米国 MVNO探索-その1- AOW Global sim【体験レポ】
1年ぶりの米国出張にきているので、これまでに溜め込んでいたMVNO-SIMの利用状況を体験レポしてみたいと思います。
まず-その1-として、ずっと温めてきたAOW(AlwaysOnline Wireless、カナダ)社のグローバルSIMを試してみました。
AOW simについては、既に「開封の儀」を↓に書きましたが、
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/20615
米国用SIMとしてはお馴染みのZIP-sim(旧Ready-sim)を吸収傘下に収めたAOW社が、世界各国で利用可能(都度、対象国を選択)なGlobal-simサービスを今年6/15に発表/発売したので、そのキャンペーンで入手したsimを今回使用してみたものです。
Appleのe-simサービス(Apple-sim)のサービス選択肢にもGigSkyと併設されているAOWなので、新たな独自simサービスの提供開始とあって、楽しみにしていたものです。
特徴としては
① 米国・1GB/$7.99/15日(例)と使いやすいお値段
②日本国内で、アクティベーションやMyPageの設定が可能
③プランの選択や追加購入が容易
④購入プランの開始・希望日時を自由に指定できる
➄APNプロファイルは管理アプリに収納されているので、簡単インストール(mineoと同じ)
特に④は現地到着便の日時を指定しておくことで、到着と同時にサービスが開始され、有効期間を無駄なく利用することができるのが有難いです。(全て日本国内で事前指定/設定が可能で、また出張の予定変更に対しても、開始指定日時以前であれば何度でも予定変更が出来るので超便利です)
体験情報 :
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☆APNプロファイルのインストール(アプリ) これは日本国内でも体験できます。
☆インストール後のAPN表示↓ (Personal HotSpot = テザリング) 用APNしか見えませんが、おそらく基本的に他のAPNも同じで、isp.telus.com (TELUS はカナダの主要キャリア)になっているかと思います。
☆米国内での利用ネットワーク表示は T-Mobile、キャリアバンドルは TELUSになっていました。
☆接続状況としては、シッカリLTEを掴んでいること、国際ローミングにも拘わらず、ローミング元がカナダのキャリアということもあって、PING=96ms と順調でした。
PING= 96ms
DWN= 51.29Mbps
UP = 19.74Mbps
☆IP電話の通話品質は極めて良好。なので悪名高き国内・某社のCD○A2000の音声通話とは比べ物にならないくらい良好な通話でした(笑)
ということで、米国利用として、これは中々の優れものsimと判断しています。。。が~、課題としては、今のところブランクSIMがAOWサイトからのみ入手可能ということの敷居がちょっと高いことでしょうか。(海外発送もしてくれますけど…)
またAOW-simはGlobal simなので、何処の国へ行ってもその場所でプランを選択してデータ接続できるのですが、正直のところ米国と英国以外では便利さ優先のGigSky同様で、プラン価格が割高です。米国専用と考えて利用するのが得策かと思います。
↑は、おまけ jpg として、
プラン購入時の、サービス開始日時指定の様子です。
タイムゾーンと合わせた時刻設定も時差を計算する必要が無いので、とても使い易いです。
以上、AOW-sim 体験レポでした。
@ iPhone SE シムフリー
@ 米国・ナッシュビル、テネシー州
@ AOW社 URL = https://alwaysonlinewireless.com/
自己レス・フォローアップ :
引き続き、AOW-simの接続スピード実績です。
T-Mobileネットワークに接続のまま、PINGは前回同様に 約100ms、DNも30Mbps超えということで、安定しています。実使用感でもとても快適です。
それに先立ち8月5日を過ぎるとすべてのプランが購入できなくなるそうです。
* 本件マルチポストご容赦 > kc_iOS9.2.1さん
傘下のZIP SIMも先般終了しましたので、この業界もいろいろ厳しいのでしょうか。もしかしたら新型コロナ感染症で世界的に海外旅行が減速している影響かもしれませんね。