8時ちょうどの、あずさ5号で
このタイトルでの投稿は、久しぶりかも?
近く私は旅に出ます。
春まだ浅い信濃路ではなく、今回は甲斐路へ。
直接の動機はとある研修なのですが、ついでにいくつかのワイナリーを巡ろうと思います。だから、あずさ5号以外の利用になるかも知れません。
石和にも立寄る予定なので、mineoレーダーで「石和の七人」が再現されるかも。
https://king.mineo.jp/reports/211957
↓ きっかけは、この本
全国のちいさなワイナリーめぐり
ISBN978-4-910428-49-9
1,980円+税
https://www.gbnet.co.jp/publish/books?format=html&reset=false&ordering=&orderby=&task=&searchfield=title&search=ちいさなワイナリーめぐり
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/smallwinery
https://winart.jp/50441
ちいさなワイナリーなのに、シャトーメルシャン勝沼が載っているのは謎?
甲州
山梨ワインの代表格は「甲州」種の白ワイン。
日本固有種(土着種)なのですが、そのルーツは、ワイン造りに最適な欧州種と判明しています。
DNA的に約7割が欧州系、残り3割が東洋/中国系なので、気候的に欧州種には厳しい日本に根付くことができたのでしょう。
https://www.nrib.go.jp/sake/nrib/pdf/NRIBNo27.pdf
味わいとしては、日本酒のように繊細で控えめな伝統系と、欧州種のソーヴィニヨン・ブラン種を彷彿させる柑橘系があります。(伝統系/柑橘系は私による勝手分類)
これに対して、山梨でも作られる新潟生まれのマスカットベーリーAは、50%の欧州系と残り50%の米国系として、厳しい日本の気候に適応しています。
竜眼(龍眼)
善光寺ぶどうとも呼ばれる、長野名産の日本固有種(土着種)。甲州種と近縁とも別物とも諸説あるようです。甲州種よりは少し東洋/中国系が濃いのかも知れません。
味わいとしては、甲州種の伝統系に近い印象。
もっと注目されて良い品種だと思います。
次回の信濃路編では、是非いただいてみたいです。
蛇龍珠
山梨とも長野とも日本とも無縁な、中国ワインに使われる品種です。
最近初めて飲んだのですが、味わいは、少しスパイシーなタイプのメルロー種かという印象。
日本で人気のシラ・カベ(シラーズ種とカベルネ・ソーヴィニヨン種のブレンド。白壁じゃないよ、間違えないでね)にも似ているかも知れません。
ルーツは、これも諸説あります。
①カベルネ・フラン種の変種
②カルメネール種の変種
③カベルネ・フラン種とカベルネ・ソーヴィニヨン種の自然交配種
共通するのは、カベルネ系の欧州種であること。
2020年度のソムリエ/ワインエキスパート試験では、ワインエキスパート対象のテイスティング試験課題の一つがフランス産カベルネ・フラン種でした。
濃厚でスパイシーだったことから、大半の受験者が、フランス・ローヌ地方産のシラー(シラーズ)種と誤答したそうですが、これに近い味わいと言えるかも知れません。そうだとすると①説が有力?
2025年は巳年🐍なので、蛇や竜(龍)の名を持つワイン🍷を飲んでみるのも良いかも知れません😅
この3種類のワイン🍷は、どんな料理にも合わせ易そうです。


ワイナリー巡りいいですね~
竜眼(龍眼) 以前、タイでハチミツを購入したのですが、龍眼の花のハチミツでした。(また違うのでしょうか。。。違ったらごめんなさい)
>> まきぴ~ さん
> 龍眼の花のハチミツ↓ これのことですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウガン
↑ これを発酵させてワインにするわけではなく、元スレのは、生食用/ワイン用のブドウ品種です。たまたま同じ名前なのですね。
>> p928gts さん
でへへwやはり違うものでしたね~ まさしくソレです。
わざわざお調べ頂き、ありがとうございました。
我が家には、おたるワインの大好きな「デラウエア初しぼり」がありますが、なかなか、明けるタイミングが、、、(一般的にはめちゃくちゃお高くはないのですが、我が家には、、、ひぃw)
英語表記では、Cabernet Gernischt と、カベルネ一族であることが明確な名称です。
漢字表記だと、格闘系の漫画やゲームに登場しても不思議でない強そうな名前ですね。
https://nihonwine.jp/enjoy-nihon-wine/sur_lie/
伝統系の甲州ワインは、味わいを強調するため、シュール・リーという技法が使われているものが多いです。その効かせ方や匙加減は造り手によって違うので、(手元の)伝統系では物足りないが柑橘系は好きになれないという方は、同じ伝統系でも別の造り手のものをお試しいただくと良いでしょう。
この動画は、同じカベルネ系のカベルネ・ソーヴィニヨンですが、私のコメントと比べみてください。
甲府駅で10人、石和温泉駅・温泉街とも残念ながら5人でした。