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笛を作った 吹いてみた

秋の夜長、月明かりの許で優雅?に笛でも吹こうかと思い作ることにした。


※本欄には不快な音声が含まれています。

体調の悪い方
胎教中の妊婦の方
音感のある方
はスルーされるか耳栓をして視聴してください。


図面.jpg

水道工事に使う塩ビ管を買ってきて穴を開けるだけであるので簡単なことこの上ない。
しかも管の長さや穴の位置等の寸法はネット上にいくらでもある...
と思ったがそうは問屋が卸さなかった。

上の図は今回作ったG管の横笛の音孔の位置を国内外のネットから拾って原寸大に紙に移したものである(右端が菅尻である)。
孔の位置も全長(唄口から管尻までの長さ、図の左側の数値)もばらばらである。
これは管の内径や孔の大きさや作者の吹き癖も違うので仕方ないことであるがそれにしてもばらけすぎている。
今回は内径16mmの管を使うのでそれに合う2個の図面を採用した。
音孔は低い方で小さく開けた後チューナーで調整することとした。
左手で塞ぐ3個の音孔は距離が近すぎるので1個管の裏側に開けて親指で操作することにした。
そうすると人差し指が余るのでもう1音高い所に穴を開けて音を出易くした。
運指が変わるのでちょっと戸惑う。
菅尻の白いテープは装飾ではなく管の長さが足りなかったので2mm程のリングを付け足したものである。

菅尻.jpg


次にちょっと短いA管を作った。
作り方はG管と同じである。
白いテープは失敗作の管を再利用しようと以前開けた穴を塞ぐために貼ったものである。

次は尺八である。

図面は横笛と同じようにネットに沢山あるがそれほどの差はない。
最も信頼の置ける数式を多用して科学的と思われる数値を出していたものを採用した。

内径20㎜の塩ビ管を名前の通り1尺8寸(545mm)にカットする。
塩ビ管の厚さは3mmと薄いので通常はを継ぎ手のソケットを付けて肉厚にして唄口を加工するが今回は塩ビ管のみで作ることにした。



唄口.jpg


尺八は5個の穴で12音を出さなければならないので穴を半分塞ぐとか唄口へ吹き込む息の向きを変える(メリ・カリ)とかの技術の習得が必要である。
そもそも音を出すのが難しいので今回は穴3個の開閉で演奏できる曲でお茶を濁した。

若い頃フルートを吹いていたが今回笛を作るにあたり略50年振りに出して吹いてみた。
音色、音程、リズム、息継ぎ、運指全てダメダメであったが楽器自体はしっかりしているのでボケ防止も兼ねてこれからも練習していこうと思う。


6 件のコメント
1 - 6 / 6
hijiakeさん、自作の塩ビ管笛、とてもユニークですね!秋の夜長に響く音色が想像できます。フルート経験がまた活きてきそうで、音楽と人生の再会も素敵です!
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> STうち さん

老人ホームで人気者になるのが夢です。
コメントありがとうございました。
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> えびふらいのしっぽ・ふろしき・ひよこ@ビンゴ毎月開催😅🤭 さん

コメントと大量のチップありがとうございます。
hijiake
hijiakeさん・投稿者
ベテラン

>> Y. Daemon@ポリアモラス さん

ピタゴラスに感謝です。
コメントありがとうございました。
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