べらぼう な 行政書士試験

蔦重が存在しなければ、2014年の行政書士試験は難化しなかったかも、という話です。もっとも因果関係は、「風が吹けば桶屋が儲かる」レベルです💦

CCCと蔦重は、人的/資本的に直接の関係が無いことは、よく知られているとおりです。
CCC創業者の家業の屋号が蔦屋だっただけですが、家業の創業者が蔦重にあやかったか否かは謎(≒否定も肯定もできない)とのこと。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/017/94/

ここからは行政書士試験(2014)の話です。
ご興味ない方は読み飛ばしてください。
https://gyosei-shiken.or.jp/
行政書士試験(2014/平成26)は、伝説の難易度の回でした。
https://www.pro.goukakudojyo.com/pagestatic/w_main.php?pageID=814
この試験は絶対評価方式なので、合格率は年度によって変動します。そのため極端に合格率の低い年度は司法書士試験並みの合格率でした。
しかし2014/平成26は、あまりに平均点が低かったのか、結果的に合格率こそ例年並になりましたが、絶対評価の合格基準点について、引下げ調整が行われたのです。

その原因が、40字記述式試験として出題された「公の施設」という論点でした。
受験者/資格試験予備校とも、当時は全く予想外の論点だったせいか、この問題については、ほぼ全滅の状態だったようです。

そんな中、この問題に対して、満点または満点近い超高得点を得た一群が存在します。
それが、TSUTAYA/蔦屋書店の常連だった受験者？
試験の少し前にCCCは、武雄市図書館の指定管理者となっていたのです。
https://takeo.city-library.jp/
当然、TSUTAYA/蔦屋書店の各店舗には、これに関する提灯記事満載のMOOK本が、誇らしげに平積みされていました。試験本番の数ヶ月前のことです。
立読みレベルであっても、この状況を目にした受験者は、そのときの状況を想起しながら解答を組立てれば、自ずと満点近い評点を得られたことでしょう。

以下は、風が吹けば桶屋が儲かる理論。
①蔦屋重三郎の存在
②CCC創業者の家業創業者が蔦重をリスペクト
③CCC創業者が家業の屋号を採用
④CCCが指定管理者に就任
⑤提灯記事MOOK本を店頭平積み
⑥提灯記事MOOK本が受験者の印象に残る
⑦論点「公の施設」が出題される
⑧ ⑥をイメージしながら解答
⑨結果として超高得点

なお、指定管理者としてのCCCには、納品した書籍/雑誌に関して、ヤラカシも存在したようです。
https://dot.asahi.com/articles/-/108241?page=1