青春 18_ きっぷの思い出　～2024年夏　関東から九州へ　その3　さよなら九州　帰宅編～

その2からの続き、最後になります。
https://king.mineo.jp/reports/294662
「にちりんシーガイア」と「Hello Kitty Shinkansen」に乗ります。

●博多へ
友人と小旅行を楽しみ、帰宅の途につきます。
まずはホテルの隣のカフェで朝食です。

朝食後、鹿児島中央駅へ行きますが、来た時と同じように直行バスに乗りました。この日は大きな荷物を持った人が大勢で満席に近い状態になりました。
鹿屋を8時25分に発車し、港までに何ヶ所かの停留所がありますが、補助席を含めてすぐに満席になり、運転士さんは次のバスを待つように案内していました。
直行バスが満員でもすぐに通常の路線バスが来ます。

行きに乗ったバスとは違い、専用のラッピングがされたバスです。
バス、フェリーと乗り継ぎ、鹿児島中央駅前に10時30分頃到着です。

ここから日豊本線、鹿児島本線で鹿児島中央～宮崎～博多のルートですが宮崎空港にも寄ります。
18きっぷの小旅行で乗ったルートと一部重なります。

また18きっぷではなく、特急を利用します。
時間的な事情もありますが、
・乗ったことのない特急列車「きりしま」に乗りたい
・昼行の在来線で最長距離を走る特急「にちりんシーガイア」に乗る
という目的があるためです。

鹿児島中央11時50分発、宮崎14時2分着の「きりしま10号」に乗ります。18きっぷの小旅行で通った場所もあっさり通り過ぎます。特急は速いですね。
側面の画像は鹿児島中央ですが前面は宮崎駅に到着してから撮りました。

宮崎駅に到着し、宮崎空港駅に行こうとしましたが、ホームから駅前を見ると賑やかでしたので寄ってみることにしました。
「宮崎クラフトビール博覧会」が開催されていました。
ビールのイベントではありますが、お酒は飲みませんのでソフトドリンクとグリル風チキン付きタイカレーを食べました。やはり夏はカレーです。と言いつつ辛い物は苦手なのですが、おいしそうだったので。
https://king.mineo.jp/reports/283095

駅前に日向夏を模した黄色いポストがありました。随分と大きいです。郵便物が沢山入るのでしょうか。

15時20分発宮崎空港行きの特急「にちりん7号」で宮崎空港に向かい、15時33分に到着です。宮崎～南宮崎～宮崎空港は特例で、普通乗車券だけで特急の自由席に乗れます。
宮崎空港を少し見学しました。宮崎空港の展望デッキには飛行機が展示してあります。建物の屋上にどうやって設置したのでしょう。考えると夜眠れなくなります。

いよいよ宮崎空港発、博多行きの「にちりんシーガイア」に乗ります。
「にちりんシーガイア14号」宮崎空港16時15分発、博多22時4分着で、5時間49分です。
宮崎を出てしばらくして都農のあたりで右手にリニアモータカーの実験線に使われた高架が見えます。今は太陽電池パネルが設置されているようです。
21時13分に小倉に到着しますが、ここで列車は進行方向が変わりますので座席の向きを変えます。

博多に到着し、駅ホームの立食いラーメンを食べました。
駅構内や周辺のラーメン屋さんは混雑していますが、ここはすぐに食べられます。
この後ホテルに向かい就寝です。



●ハローキティ新幹線
この旅の最後の日です。今回の目的の最後、ハローキティ新幹線に乗ります。
ハローキティ新幹線になっている500系は、見た目だけなら東海道・山陽新幹線で主流のN700AやN700Sより速そうに見えます。

目的の列車は博多7時4分発、新大阪11時25分着の「こだま842号」です。
Web上でも多くの方が乗車したときの様子を伝えていますね。
2号車は自由席ですが「KAWAII!ROOM」と名付けられて、ここまでやるか、というくらいキティさんがあふれています。
ブラインドにもキティさんです。開ければ外が見えますが、キティさん好きな方はブラインドを開けられないかもしれませんね。

1号車の売店でいくつかの買い物をしましたが、その時にキティさんが新幹線にかかわることになった物語が書かれた「Hello Kitty Shinkansen STORY BOOK」をいただきました。
色々なところでコラボして世界一の働き者とも呼ばれているキティさん、すごいですね。

キティさんのもみじ饅頭を買いましたが、箱が新幹線になっていて窓からキティさんが覗いています。
途中の停車時間も長めでしたが、キティさんの世界観を堪能して新大阪に到着しました。


ここまで来ればもう帰宅したも同然です。
ここからは18きっぷを利用して東に向かいます。行きと違い、特に混雑することもなく無事に帰宅しました。

私の場合、都市圏で生活していますので、普段は交通系ICカードとキャッシュレス決済がほとんどですが、やはり地域によっては現金が必要です。自動券売機の状況も考え、旧千円札を準備しました。


18きっぷの思い出としながら、特急や新幹線を利用していて、表題に偽りありかもしれません。
ただ、18きっぷが無ければこれらの特急や新幹線に乗ることはなかったと思います。
私にとっては、お得に旅をするだけではなく、気ままに気になっていた場所に行ったり、見学したりするきっかけになっています。

この旅の時とは18きっぷのシステムは変わりましたが、何かしらのきっかけになればいいなと思っています。