできないので、国債か地方債限定で検討しています。
ご存知だと思うけど、マンションなら、すまい・る債かな。

>> トッチン@寝不足 さん

現在すまい・る債で運用してるんですが、利回りが良くないんですよ。

>> Dark Side of the Moon さん

それならば、GPIFと同じ4資産均等型を加味するという手もあるのではないかと。

例えば、半分をすまい・る債にして、残りの半分を4資産均等型にすれば、リスクは下がります。
安定資産ならば国債でしょう。ゴールドもいいのかな。1000万円超えると保護されないので、金利なしの決済性預金はしておいたほうがいいかも。GPIFのポートフォリオを参考にするのもいいです。

高配当株、王道のインデックス投資はリスクは高いから向かないかな。
貯めることが目的ではなく使うことが目的で貯めているのですから、基本的には金利以前に使いやすさ優先でしょうね。
そうでないなら積立金を減らして入居者の負担を軽くすべきでしょう。

全体の金額の中で、長期的、中期的に利用されるものと、突発的に必要とされるものを分けて、利用されるタイミングがある程度前倒しになっても対応できるよう考えておく。
基本的には資産運用は二の次だと思います。

お金があるのを知ると狙いをつけて、使おう使おうとする人や使わせようとして強硬に特定の意見を主張し始める人も現れるので、その意味では金利面よりも資産保全の意味で一部を債券にするのも悪くはないと思います。
あまり運用を言い始めると後から成功失敗の話にもなりますので、多くの人から強い信用を得ている人が理事長であるタイミングでなければ、出来るだけ予測は避けて現時点での無難な選択しかしません。

理事長が替わると何が起こるかわかりません。
せっかくうまくいくようあれこれ準備しておいても、理事長や理事が変わったとたん真逆の行動を取り始めることもありえます。

>> トッチン@寝不足 さん

ありがとうございます。
残念ながら元本割れリスクのある投資はできないので、株式も外国債も対象外になります。

>> リックン220109 さん

ありがとうございます。
残念ながらゴールド、高配当株、王道のインデックス投資は元本割れのリスクがあるので対象外となります。
なお、金利なしの決済性預金は1億円ほど残しています。
利回りを考えると、なにもしないのが実は一番かなぁ。

最後は税金でゴッソリ持っていかれるし…

土地を買って箱物で利回り良いのをやって見たけど、なにもしないのが、精神的なども含めてよかったかなぁと思う日

>> ダータンスヒルビリー さん

詳細なアドバイスを有難うございます。
基本的には今後30年間の長期修繕計画に基いて、10年固定しても問題の無い額で10年債を購入し、5年固定しても問題の無い額で5年債を購入する予定です。(勿論ギリギリではなく、安全側で少なめに)

なお、将来的な積立金値上幅を抑えるためにも資産運用は必要と考えています。(建設費も高騰しています)

>> 青空曇空雨ですか@ニックネームは忘れた さん

>最後は税金でゴッソリ持っていかれるし…

3月募集の10年国債は税引き後で約1%の利回りですので、仮に10年国債を10億円購入すると、10年間毎年1,000万円の利子が税引き後に入って来ますので合計で1億円の収益になります。

土地を買って箱物を建てるといった大変な思いもせずに、ただ債券を買って保管しているだけで良いので、税引き後で1%の利回りはかなり魅力的だと思いますよ。
皆さんアドバイスを有難うございます。
私の書き方が悪くて、「どこに投資したら良いのか」を相談しているように読まれてしまったようです。

私が悩んでいるのは、「今後も国債の利率は上がっていくと考えて短期で凌いで様子を見たほうが良いのか、利回りが1%を越えているならあまり悩まず長期でも良いのか」というところでした。

昨年以降の急激な国債利回り上昇の流れや今後の予測などについて詳しい方がいらっしゃいましたらアドバイス頂けると助かります。
資産運用には全く知識はありませんが、先日普通預金の利息金額にビックリ。ここ20年こんなことはなかった。
10億円の利息なら数十万円!

>> ミチロフ@エース→ベテラン さん

PayPay銀行だと200万円以上の普通預金の金利が0.4%まで上がってきましたね。
ただ、上限が1000万円だし、固定金利でもなく、法人対象でもないんですよね。
お話からすると、運用そのものよりも組合員(住民)への合意形成が課題の様に感じました。

gavotteさんが挙げられた記事に出てくるマンションだと、証券会社や投資銀行の現役社員、OB、信託銀行の資産運用の専門家、ヘッジファンドをやっている人が居られたという事ですので、Dark Side of the Moonさんお一人で動いても、合意形成をするのは難しい様に思います。

>今後も国債の利率は上がっていくと考えて短期で凌いで様子を
>見たほうが良いのか、利回りが1%を越えているならあまり
>悩まず長期でも良いのか
これは、フリータンクの容量がどれくらいになっているかを予想する様な話で分かる訳ないですね。(^^;
1ヶ月後といった短期的な予測なら比較的しやすいですが、10年後なんて話になるとどうなるか分からないです。(^^ゞ

これを明快に上がる・下がると断言する様な人が居たとしたらその人の発言は疑ったほうが良いと思います。

あと、普通の利付国債は中途で売却すると損失が出るリスクがあるので注意が必要です。

ちなみに2026年度から個人向け国債がマンション管理組合でも購入可能になる様です。

・【日経新聞】個人向け国債、マンション管理組合も購入可 26年度から
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA26CK30W4A221C2000000/

同時期に出る通常の利付国債よりも金利は低めですが、変動10年という半年毎に金利が見直される商品があるのと、1年過ぎると中途換金可能という利点があります。
>全額10年固定にせずに半分くらいを2年債にして2年後に10年固定にしたほうが良いのかな

運用の王道は長期、分散らしいですが、決済性が要求される資金に長期は向いていません。また短期債の表面利率が募集回ごと0.1ポイント上昇しているのも気になります(2年債、470回0.8%、469回0.7%、468回0.6%)。そして「半分くらい」というのは、わたし視点では分散要件を満たしていません。
『わたしならこう提案する』ですが、
資産の一部(割合は決済性による)を原資に、さらに原資を複数回に分け、2年債を複数回買い付ける、あたりで諮るかなあ。額が大きくなったり、運用期間が長期になると、国債とはいえ合意形成が難しくなると思います。

>> Kanon好き さん

過去に国債を購入した実績もありますし、元本割れのリスクのある投資はしないという前提なので合意形成は難しくありません。そこでは全く悩んでいません。

また、今後の利回りの予想をしようとしているのでもなく、「今後も上昇していく可能性は高いだろうから短期で1〜2年様子を見てから長期固定ものを購入するのが王道だろう」と思いつつも、「そこまでガツガツと少しでも高い利回りを狙わずとも、税引き後1%の利回りならとりあえずこれで長期固定にしても良いのでは?、来年グッと下がったりしたら目も当てられないよ」とも思ったり…

といったところです。
気持ちは後者に傾いているんですけどね。

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

ありがとうございます。
まさに悩んでいるところへの直球アドバイスでした。

少し時間をかけて咀嚼します。

>> Dark Side of the Moon さん

そういう事なら合意形成は問題ないですね。

となるとgavotteさんも仰られてますが、金利の上下どちらのシナリオになっても一定程度対応出来る様に、10年と2年で分けて国債を購入しさらに購入時期も一度に纏めて買わずにタイミングをずらして購入するという計画を立てた方が良いと思います。
ちょっと余談を。
個人的に運用で面白いなと思ったのが高野連ですね。

・公益財団法人 日本高等学校野球連盟 2023年度決算報告書(PDF)
https://www.jhbf.or.jp/summary/ir/pdf/2023_accounts_report.pdf#page=16

ソフトバンググループを中心に銀行や電力会社などかなりの額を社債で運用しているなと思いました。
ただ高野連の場合、債券を時価評価してるので昨今の金利上昇の影響で帳簿上マイナスにはなってますけどね。(^^;

>> Kanon好き さん

>債券を時価評価してるので昨今の金利上昇の影響
>で帳簿上マイナスにはなってます

ここ1年で債券は一気にマイナスになって皆さん大変なようですね。
>gavotteさん
さらに原資を複数回に分け、2年債を複数回買い付ける、

>Kanon好きさん
購入時期も一度に纏めて買わずにタイミングをずらして購入

この買い方がなかなか難しい。
仮に10億円を5億円×2回に分け、半分は購入時期を1年後に伸ばすとすると、5億円×0.8%(2年債として)=400万円(税引前)を放棄することになるのが勿体なく思えてしまうんですよね。

今考えているのは、
1/3を10年債(8年後の大規模修繕後も確実に残る額として)
1/3を5年債
1/3を2年債
として、2年後に満期となった2年債を5年債に切り替える
そこから3年後に満期となる5年債を2年債に切り替える
という流れを想定しています。
>利子が無いに等しい運用しかできていないのが現状
のくせに
>400万円(税引前)を放棄することになるのが勿体なく思えて
というのが笑えますね。
チャンスはこの瞬間しかないと欲(不安?)を煽るのは詐欺師の常とう手段です。あいにくチャンスは毎月むこうからやってくるものです。
簡単かつ持続可能な方法として、2年債を毎月コツコツ2000万円ずつ2年間買い付け続ければよいと思います。

スクリーンショット_2025-03-12_15.40.49.png

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

>>利子が無いに等しい運用しかできていないのが現状
>のくせに

「くせに」と言いますが、一昨年までの金利はほぼゼロ👆でしたからどこの管理組合も同じような状況でしょう。

>> Dark Side of the Moon さん

一人の資産でなく元本割れだと責任問題で、運用難しいですね。銀行が破綻することはないでしょうが、残り9億のうち運用しないものも決済性預金が無難なのかも。証券口座は分別管理で全額保護です。MRFは普通預金より金利がよかったような。

マンションの管理費、修繕積立金はそのままだとインフレ負けするんですよね(T_T)元本割れできないし、どう運用したらものか。

>> リックン220109 さん

>マンションの管理費、修繕積立金はそのまま
>だとインフレ負けするんですよね(T_T)

そうなんですよ。
インフレ率を2〜3%とすると、それと同程度の運用をしていかないと長期修繕計画が破綻するのは明らかです。
とは言え、そんな高利回りの運用はなかなかできないので、修繕積立金の値上を繰り返していくしかないのでしょうね。

>> Dark Side of the Moon さん

時期を分けて購入した方が分散投資面では有利ですが、同じタイミングで購入されるなら、10年/5年/2年債を固定の割合で運用するのが分かりやすいでしょうね。

例えばですが10億円を国債で運用するとして、

10年債 5億円
5年債 3億円
2年債 2億円

といった感じにしておけばある程度は金利上昇にも対応可能です。

>> Kanon好き さん

>10年債 5億円
>5年債 3億円
>2年債 2億円

👆これだと長期に偏り過ぎなので、各々に均等配分することを考えています。(下記参照)
https://king.mineo.jp/my/132c3b2f477438a4/reports/302631/comments/6301298

>> Dark Side of the Moon さん

割合自体はDark Side of the Moonさんご自身で考えられれば良いかと思いますが、2年債で運用していたのを次は5年債に運用したり、2年債のを5年債に運用したりというのがあまり意味がない様に思いました。

管理しやすいように、10年債で運用するものは次も10年債で、5年債で運用するものは5年債、2年債も同様にという感じの方が分かりやすくて良い気がしますね。

>> Kanon好き さん

>5年債で運用するものは5年債…という感じの方が
>分かりやすくて良い気がしますね。

私の先のコメントにも「1/3を10年債(8年後の大規模修繕後も確実に残る額として)」と書きましたが、8年後の大規模修繕工事で10年債以外の債券は全て工事費の支払いに充当することになるので、7年目で満期になるよう「5年+2年」の運用にする必要があります。

>> Dark Side of the Moon さん

なるほど。それなら書かれて居られる通りの運用が無難ですね。
どうも失礼しました。m(_ _)m

>> Kanon好き さん

いえいえ、色々と心配して頂き有難うございました。