ようやく複合機が到着した件について
いやあ、長かった。ついでに言うと「お財布に痛かった」…。
※今回の調達金額、hp様で扱ってる時代よりも
¥10,000-くらい高い価格で入手したので…。
(そりゃあ今年の5月で販売終了→次期機種[現行]になっちゃったし)
ということで、HP OfficeJet Pro 9020が到着しました。
●第一印象
・意外と梱包箱からコンパクトだった
→先日引き取られていった OfficeJet Pro 8600よりも箱から小さくなってた。
・製品自体もコンパクト
→OfficeJet Pro 8600はシングル用紙カセットだったのに、
今回のダブル用紙カセットを持つ OfficeJet Pro 9020のほうが小さいのはなぜ?
※実はかなり角ばってます。なので余計にコンパクトにできたのかな?
・本体は白&裾部がグレーという、これはオフィス向きな色。
●早速設置&設定
・めちゃくちゃ簡単。これは「かなりの機械苦手な方でも設定楽勝?」とか
感じるんじゃね?的製品。
→今時はネットワーク接続プリンタでもこんな感じなんですね。
(あまりにも簡単すぎて拍子抜けした)
・でも細かいところで「やっぱり ITに精通してないとパにくるだろうなあ」と
感じる動きはしてくれた。
(1)初めにプリンタのみで初期設定なのだが、自動的にスキャンしてきた
ファームウェアアップデートがうまく適用できない。
仕方がないのでプリンタ単体での調整だけやって
あとはネットワーク側設定変更で対応しよう、と。
(2)Webブラウザから初期構成の DHCP IP変更を行ったが、なぜか
IP変更を一度失敗。内部のプリントサーバー側が Busyだった?
→再チャレンジしたところすんなりいったので、運が悪かったんでしょう
(と言ってしまうところが、既に『逸般の誤家庭』←特殊な訓練を受けています)
(3)プリンタファームウェアアップデートも一度失敗。
どうも通信でタイムアウト起こした模様。再チャレンジ後は問題なく更新完了。
・ビジネスプリンタらしいというか、adminでプリントサーバーへサインインしても
何か設定変更するたびに「プリンタの PIN番号をいちいち入力」しないと
設定画面へ遷移しない…。
→これ、個人向け製品で売ったら嫌になる人が出てくるんじゃない?と。
(この人は特殊な訓練を受けているので「これが普通」とか感じています)
このプリンタ、本来は SMB(Small Business)向けのビジネスユーザー向け製品なんですが、hp様は最後の最後、終売間近は個人向けとして販売していたようです。
Webページの URLからして
https://jp.ext.hp.com/printers/personal/inkjet/officejet_9020/
と「personal」って書いてあります。でもこれ、完全にビジネス向け製品ですよ(笑)。
で、実はこのプリンタの最大の罠というかなんというか…、な制限事項は
『プリンタドライバを含め、フル機能を使いたければインターネット接続必須』
かつ
Microsoft Storeからソフトウェアを入手』(HP Smart。プリンタ管理・スキャンなどなど網羅したもの)
というおよそビジネス向けには「?」な点が困りもの。
「外部ネットワーク繋げられない場合はどうすりゃいいんですかね?」と思うかもしれません。
しかし、ひとまず hpのサポートページからプリンタドライバなどは個別にダウンロードできるので、何とかなるんでしょう。
その他については簡単に…。
●プリンタカートリッジの調整
・一度プリンタ側でテストチャート印刷→それをスキャナで読み込む→自動で調整する
という、今時なパターン。
●初期添付品のプリントカートリッジ(セットアップカートリッジ)で何枚印刷可能?
・おおよそ 300ページとのこと。
→その後はちょっとお高いですが、日本国内では大容量カートリッジを調達して交換。
(黒:2,000ページ印刷対応、カラー3色:1,600ページ印刷対応)
※まあ、セットアップカートリッジを空にする前に交換しましょう。
●印刷速度
・通常印刷でも圧巻の速度。実質、カラーでも 20ppm程度は楽に出てます。
しかもこれが「印刷が薄くなりやすい高速モードでない」ところも優秀。
プリント測定方法は hp様で公開してます。(後述参照)
・さすがにプリンタ内蔵メモリが多い(512MB)ことと、内臓 CPUもそこそこ早いので
印刷はストレスないです。これはコンシューマモデルにはない強み。
(なので Webチケットとか印刷していくんですよ)
・ただ、動作音はそれなりに。音質も若干甲高いので、気になる方はいるかもね?
(モーター系の甲高い音がする。高回転してるような音でもある)
・多分他社のドラフト印刷くらいの速度で通常印刷してるイメージです。
hpインクジェットプリンタの強みと言えば強みです。
●スキャン速度
・専用ドキュメントスキャナに比べれば遅いけど、価格帯と複合機であることを考えたら
これば十分に優秀。なかなかに早いです。
●操作性
・LCDタッチディスプレイがあるものの、少々小さい。(2.65インチ)
このタッチディスプレイだけで全ての操作をしようとした場合、困る方もいるかな?
簡単に使ってみた限りでは「これは十分すぎる性能」なので、お値段はまあ納得ですね。
でも¥44,000-位しますから、本当に印刷枚数多い方でないと製品を使いこなせないかもしれません。
hpでは実際の員策速度テストレポートを公開しているので、ここで測定条件の詳細は確認できるようにしているみたいです。
ただ、そのレポートですがご想像の通り「すべて英語で書かれている」ので、読む場合はそれなりに腹積もりをお願いします(苦笑)
・Learn how HP measures print speed
https://www.hp.com/us-en/printers/printing-speed-test-reports.html
追伸:
よし!、これでガシガシ使えるわ!!(苦笑)
前にHPのオフィス向けインクジェットプリンタの印刷している所を見た事がありますが、印刷中に紙が飛んで行っちゃいそうなくらい勢いよく出てくるので物凄い速さだなと思いました。(^^ゞ
>> 貝殻タカヤ@夢の鍵~赫奕たる異端 さん
ありがとうございます。欲を言えばまだ「ああ、あの機能が…」とは思うんですけど、無いものねだりしても意味ないですからね。割り切りが重要。
一番の悩みは何と言っても「純正インクカートリッジ4色でまあ¥15,000-前後する」点ですね。
この値段を「馬鹿じゃない?」と思う方は hpのインクジェットプリンタ製品、使えないです。
※そもそも hpの顔料インクが特許の塊なので
めちゃくちゃ純正は高いんですよ。
(互換でかなり寄せたメーカーも過去にありましたが…)
しかも、最近のモデル向けにはヨドバシカメラでの取り扱いがないので…
(そもそも hpのプリンタも扱ってないわけで)
→ hp DirectPlusで直販始めた際にヨドバシ店頭特価より下げた
金額出してから、関係悪くなった気がします。
今後はある程度扱っているビックカメラでインク買うことになりそうです。
しらべたら有楽町駅前のビックカメラには在庫あるらしいので…。
追伸:
ヨドバシの取り寄せお願いページで
相談だけしてみようかなあ?。
(最低ロット数あるだろうから単品では難しいはず…)
>> Kanon好き さん
> 前にHPのオフィス向けインクジェットプリンタの印刷している所を見た事がありますが、> 印刷中に紙が飛んで行っちゃいそうなくらい勢いよく出てくるので物凄い速さだなと思いました。(^^ゞ
昔はもっと早い製品があったんですよ。
OfficeJet Pro K550というやつが…。
※ええ、私が過去に使ってたやつです。
K550はインク配送システムから特殊でしたので、あの速度が出たんだと思います。
→・インクカートリッジとプリントヘッドを分離。
・インクは大型プリンタにも使われる形状の大きなもの(もちろん全色顔料)
・さらにメカニズムも大量印刷向け特別設計
(長く使ってる方では 10万ページなどあっという間だとか…)
・一時期流行った「インク連続供給システム」改造化で余計に酷使された模様
昨今の hpビジネスインクジェット製品は「プリントヘッド側にインクカートリッジを付けている」
訳ですが、それでもフリクションの影響を受ける前提でインクカートリッジ設計、インク調合してるようです。
まあ、そこまでやってたらお値段上がりますわ。
※他メーカーはプリントヘッド側にインクカートリッジを付けず、
プリンタ本体のインクホルダー側へ装着したり、
昨今はインク注入型の大容量タンクから供給ですね。
ま、あとは年末年始の間に hp DirectPlusで care pack発注→延長保守契約(プリンタ故障時代品交換3年間)を契約しようと思います。
製品は到着してひとまず設定完了(FAXとか設定してないけどなっw)ですが、次はこれ。
★プリンタ本体の保守サービス契約
3年間ハードウェアエクスチェンジ(翌日代品配送対応⇒その場で機種交換)で¥19,800-。
これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、個人的には「プリンタが使えない時間を短縮するため」と考えたら、まあ妥当と言えば妥当でしょうか?。
※サービスレベルとしては
平日、土曜・日曜ともに
09:00~17:00受付
→代品交換決定時には翌日代品お届け
→その場で機種交換して引き取り。
(専用問い合わせ窓口設置)
Note PC側で care pack契約しており、そのサポートレベルは私自身も理解しているのでおそらく同じような感じなんだろう、と考えています。
※Note PC側は Workldwide Warrantyの延長で5年間保証契約。
その契約だと「保守部品が必ず世界中どこかには存在する状態」
を確保してくれるので、契約終了までは部品がある。
もちろん契約費用は結構しますよ。